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家具・インテリア雑貨ECとは|市場規模と成功させるポイント、成功事例を解説

こんにちは!NA×NAです。

ECベンダーとしての視点から、業界のトレンドや課題を的確に把握し、最適な情報配信を行っています。ECサイト(オンラインショップ)の立ち上げから、売上UPや顧客満足度向上など、EC運営のサポートしています。

EC業界に限らず、幅広い分野・業界の知識を活かして正確な情報配信を心がけています!


近年、家具・インテリア雑貨のEC市場は急成長を遂げています。

自宅で手軽に商品を購入できる利便性から、特に若年層を中心にEC化が進んでおり、今や生活に欠かせない購買手段となっています。

従来、家具やインテリア雑貨は実店舗で購入することが一般的でしたが、大型店舗が郊外に集中し、さらに忙しい日常を送る人々がオンラインでの購入を選ぶ傾向が高まっています。

本記事では、EC市場の規模や成功事例、売上を高める施策など、家具・インテリア雑貨ECの最新トレンドを詳しく解説します。


家具・インテリア雑貨ECとは

家具・インテリア雑貨ECとは、家具やインテリア雑貨をインターネットを通じて販売するオンラインショッピングのことです。

これには、ソファ、テーブル、ベッドなどの大型家具から、照明、カーテン、クッション、雑貨類などの小物まで、さまざまな商品が含まれます。

消費者は、ECサイトを通じて、自宅にいながらにして商品の詳細情報や画像を確認し、購入手続きを行うことができます。

ECサイトの利便性が高まる中、家具・インテリア雑貨ECは、実店舗に足を運ばなくても、手軽に自分のライフスタイルに合った商品を選ぶことができるため、特に忙しい現代人や地方に住む人々にとって大きな魅力を持っています。

配送や組み立てサービスなども充実しており、購入から設置までの手間を省ける点も人気の理由です。

家具・インテリア雑貨ECの市場規模とEC化率

以下は、経済産業省が発表した「電子商取引実態調査」に基づき、生活雑貨・家具・インテリア販売における2014年から2023年までのEC市場規模とEC化率の推移を示したグラフです。

家具・インテリア雑貨EC市場は、家事雑貨(食器や台所用品など)、家事用消耗品(洗剤やティッシュ等)、一般家具、インテリア(カーテン等)、寝具類で構成されています。

2023年のBtoC-EC市場規模は2兆4,721億円で、前年比5.01%増加しました。

EC化率は31.54%で、家事雑貨や消耗品が売上の約7割を占めています。

生活雑貨・家具の年間平均支出は、2019年と比較して増加しましたが、2022年と比べて減少しました。

コロナ禍では、外出制限により日用品のネット購入が増加しましたが、2022年からは需要が落ち着き、2023年もその傾向が続いています。

家事雑貨や消耗品は品揃えとコストのバランスが課題となり、サブスクリプションサービスや「ついで買い」が市場拡大を支えています。

家具やインテリア商品は巣ごもり需要の落ち着きと外出機会の増加により市場の伸びが鈍化していますが、EC販売に適しており、拡張現実(AR)やAI技術を活用して、消費者の購買意欲を引き出しています。

EC業界の市場規模について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

家具EC・インテリアEC業界でEC化が進む理由

家具EC・インテリアEC業界でEC化が進む理由には、いくつかの重要な要素があります。

ECサイトの方が取り扱える商品が豊富

実店舗では限られたスペースに商品を陳列するため、取り扱える商品の種類や数が制限されます。

そのため、消費者は選択肢が限られてしまうことが多いです。一方、ECサイトでは、物理的なスペースの制約がないため、豊富な商品を取り扱うことができます。

消費者は自宅から多くの商品を比較・検討できるため、より自分のニーズに合った商品を選びやすくなります。

配送需要が高い

家具やインテリア雑貨は大きなサイズや重量のあるものが多いため、購入後の配送が必須です。

ECでは、商品を自宅まで直接配送してくれるサービスが標準となっており、消費者にとって大きなメリットとなります。

大型の家具やインテリアは店舗から直接持ち帰ることが難しいです。そのため、ECで購入することで手間なく自宅に届けてもらえる利便性が高まっています。

自宅で採寸しつつ買い物ができる

家具やインテリア雑貨を選ぶ際、実際に部屋に合うサイズかどうかが重要なポイントです。

ECでは、自宅で自由に採寸しながら商品を選ぶことができるため、購入前に部屋に合うかどうかを確認することができます。

また、最近ではAR(拡張現実)技術を活用して、スマートフォンで自宅の部屋に家具を仮想で配置してみることができます。

これにより、より適切な商品選びが可能となり、購入の際の不安が減ります。

家具・インテリア雑貨ECの成功事例5選

ニトリ

ニトリは、国内のインテリアECで大きな存在感を持つ企業です。

オンラインサイトは細かく商品が整理されており、実店舗では見つけにくい商品も簡単に確認できます。オンライン購入では11,000円以上で送料が無料になり、特に中〜大型家具を購入する際に便利です。

