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絵本のストーリー「ちーちゃんとふしぎなうた」

いちふじっ にたかっ さんなすびっ
こううん こううん やってくる

ふしぎなうたが きこえてきた。
ここは ゆめのなかだ
ちーちゃんは そうおもった。

なぜなら おへやのなかに おおきなあかいイチゴがあって、
そのイチゴが うたいながら ゆれているから。
でも なぜだか こわくない。
おおきなイチゴがあることも うたってることも ゆれていることも
こわいはずなのに。

ちーちゃんはあさ おかあさんと けんかした。
けんかといえるかわからないけど、ちーちゃんはとにかく ぷいっとした。
だって おかあさんって なんどもよんだのに、
「ちょっと まってね」
しかいわなかったから。

ほいくえんから かえるときも わざとむすっとしていたし
てはつないであげたけど。
おやつは だいすきな おせんべいだったけど よろこばなかったし
ぜんぶたべたけど。
いっしょにあそぼって いってくれたけど 
おままごとで おかあさんやくは ゆずってあげなかった。

ちーちゃんは おこっていた。

ねるときは てをつないであげたけど、
いつもみたいに くっついてあげなかった。
おかあさんが ちょっと さびしそうなかおをしていたけど、
しらないんだから。

ゆめのなかの おおきなイチゴは うたいつづけている。
ふと、おおきなイチゴが なにかかかえていることに きがついた。

なんだろう
ちーちゃんは ふしぎにおもって おおきなイチゴのまえに まわりこんだ。
すると、「うーぎゃーぁ きゃーぁ ぎゃっきゃ」という さけびごえが きこえて、おもわず みみをふさいだ。
さっきまでは 「きゃ」も「う」も「ぎゃ」も きこえなかったのに。

いちふじっ にたかっ さんなすびっ
こううん こううん やってくる

ちーちゃんは あれ? とめをこすった。
さっきまで おおきなイチゴだとおもっていたものが、
おおきなひとにかわってる。
あかいイチゴがかいてある ぱじゃまをきている。
わたし このひと しってる
ちーちゃんが そうおもったとき、そのひとは また うたいだした。

いちふじっ にたかっ さんなすびっ
こううん こううん やってくる
ちーちゃん ちーちゃん だいじょうぶ
ちーちゃん ちーちゃん ねむれるよ

おかあ・・さん?
ちーちゃんは このふしぎなうたを しらない。
でも なんで おちつくのかが わかった。

いつのまにか スースーという ちいさなおとしか きこえなくなっていた。
ちーちゃんが のぞきこむと、
ちいさなちいさな あかちゃんが すやすやと ねていた。
このあかちゃん しってる
へやにかざってある しゃしんのなかで、このあかちゃんは わらってる。
ちーちゃんが あかちゃんだったころだ。

ちーちゃんが めのあたりをこすると、てに みずがついている
ないていいよというかのように あのうたが ちーちゃんをつつみこんできた。

いちふじっ にたかっ さんなすびっ
こううん こううん やってくる
ちーちゃん ちーちゃん だいじょうぶ
ちーちゃん ちーちゃん だいじょうぶ

「ちーちゃん、ちーちゃん、だいじょうぶ?」
おかあさんのこえだ。
めをあけると、ベッドのうえだった。
「おかあさん、あのね、きのう、かなしかった」
「うん、」
「ちょっとまってね っていわれて ちゃんとまってたのに、
 ちーっとも きてくれなかった」
「うん、、」
「ぷんすかしてて ごめんね」
「ううん、おかあさん ちーちゃんのおはなし ちゃんときけなくて ごめんね。
きょうは ちーちゃんデイになりました。
おはなし たっくさん きかせてくれる?」
「うん!」

そのひの おふろのじかん、ちーちゃんがあのうたを うたっていました。
「ちーちゃん そのうた なんでしってるの?」
おかあさんは びっくりがおです。
すると ちーちゃんは こうこたえました。
「ふふふ おおきなあかいイチゴが おしえてくれたんだよ」



あとがき

子供が赤ちゃんの頃、夜泣き中にやっていた寝かしつけオリジナルソングです。
これを歌うとなぜか寝る確率が高かったです^^
「一富士二鷹三茄子 幸運幸運やってくる
◯ちゃん ◯ちゃん 大丈夫
◯ちゃん ◯ちゃん 眠れるよ」

⭐︎このお話の絵本化は、公開から1ヶ月後くらいに実施する予定です。

読んでくださり、ありがとうございます!
日常で感じたことや出来事を、お話としてお伝えしています。
それではまた、お会いしましょう(^^)

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なみあさむ 読んで読んでPOP、書いて書いて物語!ありがとうございます(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+