48番『井戸を掘る一味』

 頼まれもしないのに方々に井戸を掘っていく一党が居て、時々記録の中で発見できることがあります。
 ただ、この一党は傭兵団だったり、商人だったりと、記録に登場する時の様子がまちまちで、実際に確認するには、井戸を見てみる必要があります。
 彼らが掘った井戸であれば、決まってどの様にして作られたのか、工法に不明な点が多く、近隣の井戸を作る方法とは全く似ていないことが特徴です。
 井戸の共通点としてようやく見出されたのは、そこに現在のカザフスタンの辺りで採取される石が多く使われていることですが、これを共通点とすると、あまりに多くの井戸が彼らによって掘られ、周辺の人々によって改修されて使われていることになります。
 一説によれば、彼らは地中に何かを探していて、そのために井戸を掘っているのだと言われていますが、定かではありません。

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