また、店舗受け取りサービスを利用すれば、送料や手数料が無料になり、自宅で配送を待つ必要もなく、手軽に購入できます。

https://www.nitori-net.jp/ec/

無印良品

無印良品は、「MUJI passport」アプリを提供し、店舗チェックインでマイルが貯まる機能や、誕生日特典、インテリア相談機能を搭載しています。

さらに、店舗受取サービスを強化し、大型家具や家電にも対応。2024年には後払い決済サービス「つど後払い」「atone翌月払い」を導入し、支払い方法を増やすことで、より気軽に商品購入を促進しています。

これにより、実店舗への来店促進とECでの購入を同時に狙っています。

https://www.muji.com/jp/ja/store

IKEA

IKEAは、北欧発のブランドで大型店舗を各地に展開し、低価格で商品を提供しています。

オンラインでは送料無料サービスはなく、配送料が商品によって異なりますが、店舗がアクセスしづらい場所にあるため、送料も妥当と言えます。

リーズナブルな価格でモダンなデザインの商品を提供しており、コストパフォーマンスが高いです。

実店舗運営に加え、ECサイトの需要も大きいと言えます。

大塚家具

株式会社大塚家具は、ECサイトの集客や機能改善を通じてEC事業強化に取り組んでいましたが、2021年にヤマダホールディングスの完全子会社となり、上場廃止しました。

2022年には吸収合併され、現在はヤマダ電機の「大塚家具事業部」として展開されています。

2020年4月期の大塚家具のEC売上高は4億9,500万円で、全体の売上に占める割合は1.4%と、ニトリや良品計画に比べて低い数字となっています。

LOWYA

LOWYAは、EC市場で事業を展開しており、2024年3月期の売上は160億円です。

初めは「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」などのモール型ECで販売していましたが、価格競争と物流コストの上昇により自社ECサイトの構築。

LOWYAの急成長は、適切なターゲット設定とWebマーケティングの成功により、トレンド性の高い手頃な価格帯の商品を提供し、SEOを向上させて訪問者数を増加させたことにあります。

EC業界の成功事例について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

家具・インテリアECを成功させるポイント5選

家具・インテリアEC業界を成功させる5つのポイントは、消費者の購買意欲を引き出し、より多くの売上を生み出すための戦略です。

以下にそれぞれのポイントを説明します。

ブランドの世界観を表現

商品を購入する際、消費者は単に機能性や価格だけでなく、購入後の生活のイメージも重要視します。

ECサイトでは、商品の魅力を引き出すために、ブランドの世界観や商品の使い方を具体的に伝えることが大切です。

インテリアの配置例やライフスタイルに合わせたコーディネート提案を行うことで、消費者が商品の購入後に自分の部屋にどう配置するかをイメージしやすくし、購買意欲を高めます。

商品情報を網羅

ECサイトでは、消費者が実際に商品を触ることができません。

そのため、商品情報を詳細に提供することが重要です。

商品のサイズ、素材、色、使用方法など、購入に必要な情報を十分に提供することで、消費者の不安を取り除き、購入を促進します。

また、高画質の画像や動画を使って、商品の質感やディテールをしっかり伝えることも効果的です。

充実した商品のラインナップ

ECサイトでは、消費者が自分のニーズに最適な商品を見つけやすいように、豊富な商品ラインナップを提供することが求められます。

家具やインテリア商品は、サイズやデザイン、カラーなどが多岐にわたるため、さまざまな選択肢を提供することで、幅広い顧客層に対応できるようになります。

多様な商品を揃えることが、売上向上につながります。

高価格商品だけでなく低価格商品も揃える

高額な家具やインテリア商品に加えて、手軽に購入できる低価格の商品を揃えることも重要です。

すべての顧客が高価格商品を購入するわけではなく、特に初めて購入する消費者や予算が限られている人々には、低価格帯の商品が選ばれることが多いです。

高価格商品と低価格商品をバランスよく取り揃えることで、幅広い顧客層にアピールでき、売上の増加が期待できます。

ECサイトと実店舗の連携

オンラインとオフラインの連携は、消費者にとって非常に便利です。

実店舗で実物を確認した後、ECサイトで購入する、またはECサイトで見た商品を実店舗でチェックして購入するという「オムニチャネル戦略」が効果的です。

ECサイトと実店舗を連携させることで、消費者の利便性を高め、どちらのチャネルでも購入を促進することができます。

また、店舗での体験をオンラインに活かすために、店頭で実物を確認した後、オンラインで注文できるようにするサービスなども有効です。

まとめ

家具・インテリア雑貨ECは、オンラインで家具やインテリア雑貨を購入できる利便性が大きな魅力です。

豊富な商品ラインナップ、詳細な商品情報、世界観の提案、価格帯のバランス、ECと実店舗の連携などを実施することで成功のカギです。

また、AR技術を活用した商品配置や、サブスクリプションサービスの導入が挙げられます。

これらの戦略を実行することで、EC市場での競争力を高めることが可能です。

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