ECサイトのアクセス数とは|アクセス数を増やす6つの方法と目標の立て方を解説
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ECサイトにおいてアクセス数は、売上や成長に直結する重要な要素です。
目標アクセス数を設定し、パフォーマンス指標を把握することは、効果的なECサイト運営する上で欠かせません。また、アクセスの流入経路を理解することで、よりターゲットに合ったマーケティング戦略が立てられます。
本記事では、アクセス数を集める重要性や目標アクセス数の立て方、アクセス数を増やすための6つの方法を紹介します。
ECサイトにおいてアクセス数を集める重要性
ECサイトにとって、アクセス数は単なる数字以上の意味を持ちます。
多くの訪問者が集まることで、商品の認知度が高まり、販売機会も増えるからです。アクセス数が増えれば、潜在的な顧客の数も増加し、その中から購入に至る可能性のある顧客が増えるため、売上向上に直結します。
また、アクセス数の増加は、SEO(検索エンジン最適化)やSNSでの露出、広告など、様々なチャネルでの効果を測るための指標としても重要です。
さらに、アクセス数が安定して増加していることは、ECサイト運営が順調であることの証しとなり、事業の成長を感じられる要素でもあります。

購入最多は「日用品」、購入金額は7割が5000円未満。男女別の利用傾向や利用頻度などをまとめたEC利用調査
上記グラフは2023年実施の調査によるものですが、ECサイトでの平均購入金額は「3,000円~5,000円未満」が最も多いことが分かります。
そして1商品あたりの粗利率は、EC事業者によって異なりますが、ここでは平均25%として考えます。
目標アクセス数の立て方
ECサイトの目標アクセス数を計算するには、目指す売上高、商品の平均購入金額、そして予想されるコンバージョン率(購入率)が必要です。
コンバージョン率とは、サイトに訪れた人のうち、実際に購入した人の割合のことです。例えば、100人がサイトに訪れ、そのうち5人が商品を購入した場合、コンバージョン率は5%です。
目標アクセス数を計算する式は次の通りです。
目標アクセス数 = 目標売上高 ÷ (商品の平均購入金額 × コンバージョン率)
例えば、月間目標売上高が100万円、商品の平均購入金額が1,000円、そして予想コンバージョン率が2%だとした場合、目標アクセス数は次のように計算できます。
100万円 ÷ (1,000円 × 0.02) = 50,000アクセス
この計算式に自分の目標やデータを当てはめれば、目標達成に必要なアクセス数がわかります。ECサイト運営では、このように数字を基にして適切な集客目標を設定することが非常に重要です。
ECサイトのパフォーマンスが測定指標
ECサイトのパフォーマンスを測定するためには、いくつかの指標が重要です。これらの指標は、サイトの訪問状況やユーザーの行動を把握し、改善点を見つけるために役立ちます。主な指標として、UU数、PV数、そしてセッション数があります。それぞれの意味と役割について説明します。
1. UU数(ユニークユーザー数)
UU数とは、「ユニークユーザー数」の略で、特定の期間内にサイトを訪問した個別のユーザーの数を指します。
具体的には、同じユーザーが何度サイトを訪れても、1回としてカウントされます。この指標は、サイトへの訪問者数を測るために重要で、どれだけ多くの異なる人々がECサイトに訪れているかを示します。
ECサイトの集客力を把握するために使います。
例えば、新しいキャンペーンや広告施策が実際に新規の訪問者を集めているかを確認する際に有用です。
2. PV数(ページビュー数)
PV数とは、「ページビュー数」の略で、サイト内で表示されたページの総数を指します。ユーザーがページを開くたびに1回カウントされるため、同じユーザーが複数ページを閲覧すれば、PV数はその分増えます。
ECサイトの内容がどれだけ深く見られているか、ユーザーがどの程度ページを閲覧しているかを示す指標です。
例えば、あるページが非常に多くのPVを獲得している場合、そのページが魅力的であることを示しており、改善点や注力すべきコンテンツを発見するために役立ちます。
3. セッション数
セッション数は、ユーザーがサイトを訪問してから離脱するまでの一連の活動を1回の「セッション」としてカウントした数です。
セッションは、ユーザーがブラウザを閉じる、もしくは一定時間(通常は30分以上)アクションがない場合に終了とみなされます。
セッション数は、訪問者がサイトにどれだけ積極的に関与しているか、またはどれだけ訪問を繰り返しているかを示す指標です。
