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「猫にこんばんは」#アマノ文筆クラブ

甘野充様の「アマノ文筆クラブ」に参加させていただきます!

お題:「猫にこんばんは」


「こんばんにゃ」
「「サリー、こんばんは」」
瞬きを3回。
この町では、猫が挨拶するのか。
そして、この猫は青い。尻尾にはヒレのようなものが付いている。

僕は隣の隣の隣の町から来た。まあまあ大きな雑貨屋を営んでいる。
今日は、何か珍しくて新しくて流行りそうなものがないか視察に来たのだ。
にこやかで優しい老夫婦の宿はとても良かった。今度、家族で来てもいいかもしれない。
ただ、これといって商品になりそうなものはなかったから、明日の朝イチの電車に乗ろうと思う。
店仕舞いを始めた商店街のアーチをくぐり、宿に戻ろうとした。そうしたら、その光景に出会ったのだ。

その猫の耳には、キラキラと輝くピアスがついている。
靴がコンクリートを蹴った。
「こんばんは」
「・・こんばんにゃ」
さっきより低めの鳴き声。
揺れるヒレが邪魔でピアスが見えない。

「・・教えてあげてもいいけど、きっとあなたには似合わない」
僕の吐息が白く見える。
「それは・・どこで・・」
「私が作ってる」
「1組・・いや、10組買いたいんだ」
「これならいい」
猫は器用に手で耳をかく。
ピアスの片割れが地面に落ちた。
「・・ありがとう」
拾い上げて目を上げると、猫はもうそこにはいなかった。

翌日、早々に電車で帰った僕は、妻にその町の宿の素晴らしさを語った。
ピアスは



あとがき

!追記!
「ピアスは」の続きは、
うみにゃーのこともピアスのことも記憶に残らないことを表したくて、書いていないです!

うみにゃーのサリーは、浅瀬に住む生き物です。うみにゃー家の母親です。

その町で起こる物語は、ここでも読めるよ!


読んでくださり、ありがとうございます!
日常で感じたことや出来事を、お話としてお伝えしています。
それではまた、お会いしましょう(^^)


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なみあさむ 読んで読んでPOP、書いて書いて物語!ありがとうございます(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+