野口悠紀雄「超」整理法【ずんだもん解説】
野口悠紀雄氏の著作
『「超」整理法3』に基づき、
情報洪水時代に対応するための
動的な情報処理システム
「バッファ理論」
について解説します。
従来の整理法が
一定量の情報を管理する
「静的な方法」
であったのに対し、
本書は膨大な情報の流れ
(フロー)を制御する
「動的な方法」
を提唱しています。
従来の方法が通用しない理由
現代の非定型な仕事
(論文作成やクリエイティブな作業など)
では、
従来のマニュアルや
分類に基づいた整理法には
限界があります。
分類不能
新しい課題に直面した際、
既存の項目に分類できず
「その他」
が膨れ上がります。
重要度の判断困難
最初の時点で、
どの情報が後に重要になるかを
見極めることは不可能です。
思考錯誤のプロセス
仕事はやり直しが前提であり、
どの段階の資料を廃棄すべきかの
判断がはっきりしません。
解決策:バッファ理論
情報を
「受け入れバッファ」と
「廃棄バッファ」という
2つの衝撃吸収装置を通じて処理します。
受け入れバッファ
外部から入ってきた情報を
一切分類せず、
とりあえず放り込む場所です。
何があるかすぐに把握でき、
空き時間に
すぐ処理できる場所に置くことが重要です。
廃棄バッファ
すぐには捨てられないが、
差し当たり不要と思われる情報を
置いておく場所です。
(PCの「ゴミ箱」のような機能)
これにより、
情報のカオス化を防ぎつつ、
必要になった時に取り出す余地を残します。
メモへの応用(知的生産の技術)
この理論は、
単なる書類整理だけでなく、
デジタルメモの管理にこそ
真価を発揮します。
動的な管理
メモを貯める場所を
「完成されたデータベース」
ではなく
「一時的なバッファ」
と見なします。
漸次的(ぜんじてき)な加工
ある程度時間が経ち、
問題意識が明確になった時点で
メモを「作業用フォルダ」へ移動し、
編集や統合を行います。
アウトプットへの直結
最終的に
論文や動画などの形に
出力(アウトプット)し、
使用したメモは
すべて廃棄フォルダへ移動させることで、
システム内の秩序を保ちます。
まとめ
『「超」整理法』の本質は、
情報を完璧に分類しようとする執着を捨て、
バッファを利用して
「とりあえず保持し、必要に応じて加工する」
という
時間の流れに沿った
柔軟なシステムを構築することにあります。
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チップは気にしなくてもいいです。読んでコメントを頂けるとうれしいです。
