いい子とは、大人にとっての「都合のいい子」のことです。
こんにちは、ほんたんです!
親はつい、「なんでうちの子どもは言うことを聞かないんだ」、「なんでいつもこんなにうるさいんだ」、「もういい加減勘弁してくれ」と考えてしまいがちです。
いつも親の言うことをよく聞いて、わがままも言わずに、ずっと静かにしている。そんな子どもが「いい子」の象徴のように思ってしまいますが、そんな子どもが本当によく育つとは思えません。そんなお話です。
親の都合
子どもが本当は「もっと遊びたい」と思っているのに我慢しているだけかもしれないし、「抱っこしてほしい」と思っているのに空気を読んで言えないだけかもしれないんです。
大人からすると聞き分けが良く見えるんですが、本当は親の顔色を窺っているだけです。
親が先回りして何でもかんでもやってしまったり、注意ばかりしてしまうと、子どもは「自分はダメなんだ」と思ってしまいます。その欲求不満が溜まっていくと、最終的には非行や犯罪に走ってしまいます。
非行や犯罪に手を染めてしまう人たちはほとんどの場合が、親に厳しく育てられた過去があるそうです。親にわがままを聞いてもらえずに、ただひたすら我慢をさせられて生きてきた。そういう人が不満を爆発させてしまうんです。
これだけは覚えておいてほしい
これだけは読んでおいてほしい文章があります。ちょっと長いですが引用します。
「佐々木正美先生の文章をパクってインプレッションを稼ぐな!」というアンチからコメントがありましたが、そんなことよりも多くの人に知ってほしいと思うのでスルーしまておきます。以下、引用です↓
一般的には、親や社会に都合のいいことが長所で、都合の悪いことが短所だとされてしまっています。
けれど子どもが幼いときから自分の気持ちを抑え、我慢をするのは立派なことに見えるけれども、実は自分を見失うことでもあるのです。大きくなったとき、自立を妨げることでもあります。
年齢にもよりますが、どの程度の抑制、我慢なら自立につながり、どの程度なら逆に自立を妨げてしまうのかは親が注意深く見守るべきです。
たとえば心身に障害を持った子のきょうだいというのは、幼いときから親の苦労をとてもよくわかっているので無理を言わず、非常に協力的です。ところが、思春期のころになると、こうした子たちのうちかなり多くに、自立性や自主性が乏しい傾向が見られ、情緒が不安定で荒れやすくなる、ということがあります。いわゆる「思春期危機」という状態になりやすい。
なぜかというと、小さいときに「いい子」でありすぎたためなのです。障害児のきょうだいにかぎらず、「いい子」というのは聞き分けがよく、わがままを言いません。けれどそれは自主性、主体性、自分の希望を極度に押し殺しながら、大きくなってきた結果です。
自分が自立していくための道をしっかり見極めなくてはならない思春期になって、自分というものが見えてこないわけです。そのため思春期ならではの混乱を起こしやすい。
「いい子になってほしい」と願って、親に都合がいい部分だけ認めて、少しでも都合が悪いことは短所として直すようにいかせていると、一見「思い通りのいい子」に育っていくかもしれませんが、これはいいことではありません。
「いい子」というのは親にとって「都合のいい子」でしかないからです。
私はいつも「いい子だからかわいがるのではなくて、かわいがるからいい子になるのですよ」とお話します。「いい子になれなければお母さんに抱っこしてもらえない」という子は、たいへんな我慢をしているのです。とてもかわいそうだと思います。
幼いうちから「抱っこしてー!」「もっと遊んで」とわがままを言わず、ずっと我慢をしすぎて「自分」を出さずに育ってしまった子が、大人が考える「いい子」です。
少しでも自分の子どもにそういう傾向があるな、と思ったら、何歳からでもうんと甘やかし、抱っこしてあげてください。
「いい子」はどんな食事を出しても好き嫌いを言わず、残さずにほぼきちんと食べるかもしれませんが、「今日は何が食べたい?」と聞くと「なんでもいい」と答えてしまう子かもしれません。
まず、子どもの一番好きなものを作ってあげたり、わずかでもお遣いを渡して好きなものを買わせてあげたりしてください。そして、いつでも、どんなことをしてもお父さんとお母さんはあなたのことが大好きなのだ、という心を繰り返し繰り返し、伝えつづけてあげてほしいと思うのです。
著者 佐々木正美

この本を読んでから、娘のわがままをちゃんと受け止めるようにしています。ほんとにちょっとだけでもわがままを聞いてあげるだけで、子どもはころっと満足するんです。
ちょっと抱っこするとか、少しだけ話を聞くとか。お腹が空いたというなら、アメ玉をあげるとか。たったそれだけで、また元気いっぱいに戻っていくんです。信じられないかもしれませんが、本当です。やってみて。
子どもはただ、「自分の気持ちを受け止めてほしい!」と泣き叫んでいるだけです。そこだけは親としてわかってあげてほしいです。
というわけで
親の都合のいいように育てるのではなく、ありのままの子どもを受け止めてあげてください。それが積み重なっていくことで、子どもは自己肯定感を持つことができるんです。
ぼくもまだまだ修行中ですが、まずは娘の「ちょっとしたわがまま」を、ちゃんと受け止められる親でいたいなと思います。おしまい。
いいなと思ったら応援しよう!
いつも読んで頂きありがとうございます。
サポート頂いたお金は、すべて娘のダンスレッスン費用にさせていただきます!