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映画「キングダム 魂の決戦」

壮大な物語は終わらない
〜to be continued〜

キングダムを観るたびに思う。
もちろん、いい意味で。

壮大な物語であることは重々理解しているのだけれど、
漫画を全部読んだわけでも、歴史オタクでもない私は、
5作目ともなると、そろそろ完結するのでは?
なんて勝手な妄想を抱きながら観てしまう。

そして毎回、同じことを思うのです。

今回も序盤で思いました。
というか、気が付きました。

前作を復習してきたこちらには、
丁寧すぎるほどの振り返りと、
それぞれの将軍や国の説明がありました。

今作から初めて観る人でも、それなりに楽しめる構成にしてあるのかな、
と最初は思ったのですが、

ああ、また
to be continued
なんだね、と。

監督も役者さんも、ほんまにがんばるなあ。

言い方が合っているかわからないけれど、
これはスター・ウォーズやアバターのような、
大きな企画型映画なのかもしれません。

映画好きな私としては大歓迎ですし、
ここまでお付き合いしてきたので、
もちろん最後まで見届けるつもりです。

なんなら、ガウディ企画型映画として、
「永遠に終わらない映画」というのも面白いかもしれません。

『キングダム』シリーズを観ていて、
毎回思うことがもうひとつあります。

とにかく、映画館で観るべきエンターテイメントだということ。

これほどの豪華な俳優陣を、
一度にスクリーン上で観られることは滅多にありません。

今回も、実力派・主演級の俳優陣に加えて、
Netflixドラマ『サンクチュアリ -聖域-』の熱演で話題となった一ノ瀬ワタルさん、
同じくNetflix作品でも活躍されている三吉彩花さん、
しれっと復活していた田中圭さん、
病を克服して久々に登場された坂口健二さんなど、
話題のあの人たちを一度に鑑賞できてしまう贅沢さ。

前作の目玉だった王騎将軍・大沢たかおさんのプレイバックもほんの少しあり。

そして今作の目玉は、
万極(まんごく)役の山田裕貴さんだったように思います。
とても魂のこもった熱演でした。

最近、ドラマ『VIVANT』の壮大な撮影裏話をテレビで目にすることが多いのですが、
この『キングダム』も、それと同等か、それ以上に過酷なロケ現場で撮影されているのだろうなと想像すると、
そのありがたみが増します。

そもそも、みんなあんなに上手に馬に乗れるん?
すごいやん!?
と思うのは私だけでしょうか。

物語の壮大さをそのままに、
豪華な俳優陣の熱のこもった演技をスクリーンで堪能できる。

これは『キングダム』ならではの贅沢です。

映画にコスパという言葉が適切かどうかはわかりませんが、
あるとするなら、確実にコスパのよい映画だと思います。

観て損はない。
たぶん。

次回作でも、私はきっと今日のことを忘れて、
「次こそ完結するのでは?」
と期待しながら観に来るのでしょう。

それでいいし、それがいいのです。

『キングダム』
壮大な物語は終わらない。


2026年/日本/134分/G
配給:東宝、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
公開:2026/7/17
評価:★★★★☆(4.0)
鑑賞:2026/8/1

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