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「ねぇ、じぃじのばぁば」5歳・孫娘

再婚した年に生まれた、夫の初孫。私と血縁はないものの、生まれた時から成長を見ていることもあって完全に情が移り、今では愛おしい存在です。

まだ喋れない赤ちゃんの頃は問題なかったけれど、物心がつくと彼女の中に「人を認識して判別し、カテゴライズする」能力が身に付きます。それ自体は大変喜ばしい成長ですが、血縁がないことで混乱させてしまったのが呼び名でした。

ある日のこと、「ねぇ、じぃじのばぁば」と声を掛けられました。彼女は、夫の前妻さんである「ばぁば」とこっちの「ばぁば」が、どうも同じ括りではないらしい、と踏んだようです。「本当は何て呼んだらいいの?いつもじぃじと一緒だから、じぃじのばぁばでいい?」

夫の長女一家とはいつも夫婦で会うため、物理的にユニットとして捉えられたのでしょう。彼女にとっては生まれる前からステップファミリーに組み込まれてしまったせいで、ややこしくて申し訳ないことをしました。

しかし、私はじぃじ所属ではないので、「私は『なおこばぁば』って呼んで」と言っておきました。そのうち、彼女たちにもこの呼称の意味が分かる日が来るのでしょう。何だ、そういうことか…って。

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