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家事を制するものは人生を制す。仕事家事育児をギリギリ回すために実践してる限界ゆる時間術


ワーママの日常は、あらゆる嘆きとともに営まれる。

「うわ、今日作り置きしなきゃいけない日かよ……」
「げ、最悪。洗濯用洗剤切れてんじゃん……」
「がびん、息子の水着の名前タグ、1回で剥がれちゃったんかい……」

「うわ」「げ」「がびん」を口にするたび肩の力が抜け落ちてしまうが、脱力したまま浮遊しているわけにもいかないので嘆きながらも手と頭を動かす。

我ながら、気持ちの良いほどの限界っぷりだな。
でも、限界だけど、良い具合に「ギリギリ」で保ってるんだよな。

幸いなことに、今まで家事が回らなくて家族の日常が著しく崩壊したことはない。
「これって時間術っていえるのか?」と内心己を怪しんでいる部分を抱きつつも、日々私が実践している時間術というか、小ワザというか、限界すぎるアレコレをここに書き記しておこうかなと思う。
(参考になるかな……不安)




🧺仕事と同じように家事のリソースを確保する


家事って毎日当たり前のようにこなしているから忘れがちだけど、当日締め切りの鬼短納期タスクじゃね?と感じている。

家庭にもよると思うけど、我が家は毎日1回は洗濯機を回さなきゃいけないし、食洗機は3〜4回稼働させなきゃ食器がないし、2日に1回作り置きをしておかなきゃ我が家の食べ盛りメンズ(35歳+3歳)がおかずを食べ尽くしてしまう(絶望)。

この日、この時間に、この家事をしておかなければ、暮らしが円滑に進まない。
毎日必ずこなさなければいけないタスクというものが、誰からリマインドされることもなく降り注いでくる。
家事というのはそんな容赦ないスパルタ上司のようなものなのだ。

そんな鬼上司を噴火させぬよう、私は朝イチ必ずタスクを整理するようにしている。
タスクの内容とともに、何時にそれを進めなければいけないか、時間まできっちりと。

特に家事は、仕事より優先順位を下げるべきという感覚が働いているからか、何時にどんな家事をこなすと明確に決めておかないと絶対に動けなくなる(経験談)。

確実にやり切らねばならぬタスクなのに、毎日当たり前のようにあるからこそ優先順位が下がりがち。
これ、家事の恐ろしいところなんだよな。

なので、家事は仕事と同様に、きちんと自分のリソースを割いてこなすべき重みがあることを再認識するため、仕事と横並びでリストアップして朝を迎えるようにしている。
私にとって、仕事と家事は同等の重みがあるタスクなのだ。

いつだかのタスク一覧。
めっちゃ頑張ってて草。
(ここに書いてはいないけど、お弁当作りは5時半、夜ご飯作りは16時と決めて
行動してました)


🍳日々の献立は、自分が食べたいもので決める


「ご飯作り」と一言に言っても、そこには無数のタスクが存在している。

冷蔵庫の中の残り物を確認し、食材の残りを確認し、献立を考え、買い足すものをリスト化し、スーパーに赴いて買い物をし、調理をして、盛り付ける。

「このすべてを私一人で執り仕切ってるとかマジで神の領域やん」と己を褒めちぎりたくなってしまう。
(誰も褒めてはくれないので、実際褒めまくってる)

そんな膨大なタスクの中で私が心底辟易しているのが「献立を考えること」だ。

「昨日何食べたっけ」「今美味しい野菜ってなんだっけ」「息子家族の栄養バランス大丈夫かな」「息子この味苦手なんだよな」「今日は何の食材が安いんだろ」とか、考え始めたらキリがない。

最初はあれこれ気にしてしまい、その日の献立を考えるのに1時間以上かけることもあった。
こだわりすぎてしまう己の性分が面倒すぎて、結局時間ギリギリまで献立考案に着手できず、「まぁいいかもうマックで」と最終奥義に手を出すこともザラだった。
(一応言っておくと、マックは大好きです。ただ連日続くのはちょとよくないよなとは思う)

しかし、献立決めに関して、ここ最近は少なくとも15分くらいには抑えられるようになってきたような体感がある。
己を苦しめていたこの献立タイムを短縮できるようになった要因は……おそらく「うっせえ!!私は私の好きなものを食う!!」と吹っ切れたことだろう。

昨日照り焼きチキンを食べたからって気にしない。今日の私はガリバタチキンを食いたいんや。
息子が生野菜を食べれなくたって気にしない。私がサラダを食いたいんや(息子にはそっと「食べる?」と差し出してみるけど)。
煮物が続いてたからって気にしない。私は今日、どうしても筑前煮が食べたいんや。

己の「食欲」という抑えようのない欲情に身を委ねた結果、不毛だった料理の目的地が明確化して、非常にストレスフリーになった。

工数の多い料理の走り出しがスムーズになったことで、後に続く買い物や調理の工程に対する心理的ハードルもいくらかマシになったように思う。

現に、ここ1ヶ月くらいは自炊習慣を無事取り戻すことができ、ファーストフードに頼る機会も格段に減った(1ヶ月以上前は、つわりに苦しんでいてなかなか台所に立てなかった……)。