サイトの「エンゲージメント」を測るために重要な指標です。
例えば、セッション数が多ければ、ユーザーがサイトに興味を持ち、アクションを繰り返していることを意味します。セッション数が少ない場合、ユーザーがサイトをすぐに離脱している可能性があることを示唆しています。
ECサイトへの流入経路
ECサイトへの流入経路は、ユーザーがどのような方法でサイトに訪れるかを示す重要な指標です。
これらの流入経路を理解することで、集客施策を最適化し、どのチャネルが最も効果的であるかを判断できます。
以下に、主要な流入経路について説明します。
1. 自然検索からの流入(オーガニック検索)
自然検索からの流入は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを通じて、ユーザーが検索キーワードに基づいてECサイトに訪れる場合です。
具体的には、検索結果ページでサイトが上位に表示され、ユーザーがクリックして訪問する流れです。この流入経路は、SEO(検索エンジン最適化)によって最適化されます。
自然検索流入は、広告費用をかけずに集客できるため、長期的に安定したアクセスを得やすいです。
また、ユーザーが積極的に情報を探している時にサイトが表示されるため、コンバージョン(購入)につながる可能性も高くなります。
SEO対策をしっかり行い、検索結果で上位表示されるように工夫することが重要です。キーワードの選定やコンテンツの質、サイトの読み込み速度などが影響します。
2. 直接流入(ダイレクトトラフィック)
直接流入は、ユーザーがブラウザのアドレスバーにECサイトのURLを直接入力して訪問する場合や、ブックマークから訪れる場合です。つまり、検索エンジンやリンクを経由せず、直接サイトにアクセスすることを指します。
直接流入が多いということは、ブランドやサイト名が認知されており、リピーターが多いことを示しています。広告やプロモーション、既存顧客による口コミなどが影響している可能性があります。
既存顧客やブランド認知が高い場合に有効な指標です。リピーターの獲得やロイヤルカスタマーの育成が進んでいる証拠といえます。
3. 広告経由の流入(Paid Traffic)
広告経由の流入は、Google広告、Facebook広告、Instagram広告、Twitter広告など、オンライン広告を通じてサイトに訪問する場合です。
これには、検索連動型広告(PPC)やディスプレイ広告、ソーシャルメディア広告などが含まれます。
広告経由の流入は、短期的に多くのトラフィックを集めることができ、特に新規顧客の獲得に効果的です。しかし、広告費がかかるため、ROI(投資対効果)をしっかりと管理することが重要です。
予算をかけてターゲット層にリーチするため、広告のターゲティング設定や広告クリエイティブの最適化が必要です。広告の効果を分析し、改善を繰り返すことで、より高い集客効果を期待できます。
4. SNS流入(ソーシャルメディア経由)
SNS流入は、Facebook、Instagram、Twitter、TikTokなどのソーシャルメディアを通じて、ユーザーがECサイトに訪れる場合です。SNSでの投稿、広告、インフルエンサーとのコラボなど、さまざまな形で流入が発生します。
SNS流入は、特に若年層や特定のコミュニティに対して強い影響力があります。また、SNSのシェアやリツイートなどによって、ユーザー同士が自然にサイトを広めることもあります。
SNSのフォロワーを増やすためのコンテンツの発信や、インフルエンサーとのコラボ、キャンペーンを活用することが効果的です。シェア機能やリンクの設置も重要です。
5. 他サイト流入(リファラルトラフィック)
他サイト流入は、他のウェブサイトに掲載されたリンクをクリックして、ECサイトに訪れる場合です。例えば、他のECサイトやブログ、ニュースサイト、掲示板などに設置されたリンクを通じて流入するケースです。
他サイトからの流入は、他のサイトやメディアにサイトを紹介してもらうことにより、信頼性が高まることがあります。また、第三者による推薦やレビューが流入を促進することもあります。
他サイトにバナー広告を掲載したり、PR記事やレビューを依頼したり、提携サイトと連携することで流入を増加させることができます。
ECサイトのアクセス数を増やす6つの方法
ECサイトのアクセス数を増やすためには、さまざまなマーケティング手法を活用することが重要です。以下に、アクセス数を増加させるための6つの方法を紹介します。
1. WEB広告
WEB広告は、Google広告やFacebook広告、Instagram広告、ディスプレイ広告など、オンライン上で広告を配信する方法です。
