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mitsuruamano
「おしい生活」
甘野充様の「アマノ文筆クラブ」に参加させていただきます!
私は朝起きて、顔を洗う。タオルで顔を拭き、歯ブラシに手を伸ばした。
歯磨き粉を歯ブラシにのせて、歯を磨く。
歯を磨き終わったら、化粧をする。
化粧時間は限られている。娘が起床するまであと六分。
日焼け止め効果のある下地、三十秒。
なんかずっと使っている信頼感のある下地、三十秒。
お気に入りのクッションファンデ、四十秒。
くま隠しのコンシーラー、二十秒。
テカリを抑えるパウダー、二十秒。
可愛いチーク、十五秒。
モゾっモゾモゾっ。
視界の隅に、毛布の塊。
あんな毛布、洗面所にあったかしら。私はフンフンと鼻歌を歌い始める。その音は、次第に聞き覚えのある可愛らしい声と重なった。
「おはよう、おはよう、ゆげのあさ〜
はなから ここから ぽっぽっぽ〜 ぽっぽっぽ〜」
年長の頃に歌って、大好きな歌。
名前とか、地名とか、お店の名前とか。固有名詞はほとんど記憶において置けない娘だけれど、大好きなものはちゃんと記憶の引き出しにしまっておける。
ほんのちょっとおしいけれど、大切な歌だって伝わってくる。
ああ。今日はご機嫌さんだ。
私は眉毛のない顔で、毛布をゆっくりとめくっていった。
あとがき
読んでくださり、ありがとうございます!
日常で感じたことや出来事を、お話としてお伝えしています。
POPとコラボしませんか?
いつでも参加お待ちしております♪私からもお声がけさせていただきます!
甘野書店にも来てねー!!
それではまた、お会いしましょう(^^)
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読んで読んでPOP、書いて書いて物語!ありがとうございます(人*´∀`)。*゚+