「フリーランス」って名前カッコよすぎるんで、「自由労働者」とかに変えません?
「なりさんって、なんでフリーランスになったんですか?」
初めましての人とお話しするとき、よくこうした問いに出くわす。
「家事育児と仕事が両立できるように、比較的融通のきく環境で働きたいと思ったので」とか、だいたいそういったことをお返事するんだけど、そうするとだいたい
「お子さん育てながらフリーランスなんて、ほんとすごいです!」
とお褒めの言葉をいただく。
う〜〜〜ん?
これ、私のキャリアの実態伝わってなさそうだな???
そう思ったので、知っている人は知っているであろう私というフリーランスがどれだけ働いてどれだけ働いていないのか、明け透けに書いてみようと思う。
⏰平日のスケジュール
まずは、数ヶ月前までの私の働き方について。
(今は第二子妊娠中で臨月のタイミングなので、お仕事は基本おやすみ中です)
7時:起床、幼稚園の用意
お弁当を作る日は6時くらいに起きるときもあるけれど、基本は7時起床。
息子は朝弱いので、7時半くらいに声をかけて起こす。
我が家の朝食は、トーストorおにぎり+たまごとか、ベーコンとか。
起きたばっかりでお腹もまだ目覚めきっていないようで、息子も食があまり進まず、凝ったものは用意しない。
(どうせ食べないし…しゅん)
息子が横で食事をしている間にXのタイムラインをチェックしたり、1日のタスクを整理したり。
仕事のタスクだけじゃなく、家事のTO DOも洗い出す。
8時半くらいになったら息子のトイレやら着替えやらを済ませ、余った時間で一緒にブロックやら電車やらで遊びタイム。
9時:息子、バスで幼稚園へ出発
〜10時:朝食・朝の家事
家のすぐ近くまで園バスがお迎えに来てくれるので、息子を送り出してもまだ時刻は9時。
もったいないお化けが発動し、息子が残した朝食を平らげた後は、回していおいた洗濯機の中の洗濯物を干し、簡単に部屋の片付けをして、汚れた食器を食洗機へ。
家事をしながらのんびり過ごしていると、あっという間に10時くらいになる。
〜15時:お仕事
ここからは気合いを入れてお仕事モード。
オフライン取材の日はそのまま外出の支度をして出発!ということもあるけれど、だいたいは自宅で執筆したり仕事の連絡を返したりなど、もくもくと作業。
12時くらいを目安に昼食をとるけれど、一人で食べるだけなので30分くらいで切り上げてまた作業再開。
純粋な作業時間だと4時間は確実に取れているイメージ。
〜17時:日によって買い出し→料理
だいたい2日に1回くらい午後の家事・料理が発生する。
本当は週末にまとめて買い出し→作り置きをしておきたいけれど、我が家の男衆はよく食べる&私自身も1週間分の献立を計画する能力がないため…。
献立考えて買い物リスト作る:20分
買い物に行く:40分
料理する:1時間
で、15時から2時間くらいを見て動く。
〜18時:幼稚園へお迎え
〜20時:夕食・お風呂
家に着くのは18時過ぎ、そこから冷蔵庫にあるおかずや冷凍ご飯をチン。
配膳して、食べ始めるのが18時半。
息子は途中でお腹がいっぱいになるのか、集中力が切れるのか、1/3くらい食べたらごちそうさましてしまう(これ、悩みの種)。
で、19時くらいからおもちゃで一緒に遊び始める。
19時半から一緒にお風呂に入って、20時くらいに夕食第二弾が始まる。
〜21時:フルーツタイム、就寝
夕食第二弾は、旬のフルーツ(スーパーでその時期安いもの)からスタート。
フルーツを食べ終えたら、夕食の残りを食べ始める。
21時にはタイムアップと決めているので、急ぎつつ全部完食。
通っている幼稚園では昼寝の時間がないので、布団に入って夜のお話タイムが終わったら、10分ほどで寝落ち。
21時半には眠りにつく。
で、大体は私も一緒に寝落ちする。
⏰土日祝日のスケジュール
土日祝日は基本的に……