つべこべ考えず、私は食いたいものを作って食う。
我が家はシェフの気まぐれディナースタイルで、毎日の晩餐を回しているのだ。


🚲遠慮せずパートナーに頼る


家事は女がすると、誰が決めたというのだ。
私は、家事はできる人がするものだと思っている。

夫は出社が基本の会社員。
ただ幸いなことに、毎日19時半頃には帰宅してくれるように仕事を回してくれている(ありがたすぎる環境)。

夫は退社後、帰りのバスに揺られながらいつも「何か買い物ある?」と連絡をしてくれる。

信じ難いことに、3日連続まったく同じ文章。
botやん。笑
おそらく夫もコピペという時間術を活用していると思われる

私は決して、このチャンスを逃さない。

夫が出社する日は、買い物は夫の仕事。
さらに私が息子を風呂に入れている間、食べた食器を洗ったり炊いたお米を冷凍保存したりするのも、夫の仕事。

そして幼稚園の用事や息子の通院など、イレギュラータスクが発生して疲弊してしまったときは、普段私が行う仕事も遠慮なく夫に任せる。

しゃーない、だって私、動けんのだもん。

その代わり夫が動けないときは、私がその分動く。できる範囲で。
(現に今日も夫が体調不良で動けずにいるので、できる範囲で家のことは一人で回している)

しゃーない、だって夫、動けんのだもん。

生きている限り、家事は避けては通れない。
だからこそ、役割をきっちり決めずとも、分担してギリギリを模索していくべきだろうと実感している。

まぁ、要するに無理をする前に誰かを頼ろう、という話だ。
物理的に助けを求められる距離に誰かがいるから語れる、贅沢な話なのかもしれないけれど。

何事も、一人で抱えてこなすことが正解というわけじゃない。
結局は、こなすことがゴールなのだから。

「家事はマイナスをゼロに戻す作業」と、とあるドラマで見聞きした。
できないことはできないと素直に伝えて、まずはどんな手段でもゼロに辿り着かせる。
これに尽きるのかなと思う。


🧹1日の終わりを、マクロな視点で見つめる


とまぁ、いろいろと御託を並べてきたものの、とにかく伝えたいのは毎日ギリギリで回しているということだ。

正直、ギリギリセーフ、とはいかず、ギリギリアウト、になってしまう日もある。
ちなみに、今日は息子の幼稚園の上履きを持たせるのを忘れ、息子には不便をかけてしまった(幸い幼稚園で貸与してくれたそうなのだが、息子は借り物を身につけるのが苦手)。
普通にギリギリアウトどころか、しっかりとアウトな1日だった。

それ以外にも大小問わず、毎日のようにやらかしを生み出している。
早起きしてお弁当を作る予定だった日にはがっつり寝坊するし、マジで仕事に余裕がない日は陽が落ちてきた頃に洗濯物を干してしまうし、掃除機がけや洗面所、トイレの掃除など、生活するのに直接的な弊害がない家事は何かきっかけがない限りどこまでもペンディングしてしまう。
(せめて週1……と思いつつも、後ろ倒ししてしまう。正直優先順位が低すぎて、タスクにすら書こうと思えない)

私は元の性分は、あまりメンタルの強いほうではない。
何かミスをしてしまうとメソメソしてしまうし、なんで他の人は涼しい顔してこなすことが自分にはできないんだろうと自責しまくってしまう。

でも、家事ってどこまでいっても、日常で。
延々と続いていく日常だからこそ、いかに勝ち続けるかが肝心である。
そして、今日1日、家事に勝てたか負けたか、決めるのは自分自身なのだ。

日々の家事は、ミクロではなくマクロで見つめる。
いろいろあったけど、今日も夫と息子は笑っていたし、私も楽しかった。
美味しいご飯を食べて、布団で眠れた。
家族で言葉を交わして、笑い合えた。

あの家事ができてなかった、この家事ができてなかった。
それ以上に、今日1日の幸せだった瞬間を思い出して、目を瞑ろう。
そうして迎えた朝はやっぱりいつもの慌ただしさを纏っているけれど、不思議と心は軽いものだ。

論点ずらしだろって言われたって知らん。
私は毎日家事を頑張らなきゃならんから、心のハードルはうんと下げるのだ。

毎日避けては通れないからこそ、夜寝るときは100点の気持ちで。
これが家事を制する最終奥義である。


明日も私は、5時半に起きて息子の弁当を作る。
今日どうしても私が食べたかった筑前煮を入れて、変わり映えのない混ぜ込みわかめのおにぎりをこしらえ、冷食だって詰める。
(きちんと起きれたら、の話だけど)

帰宅した息子が笑顔でさえいてくれれば、明日の私も合格なのだ!
私のギリギリ勝負は、明日からもゆるく続いていく。


<7/11追記>
いしかわゆきさん主催のnoteコンテスト #私のゆる時間術 にて受賞作品に選出されました!
ありがとうございます🙇‍♀️✨


#私のゆる時間術

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