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”ポピュレーションアプローチ”とであい考えたこと

浦安市の社会人の学びの場、
うらやす市民大学の今年度の授業で
対話が取り上げられます。
そのうちの一コマで、
講師をつとめさせていただくことになりました。
授業を担当される先生は、公衆衛生がご専門です。
すこし前に、ご挨拶を兼ねて講義を見学におじゃましました。


ことばとのであい

講義は、自殺率のお話からはじまり、
昭和時代の生活地域のお話、
対話がひとの健やかな一生に欠かせないという
自分が考えていること、ナナメの関係について発信していることと
ぴったり重なる内容で驚きました!

「対話」と「公衆衛生」?
最初はこの組み合わせを意外に感じていて
どう結びつくのかわからなかったのですが、
”ポピュレーションアプローチ”ということばを理解するうちにだんだんと
ふたつが結びついてきました。

ことばの意味

ポピュレーションアプローチとは
集団に対して働きかけ、全体的な健康増進を図る手法です。
初めて耳にしたとき専門用語だと思いました。
対義語がハイリスクアプローチ。
問題を抱えた対象に絞って介入する手法です。
ポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチを比較した
厚生労働省のWEBページの資料を抜粋します。

ポピュレーションアプローチ 
対象  低リスク群
役割  主として一次予防 
利点 ・集団全体に効果が及ぶ
   ・集団全体としての発症者の減 少効果が大きい
   ・ 集団からハイリスク者を選ぶ 手間が省ける 
欠点  ・個人への効果が低い
   ・不十分な介入の場合、健康格差縮小の効果が低い
   ・漫然と実施した場合、費用対 効果が低い

ハイリスクアプローチ
対象 高リスク群 
役割 主として二次予防 
利点  ・方法論が明確で、対象を把握し やすい
   ・個人への効果が高い 
   ・対象を絞ることができる 
欠点  ・成果は一時的、限局的なことが多い
    (事業終了後、維持するのが難しい)
   ・集団全体への波及効果が小さい
   ・スクリーニングの費用がかかる

引用:公衆衛生がみえる2020~2021 一部改変

はじめてであう言葉でありながら、
予防的である
という点に強く惹きつけられました。
(あとハイパー!な感じでかっこいい感じも✨)

対話の場は社会インフラ

私は地域で
”誰もが参加できるやさしい対話の場”をつくる活動をしています。
悩みがなくてもお互いが話すことで、
(対するお悩み解決のための対話は、ハイリスクアプローチ)
ひとりひとりが元気になって、
地域全体が元気になることを目指しています。

今回、自分は地域を考えている時点で
公衆に目がむいているということなんだと思いました。
悩みや課題解決のためではない、予防的な手法として”話す”
という点がポピュレーションアプローチ的なのかも、と。

対話の場は元気な地域に不可欠な土台です。
みんなに必要なインフラとして機能していく必要があると改めて思いました。

対話の場づくりは元気な地域の土台づくり

講義を見学させていただいたおかげで、
活動の捉え方に新たな視点を得ることができました。
ナナメちゃんの活動は、
いわゆる地域づくり、まちづくりと呼ばれる範疇にあります。
まちづくりの土台(器のようなもの)をつくるのに
ポピュレーションアプローチをとっているという見方です。

個人の問題になる前に、
根っこにある社会的課題を認めてアプローチする。
孤立を減らすため(健幸なひとを増やすため)
対話する機会の創出にひきつづき取り組んでいきたいと思います。

土台へのアプローチなので時間がががります。
今後も時間をかけて取り組もうと
気持ちを新たにすることができました。


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