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模試の「志望校判定」はどの模試が一番正確か。河合塾・駿台・ベネッセの的中率データを比較


FAST-UP逆転塾の速上クリスティーナです。

私も受験生のころ、模試の判定を見て一喜一憂していた。A判定で安心して油断した友人が落ち、E判定でも食らいついて受かった人もいた。

「模試の判定って、結局どこまで信じていいの?」

この疑問、受験生なら一度は持つはず。今回は河合塾・駿台・ベネッセの3大模試について、的中率データをもとに「どの模試がどの層に強いか」を丸裸にする。

3大模試の母集団と特徴

まず押さえておきたいのは、模試の判定精度は「母集団の質と量」で決まるということ。受験者数が多いほど、偏差値のブレが小さくなる。

河合塾 全統模試は、年間受験者数が約40万人と国内最大規模。MARCH~早慶を第一志望にする層が最も厚く集まるため、この偏差値帯の判定精度は3社の中でトップクラスと言われている。

駿台 全国模試は、受験者数こそ約3万人と少ないが、東大・京大・早慶の上位学部を狙う層が集中する。母集団のレベルが高いため、偏差値50でも実際の学力は相当なもの。

上位層同士の序列を測るなら駿台が最も正確だ。

ベネッセ 進研模試は、高校単位での受験が多く、受験者数は約45万人。学校の授業進度に合わせた出題のため、基礎~中堅層の実力測定に強い。

ただし上位層の受験率が低く、難関大の判定はやや甘めに出る傾向がある。

A判定~E判定の合格率データ

ここからが本題。各模試のA~E判定が、実際にどれくらいの確率で合格につながるのか。

河合塾の全統模試では、A判定の合格率が約80%、B判定で約65%、C判定で約50%、D判定で約30%と報告されている(河合塾「入試結果追跡調査」より)。つまりA判定でも5人に1人は落ちるし、C判定は文字通り五分五分だ。

駿台全国模試の場合、A判定の合格率は約85%とやや高い。これは母集団が上位層に偏っているため、A判定を取れる時点で「本当に上位」だから。

B判定でも約70%と高水準を維持する。

ベネッセ進研模試は注意が必要で、A判定の合格率が約70%にとどまるケースがある。上位層が抜けている分、判定がやや楽観的に出やすい。

進研模試でA判定だからといって安心するのは危険だ。

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E判定からの逆転合格率

「E判定=不合格」と思い込んでいる受験生は多い。でもデータはそう単純じゃない。

河合塾のデータによると、E判定から合格した受験生の割合は約5~10%。10人に1人は受かっている計算だ。

特に秋の模試(10月~11月)でE判定だった受験生に限ると、逆転合格率は約3~5%まで下がる。

つまり、夏までのE判定ならまだ巻き返しの余地がある。秋以降のE判定は相当厳しいというのが、データが示す現実だ。

私自身、正直に言うと「E判定でも受かる」という話を安易に信じてほしくない。逆転合格した人には、明確な共通点がある。

それは「判定を見て戦略を変えた人」だ。

偏差値帯別・模試の使い分け戦略

データを総合すると、最適な使い分けはこうなる。

偏差値55以上で早慶・上位国立を狙うなら、駿台全国模試をメインに据えるべき。上位層の中での自分の立ち位置が最も正確に出る。

偏差値50~60でMARCH~早慶を狙うなら、河合塾全統模試が最も信頼できる。母集団の厚さがこの偏差値帯と完全に一致しているからだ。

偏差値45~55で日東駒専~MARCHを狙うなら、河合塾とベネッセの両方を受けるのがベスト。河合塾で「上からの圧」を知り、ベネッセで「基礎の穴」を見つけるという二刀流が効く。

模試は1社だけに頼らず、最低2社を併用するのが鉄則。1社だけの判定で志望校を決めるのは、サイコロを1回だけ振って人生を決めるようなものだ。

判定を「受け止める」ための3つの視点

模試判定を正しく活用するには、数字の裏を読む力が要る。

1つ目は「時期」を見ること。 春の判定と秋の判定では重みが全然違う。春のE判定は「まだ伸びしろがある」だが、11月のE判定は「残り時間で届くか」というシビアな問いになる。

2つ目は「科目バランス」を見ること。 総合判定がCでも、英語だけB判定なら英語を武器にできる大学・学部を選ぶ戦略が立てられる。判定のアルファベットだけ見て落ち込むのはもったいない。

3つ目は「前回比」を見ること。 判定がDでも、前回Eから上がっていればベクトルは正しい方向を向いている。逆にA判定でも前回から下がっていたら要注意だ。

まとめ

✅ 河合塾(約40万人)はMARCH~早慶の判定精度が最も高く、A判定の合格率は約80%

✅ 駿台は上位層に特化し、東大・早慶の判定に強い。ベネッセは基礎~中堅層向けだがA判定の合格率は約70%とやや甘い

✅ 模試は最低2社を併用し、判定のアルファベットだけでなく「時期・科目・前回比」で戦略を組むのが正解

模試の判定は「未来の確定通知」じゃない。あくまで「今の自分の立ち位置」を示すデータだ。データの読み方ひとつで、次の行動が変わる。

まずは自分の志望校レベルに合った模試を選ぶところから始めてみてほしい。

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今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
次回もデータで語ります。お楽しみに。

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