「月曜の獅子」
雲の上にある都市に、一匹のライオンが暮らしておりました。
そのライオンは、人間たちからは神様だと思われていました。
だけれど、「神様ではないんだが」と周りの動物たちに困った顔で、いつもいつも漏らしているのでした。
「じゃあ、君は一体何者なんだい?」
そう聞かれると、ライオンはいつもこう答えました。
「僕は、月曜の獅子さ」
動物たちはなるほどと納得した顔をしていたが、心の中では首をかしげているのでした。
ある日、ウサギがぴょぴょんと近づいてきて、聞きました。
「どういうことなの?月曜ってなに?」
雲の上には、月曜がありません。火曜もありません。水曜も、木曜も、金曜も、ありません。もちろん、土曜や日曜も。
だからウサギは(実は他の動物たちも)、月曜なんてものを知らなかったのです。
ここから先は
1,616字
/
1画像
この記事のみ
¥
100
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで
読んで読んでPOP、書いて書いて物語!ありがとうございます(人*´∀`)。*゚+
