詩「忘れんぼうの時計」「ソーダ水のなかの月」「屋根裏の小さな図書館」#3つのお題に空想のひらめきを 【第15回】
3つのお題をそれぞれ詩にしてみました。
参加させていただきます!
忘れんぼうの時計
楽しいことも苦しいことも この針は刻んできた
忘れんぼうの時計よ 針の音(ね)はおぼつかないけれど
ちゃんと聞こえているぞ
楽しいことも苦しいことも この針だけは知っている
嬉しいことも悲しいことも この針は刻んできた
忘れんぼうの時計よ 今はもう時を刻めないけれど
確かに教えてくれたのだ
嬉しいことも悲しいことも この針は知っていたのだ
面白いことも辛いことも この針は刻んできた
忘れんぼうの時計よ 今は 今を刻んでいる
今のそばにあるのだ
面白いことも辛いことも この針が教えてくれる
ソーダ水のなかの月
そう 瓶の中にソーダが入っていた頃は
ソーダ水のなかの月までも 一緒にきらめき
そう 瓶の中にソーダが入っていた頃は
ソーダ水のなかの月までも 一緒に飲み干される
泡が入ったビー玉を 右手から左手へ転がす
そのビー玉は 何よりも美しい
月を失った瓶は 何よりも寂しい
屋根裏の小さな図書館
最後に見たのは いつだったか
その本は そこにしかなかったのに
屋根裏の小さな図書館にしか なかったのに
そこには 小さな古い時計があった
もう針は 止まってしまっていたけれど
そこには 小さなラムネがあった
ビー玉は どこかにいってしまっていたけれど
そこには 知らない誰かの物語があった
そこには 私の物語もあったのだ
あとがき
読んでくださり、ありがとうございます!
日常で感じたことや出来事を、お話としてお伝えしています。
それではまた、お会いしましょう(^^)
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読んで読んでPOP、書いて書いて物語!ありがとうございます(人*´∀`)。*゚+