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MARCHの合格最低点は毎年どう動く?過去5年分のデータで「安全圏」を計算

FAST-UP逆転塾の速上クリスティーナです。

「過去問で合格最低点を超えたから大丈夫」って思ってる人、ちょっと待って。

私も受験生時代、過去問で最低点を1点超えて「よし、いける」って安心した経験がある。
でもそれ、めちゃくちゃ危険だった。

合格最低点は毎年動く。
±10〜20点は普通に変動する。

今日はその変動幅を、MARCH主要学部の過去5年分のデータで見せる。

MARCH主要学部の合格最低点推移(2020〜2024年度)

各大学公式の入試結果データと旺文社パスナビから、主要学部の合格最低点を抜き出した。
※配点・試験方式が変更された年度は単純比較できないため注意。

明治大学 政治経済学部(350点満点)

  • 2020年度:248点(得点率70.9%)

  • 2021年度:241点(得点率68.9%)

  • 2022年度:252点(得点率72.0%)

  • 2023年度:245点(得点率70.0%)

  • 2024年度:250点(得点率71.4%)

5年間の変動幅:11点。得点率は69〜72%で推移。

青山学院大学 国際政治経済学部(350点満点・個別A方式)

  • 2020年度:255点(得点率72.9%)

  • 2021年度:248点(得点率70.9%)

  • 2022年度:262点(得点率74.9%)

  • 2023年度:258点(得点率73.7%)

  • 2024年度:260点(得点率74.3%)

5年間の変動幅:14点。青学は英語の配点が高く、英語の難易度で最低点が大きく振れる。

立教大学 経営学部(独自入試廃止のため共通テスト利用を参照)
立教は2021年度から一般入試で独自の英語試験を廃止し、英語外部試験利用に移行。
そのため単純な合格最低点の年度比較が難しい。

共通テスト利用入試では、得点率80%以上がボーダーの年が多い。

中央大学 法学部(350点満点)

  • 2020年度:245点(得点率70.0%)

  • 2021年度:238点(得点率68.0%)

  • 2022年度:250点(得点率71.4%)

  • 2023年度:248点(得点率70.9%)

  • 2024年度:252点(得点率72.0%)

5年間の変動幅:14点。茗荷谷キャンパス移転(2023年)の前後で人気が上昇し、最低点も上昇傾向。

法政大学 社会学部(350点満点・T日程)

  • 2020年度:230点(得点率65.7%)

  • 2021年度:225点(得点率64.3%)

  • 2022年度:238点(得点率68.0%)

  • 2023年度:235点(得点率67.1%)

  • 2024年度:233点(得点率66.6%)

5年間の変動幅:13点。法政は全体的にMARCH内で最低点が低め。

出典:各大学公式「入試結果」ページ、旺文社パスナビ(2020〜2024年度)

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「最低点ギリギリ狙い」がいかに危険か

ここで大事な話をする。

過去問を解いて「合格最低点ちょうど」だった場合、合格確率は50%じゃない。
体感で30%以下だと思ったほうがいい。

理由は3つ。

  1. 本番は緊張で実力の90%しか出ない
    模試でも過去問でもない、一発勝負の本番。
    普段通りのパフォーマンスが出せる人のほうが少ない。

  2. 合格最低点は「補欠を含まない正規合格者の最低点」
    つまり、最低点ギリギリは「ギリギリ受かった人」のライン。
    その1点下に、落ちた人が大量にいる。

  3. 年度によって最低点が10〜20点上がることがある
    問題が易化すれば全員の点数が上がり、最低点も上がる。
    去年の最低点を基準にしていると、足元をすくわれる。

私が受験生に言いたいのは、「最低点を超えた!」で安心するのは早いということ。

安全圏の目安:最低点+15〜20点

じゃあ、どのくらい取ればいいのか。

私の結論は、過去5年の合格最低点の最高値+15〜20点。

たとえば明治政経なら、過去5年で最高が252点。
そこに+15〜20点で、267〜272点(得点率76〜78%)が安全圏。

青学国際政経なら、最高が262点。
+15〜20点で、277〜282点(得点率79〜81%)が安全圏。

「そんなに取れない」って思うかもしれない。
でも安全圏を知ることで、今の自分に何点足りないのかが明確になる。

足りない点数がわかれば、どの科目で何点伸ばすかの計画が立てられる。
これが「データを使った受験戦略」。

得点率で見る各大学の傾向

最後に、MARCH全体の得点率の傾向を整理する。

明治大学:合格最低点の得点率は69〜72%。3科目バランス型で、極端に高い科目がなくても受かりやすい。

青山学院大学:得点率71〜75%。英語の配点比率が高い学部が多く、英語が得意な人に有利。

逆に英語が苦手だと厳しい。

立教大学:英語外部試験利用のため、英検やTEFLのスコアが実質的な「英語の合格最低点」になる。英検準1級レベルがあると有利。

中央大学:得点率68〜72%。法学部は茗荷谷移転で人気上昇中。

今後さらに最低点が上がる可能性がある。

法政大学:得点率64〜68%。MARCH内では最も合格最低点が低い。

でも「低い=簡単」ではない。問題の難易度が高いから点数が低く出るだけ。

出典:各大学公式「入試結果」ページ、旺文社パスナビ

まとめ

✅ MARCHの合格最低点は毎年±10〜20点変動する。去年の最低点だけを基準にするのは危険

✅ 安全圏の目安は「過去5年の最低点最高値+15〜20点」。明治政経なら得点率76〜78%が目標

✅ 得点率の傾向は大学ごとに異なる。青学は英語重視、中央法は上昇傾向、法政は問題難度が高いため低得点率でも油断できない

「あと何点必要か」がわかれば、やるべきことが見えてくる。

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今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
次回もデータで語ります。お楽しみに。


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