この方法では、特定のターゲット層に向けて広告を出すことができ、クリックすることでECサイトに訪問を促します。WEB広告の最大の特徴は、即効性があり、短期間でアクセス数を増加させることができる点です。
例えば、検索結果に基づく検索連動型広告(PPC)や、SNSでのターゲティング広告を使って、新規顧客やリピーターを引きつけることができます。
広告キャンペーンを適切に運営することで、効率的に集客を図ることが可能です。
2. SEO対策(検索エンジン最適化)
SEO対策は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位表示を目指し、サイトのコンテンツや構造を最適化する手法です。
これにより、検索結果で上位にランクインし、自然検索からの流入を増やすことができます。
SEO対策は長期的な効果が期待でき、検索エンジンから訪れるユーザーは信頼性が高いため、商品購入につながりやすい特徴があります。
具体的には、キーワードの選定、サイト内部の改善(ページの読み込み速度やリンクの最適化)、質の高いコンテンツの作成などが必要です。SEOを意識したコンテンツを定期的に発信し、検索順位を上げることが重要です。
3. SNS運用
SNS運用は、Instagram、Facebook、X(旧:Twitter)、TikTokなどのソーシャルメディアを活用して、ブランドの認知度を高め、ECサイトへの流入を増やす方法です。
SNSは、視覚的に魅力的なコンテンツを投稿したり、ユーザーと直接コミュニケーションを取ったりすることで、フォロワーを増やし、信頼関係を築ける点が特徴です。
さらに、SNS上でシェアされたり、コメントで盛り上がったりすることで、ユーザー同士の自然な拡散が期待できます。
特に若年層や特定のニッチな市場に向けた商品を販売している場合、SNSは非常に効果的な集客ツールとなります。
定期的な投稿や、キャンペーン情報、ビジュアルコンテンツを活用して、ターゲット層とのエンゲージメントを深めましょう。
4. インフルエンサーマーケティング
インフルエンサーマーケティングは、SNSで影響力を持つインフルエンサーと提携し、彼らのフォロワーに対して自社の製品やサービスを紹介してもらう方法です。
インフルエンサーは既に多くのフォロワーと信頼関係を築いており、その影響力を利用することで、ECサイトへの流入を促進できます。
特に若年層や特定のライフスタイルに関心がある人々には、インフルエンサーの推薦が非常に効果的です。
インフルエンサーとのコラボレーションにより、商品を使った実際のレビューや、特別なプロモーションコードを提供することで、フォロワーの購買意欲を刺激し、アクセスを増やすことができます。
5. 口コミマーケティング
口コミマーケティングは、既存の顧客やユーザーによる推薦やレビューを通じて、新たな顧客を引き寄せる手法です。
消費者は他の人々の意見や体験に非常に敏感で、特にオンラインショッピングでは他のユーザーの評価やレビューが購入決定に大きな影響を与えることが多いです。
良い口コミが広がれば、自然と新しい顧客を呼び込むことができ、信頼性やブランドイメージを強化することができます。
顧客にレビューを促したり、SNSでのシェアをお願いしたりすることで、口コミを最大限に活用できます。
また、第三者からの推薦があると、購入する際の安心感が増すため、コンバージョン率向上にもつながります。
6. メールマーケティング
メールマーケティングは、既存の顧客や興味を持っているユーザーに対して、商品情報やプロモーション情報を定期的に配信する手法です。
メールは個別にパーソナライズできるため、ターゲットに応じた訴求が可能で、特にリピーターの獲得や再訪問を促進するのに効果的です。
例えば、過去に購入した商品に関連する商品を提案したり、特別なセールや割引の案内を送ったりすることができます。
メールマーケティングは、顧客に直接アプローチできるため、パーソナルな関係を築きやすく、コンバージョン率が高い傾向があります。
また、セグメント化されたリストを活用して、特定の層に向けたメッセージを送ることで、より効果的に集客できます。
まとめ
ECサイトにおいてアクセス数を増やすことは、商品の認知度向上や販売機会の増加に繋がり、売上向上に直結します。
アクセス数が増加すれば、潜在顧客も増えコンバージョン率の向上が期待できます。また、SEOやSNS、広告などの効果を測る指標としても重要です。
目標アクセス数は売上高、商品の平均購入金額、コンバージョン率を元に計算し、適切な集客目標の設定がECサイト運営成功のカギとなります。
