子連れソウルで感じたこと
春休みにソウルへ家族旅行にいきました。
2泊3日の短い期間にさまざま気づき、感じたことがあったので記します。
やさしいまなざし
わが家にはふたり子どもがいます。
この春から中学生の娘と、小学3年生の息子です。
傍からみると娘はほぼ大人で、8歳の息子は“男の子”。
この息子に向けられる視線(特に中年以上のおばさま方)が
とにかくやさしいのです。
電車のなかで親子でしゃべっていると
息子の隣に座ったおばちゃんが目を細めてうなづいてる。
外国でのお買い物チャレンジ中、
レジのなかのおばさまはこれまた目を細めて
時折ことばをかけてくれ(内容はわかりませんが)
やさしく待ってくれる。
おかげで、息子はあわてずにお金をお財布から出せるし、
もたつきながらもおつりをお財布にもどし、
商品をリュックサックにしまう
ということがひとりでできました。
やさしく待ってもらえない環境だとどうなるか。
母である私がすぐとなりで見守り、
少しでももたついたら手を貸してしまっていたでしょう。
やさしく待ってくれるかもしれないけど、
それを試す機会が日常ではなかなか持てないと思っています。
やさしく待ってもらえると感じる
やさしいまなざしは、
親子の挑戦を寛容にするのだなと感じました。
他人に関わってくれる
8歳の息子はまだ身長が大人の胸にとどかないくらいの身長なので、
ごくごくたまに、間違えて私(母親)じゃないひとの隣について
私だと思って話し始めるということがあります。
今回の旅行中にもある店内でママと思ってしばらく話してたら、
まちがえちゃった!ということがありました。
後から聞いてみたら、顔をみあげて「えー!」ってなったとのこと。
その方は地元韓国の女性でした。
店を出て、別の場所への移動のため歩いていると
後ろから声をかけられました。
韓国語がわからないので正確にはわからないのですが、
先ほどの間違いの一件のことを話してくれたあと、風船を手渡してくれたんです!
風船はさっきいたお店のもので
お店の外、エレベーターを降りてきてまで追って来て
プレゼントしてくださいました。
「ひきつづきいい時間をすごしてね」
きっとこんな意味であろう言葉かけてくれた後
女性と連れの男性はいってしまいました。

家族みんなあっけにとられてしまい、
「カムサハムニダ~」を伝えるので精一杯でしたが、
みるみるこみあげてくるものが。
お店からわざわざ追いかけてきてくれたこと
息子の間違いだったのに、
風船を購入してまでプレゼントしてくれたこと
あとからあとから考えて
ふたりのやさしさにぶわーっと涙がでてきました。
ふだん泣くことが少なくなった息子の目にも
じんわり涙が。
ひとのやさしさに触れて感動しちゃう体験に
感動してしまいました。
また翌日にも見ず知らずのかたにプレゼントをされました。
UFOキャッチャーでぬいぐるみをプレゼントしてくれた若者。
息子がことごとく取れずにいたのをみていたのか
「プレゼント!」と言って
ポケモンのカビゴンを手渡してくれました。
さすがに弟ばかりがプレゼントされ娘は少々不満気でしたが・・
家族みんなでソウルのひとのやさしさに感動する体験となりました。
子育てのしやすさって?
子育てがしやすい/しにくいって具体性にかけていて、
いまいちどういうことかぼんやりしていたのですが、
今回の体験でこういうことかもと思いました。
やさしいまなざしと
小さな関わりです。
子育てに限らず、まわりのひとのやさしい視線って
思っている以上に影響があるのかもしれません。
日本にもどって自宅に帰る途中の電車内で、
ずらっと座ったひとが全員スマホの画面をみていて
自分に向けられた視線ではないけど
感情のない(ように感じる)視線はちょっと冷たく、ズキッと感じました。
わが子への関わりから
公共の場でのひとびとがつくる雰囲気
という新たな着眼点を得る旅行でした。