は・た・ら・か・な・い
我が家は、家族みんなで過ごす時間が多い。
夫も交友関係が狭いので、基本家で過ごすし、私も家で過ごすことが多い。
息子も、どこかに出かけようとすると、「お父さんと、お母さんと、僕だよね〜!」とうれしそうにする。
(毎週そうなんだけどな…何かのきっかけで不安にさせちゃったりしてるのかな)
朝起きて、ご飯作って、家族でお昼は外食して、そのまま出掛けて、夜ご飯を一緒に食べて、一緒に床に就く。
フルタイム・家族。
朝から晩まで、ほとんどパソコンを開かない。
SNSを覗いている暇もない。
日中は公園に行ったり、屋内プレイパークで全力で息子と遊ぶので、夜には一抹の体力も残っていない。
なので、よほどの用事がない限り、寝落ちしてしまう。
もちろん、これが義務というわけではないので、ガチで外せない(外したくない)仕事などがあれば外に出ることもあるが、そうでない限りは執筆も推敲も、全部平日のお楽しみにとっておく。
どうも、働いてないフリーランスです
月によって変動もあるし、イレギュラーもあるけれど、こうして書き出してみると、いわゆる世のフリーランスに対するイメージとはギャップのある生活を送っているのではないかと思う。
いつか収入についても、これはメンバーシップで公開したいと思うんだけど、正直稼働時間の少ない分、収入もそれ相応になる。
(時給換算したくない。切実に)
もちろん、納期によっては夜少し頑張ってみたりすることもあるんだけどね。
私も、フリーランスになる前はバリバリ働いている自分をイメージしていた。
土日返上で記事を書きまくり、取材で出張なんかも行きまくり、夜もバリバリ働く。
でも、実際育児とフリーランスを同時並行でスタートしてみて、バリキャリフリーランスな働き方は私にはできないなと思った。
一緒に過ごす時間が極端に減れば、「寂しい思いをさせてしまっている、家族に無理をさせている」とモヤモヤが尽きないだろうし、きっと寂しさを埋めようと無理をする。
で、体を壊す。
フリーランスのいいところは、収入も自分次第だし、働く時間・場所も自分次第。
働かなければ、その分収入が減るけれど、「すべて自己責任」というのはあまりにシンプルで、ヘルシーな仕様だと捉えることもできる。
(もちろん、もらえるものはもらいたいけれど)
「フリーランスの収入は青天井」とよくは聞くけれど、その実態は割とグラデーションなのだということを知ってもらえたら嬉しいな。
「フリーランス」を名乗るだけで「すごい人」「めっちゃ仕事してる人」って思われるのが、正直負担だなと感じることがある。
だって、本当は私ももっと頑張りたいもん。
というか、同じ環境でもっと頑張っている人がいるのに、私は頑張れていないんだもん。
だから、いっそのこと、「フリーランス」って呼び方はやめて、「自由労働者」みたいな、もっと身近な感じの名前に変えていきませんか?←
会社員であっても、フリーランスであっても、結局は自分がどう仕事量をコントロールするか、限られた1日の時間を何に使うのかでしかない。
フリーランスにもいろんな人がいて、みんながみんなバリバリやってるわけでも大金を稼いでいるわけでもなく、それぞれのできる範囲で働いているのです。
「このままでいいのかな」って不安になることもしょっちゅうある。
現状をもっとよくできないかと模索したり、塩梅をチューニングしてみようとしたり、つねに試行錯誤。
けど、それぞれに大切にしたいもの、大切にしたい暮らしがあって、基準はさまざま。
雇用の外で働くという心許なさから、世間一般的なフリーランスに対する期待値は高止まりしているのではないかと思うけれど、ほんと、自分ができる範囲で頑張れるのがフリーランス(もとい、自由労働者)なんだよって、わかってもらいたいなぁなんて。
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