【頑張るあなたへ】先生をもう少し続けようと思った、出会いの話
こんにちは、amuamuです。
今年の3月で小学校の先生を辞めた私ですが。
実は数年前から、辞めようかどうか、すごく悩んでいました。
そんな中、教育実習生の指導教官を担当することになりました。
大きめの学校に赴任しており、9年目にして、初めての経験でした。(遅めです)
とりあえず教員免許は取ってみるけど、教員採用試験は受けないかな・・・
という、受け身な実習生が多くなってきた昨今。
不安な思いの中、いざ、事前の打ち合わせ。
一瞬で分かりました。
一瞬で伝わりました。
この子、やる気いっぱいだ!!!
決してぐいぐい前に出るタイプではないけれど、
真面目でひたむきに頑張る、
一生懸命さが眩しい子でした。
その印象は、3週間の実習の間も変わらず。(むしろさらに・・・!!)
こんな子が将来先生になってくれたらうれしい。
素直にそう感じました。
この子のために、教えられることはなにか。有意義な時間の使い方はなにか。実習でしか得られない経験はなにか。どんな気付きをもたせるか。
今の自分がこの子のためにできること、必死に考えました。
先生なんだという現実感をもちながら、
まだ見ぬ将来の先生である自分の姿に期待が膨らむ、
そんな3週間を目指しました。
一瞬たりとも無駄にしたくなかった。
毎日、実習生さんの頑張りに応えることと、パワハラにならないようにすることのバランスに悩みました(笑)
今時、実習生を定時で帰すように!
というお達しがあるのですよ。
でもね。
実習生さんも、私の話を真剣に聞いてくれ、私の書いたメモを大切に保管してくれ、一緒に次の授業どうするか悩んで・・・
しまいには、だんだんamuamu先生に似てきたね!などと言われるようになり。(いいのか悪いのかは別として・・・)
それはそれは本当にありがたい日々でした。
土日の間に、自分なりに精一杯考えて、たくさんの教具を自主的に作ってきた彼女。
私からの評価を気にしてか、不安気に見せてくれた。
ううん、出来なんかどうでもいいよ。
子どもたちのために、そこまで用意する、それがもう立派な「先生」としての振る舞いだよ。
今、全ての若い先生たちに伝えたい。
授業がうまくいかないときなんて、当たり前にある。
だって、授業も子どもも生き物だもん。
思い通りになんてならなくて当たり前!
でもね。
うまくいかなくて悔しい気持ちは忘れないでほしい。
悔しいと思えるあなたは、頑張ってる証拠。
ちゃんと準備をしている証。
それが先生として大切なことだし、その頑張りは必ず子ども達に伝わっている。ちゃんと見てくれている。
だから、焦らずあなたも試行錯誤すればいい。
一緒に成長していけばいい。
その熱意、大切にしてほしい。
私にとって、実習生さんと過ごした3週間は、今までに経験のない感情がたっぷり詰まった日々でした。
実習生さんに伝えることを考えているうちに、自分の指導観を改めて見直すことができました。
日々の何気ない子どもとのやり取りの中にある、自分の思いに気付けました。
私はどんな先生を目指しているのか、どんな学級経営を目指しているのか、どんな子どもを育てたいのか。
どうして小学校の先生をやっているのか。
私は人に教えることが好きなんだ!
日々の忙しさで忘れかけていたことでした。
それと同時に、この子が先生になるところを見届けたいと思いました。
それまでは、辞めずに続けようと思えた。
それほど、素敵な出会いでした。
教員採用試験に合格したことを真っ先に手紙で知らせてくれたこと。
今でも実習中に渡した資料を大切に読み直してくれていると。
amuamu先生みたいな先生になりたいと言ってくれたこと。
本当に感謝してもしきれません。
せっかくの働き始めるタイミングで、私が退職するという形で驚かせてしまったこと、申し訳ない。
彼女の前では、「ほかにやりたいことがあるの!」と、強がった私を許してください。
でもね。
こういう思いを強くもって頑張る子が、どんどん現場に増えてほしい。頑張ろうとする子が、のびのび頑張れる世界であってほしい。
要領よくできる人が偉い?そつなくこなす人が向いている?定時で帰ることが理想?
たしかに。それもできたら最高だよね。
でも、もっと大事なことがあるはずな気がしてる。
先生という仕事に、夢を、誇りを、もってほしい。
学校は、子どもたちの無限の可能性がつまった、夢の場所なんだよ。
その子どもたちの成長を支えているあなたたちは、素敵なお仕事だよ。
胸張って、夢語ってほしい。
時には要領悪くたっていいじゃない。
子どものために頑張るあなたは素晴らしいよ!!!
