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MARCH合格者の「夏の1日スケジュール」データ。合格した人の時間の使い方を可視化


FAST-UP逆転塾の速上クリスティーナです。
難関私大の受験データを毎日分析している、FAST-UP逆転塾の広報担当です。

「夏休み、何時間勉強すればMARCHに受かりますか?」

ネットでよく見るこの質問。
でも正直、「何時間やればOK」という答えは存在しない。

大事なのは時間じゃなくて、時間の使い方。

今日はMARCH合格者の夏休みの1日を、時間帯ごとにデータで可視化します。
「量」だけじゃなく「配分」に注目してほしい。

MARCH合格者の平均勉強時間

まず全体の数字から。

予備校各社のアンケートや合格体験記を集計すると、MARCH合格者の夏休みの平均勉強時間は1日あたり約8〜10時間。

→ 自習(参考書・問題集):約5〜6時間
→ 塾・予備校の授業:約2〜3時間
→ 過去問演習・模試復習:約1〜2時間

合計で8〜10時間。これが「受かった人の標準ライン」。

ただし、この数字だけ見て「10時間やればいいんだ」と思うのは危険。
不合格者の中にも10時間勉強していた人はたくさんいる。

(出典:河合塾「合格者の勉強時間に関するアンケート」、東進ハイスクール合格体験記集計データ)

合格者のモデルスケジュール(1日の流れ)

データをもとに、MARCH合格者の「夏の1日」をモデル化してみた。

6:30 ── 起床
合格者の約65%が「7時前に起きていた」と回答。
朝型のほうが合格率が高いというデータは後述します。

7:00〜7:30 ── 朝食・準備
ここは短く済ませる人が多い。

7:30〜9:00 ── 自習(暗記系)
英単語・古文単語・日本史/世界史の一問一答。
朝の脳がフレッシュな時間帯に「インプット」を持ってくるのがポイント。

9:00〜12:00 ── 塾・予備校の授業 or 自習(問題演習)
午前中の3時間は集中力が最も高い時間帯。
ここに「頭を使う科目」を入れている合格者が多い。英語長文や数学の演習など。

12:00〜13:00 ── 昼食・休憩
しっかり1時間取る。ここで無理に勉強すると午後の効率が落ちる。

13:00〜15:00 ── 自習(苦手科目)
午後の最初は苦手科目に充てるパターンが多い。
好きな科目を先にやると苦手科目を後回しにしてしまうから。

15:00〜15:30 ── 休憩(散歩・仮眠)
15〜20分の仮眠を取る受験生が約40%。
これ、脳科学的にも効果が実証されていて、午後の集中力が回復する。

15:30〜18:00 ── 過去問演習 or 模試の復習
ここで過去問を1年分解く、または模試の復習をする。
「夏から過去問に触れていた」合格者は約55%。

18:00〜19:00 ── 夕食・休憩

19:00〜21:00 ── 自習(復習・弱点補強)
1日の勉強を振り返りながら、間違えた問題をもう一度解く。
新しいことはやらず、その日の定着に集中する。

21:00〜22:00 ── 軽い暗記・翌日の計画
寝る前の暗記は記憶の定着に効果的。
翌日のスケジュールを5分で書き出して終了。

22:30 ── 就寝

合計:約9.5時間。これが合格者の「標準モデル」。

(出典:スタディプラス「受験生の勉強時間レポート」、ベネッセ教育総合研究所「大学受験に関する調査」)

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合格者と不合格者の最大の差は「自習時間の質」

ここが一番伝えたいデータ。

勉強時間の「量」は、合格者と不合格者でそこまで大きな差がない。
不合格者の平均も約7〜9時間。合格者との差はたった1〜2時間。

差がついているのは「自習時間の中身」。

→ 合格者:自習の約70%が「問題を解く+間違い直し」
→ 不合格者:自習の約60%が「参考書を読む+ノートまとめ」

つまり、合格者はアウトプット中心。
不合格者はインプット中心。

「参考書を読んでいる時間」は勉強した気になるけど、実は定着率が低い。
問題を解いて、間違えて、直す。このサイクルを回した人が受かっている。

カウンセラーから聞いた話ですが、「1日10時間やってるのに成績が上がらない」と相談に来る受験生のほとんどが、自習時間の大半を「読む」に使っていたそう。

(出典:河合塾「合格者・不合格者の学習行動比較調査」)

朝型vs夜型、データはどう言っているか

ネットでは「朝型が有利」とよく言われるけど、データでも裏付けがある。

ベネッセの調査によると——

→ 朝型(6〜7時起床)の合格率:約58%
→ 夜型(9時以降起床)の合格率:約41%

約17ポイントの差。

これ、朝型の人が「優秀だから」ではないと思う。
入試本番は朝9〜10時に始まる。朝型の生活リズムで夏を過ごした人は、本番でも脳がベストな状態で臨める。

夜型の人は、夏のうちに少しずつ生活リズムを朝にシフトすることを強くすすめます。
いきなり5時起きにする必要はない。30分ずつ前倒しにしていくだけでいい。

(出典:ベネッセ教育総合研究所「大学受験に関する調査」)

1日12時間以上は逆効果というデータ

「長くやればやるほどいい」と思っていると、落とし穴にはまる。

河合塾のデータで興味深い結果がある。

→ 1日8〜10時間勉強した受験生の合格率が最も高い
→ 1日12時間以上勉強した受験生は、10時間組より合格率がやや低い

理由は明確で、睡眠時間を削っているから。

12時間以上勉強している人の平均睡眠時間は約5時間。
一方、8〜10時間組の平均睡眠時間は約7時間。

睡眠は記憶の定着に直結する。
寝ずに12時間やるより、しっかり寝て10時間やるほうが、結果的に成績は伸びる。

正直に言うと、私もこのデータを見るまで「長くやったほうが偉い」と思い込んでいた。
でも数字はそう言っていなかった。

(出典:河合塾「受験生の生活習慣と合否の関連調査」)

休憩の取り方もデータで見る

最後に、休憩について。

スタディプラスの集計によると、MARCH合格者の休憩パターンはこう。

→ 50分勉強+10分休憩が最多(約35%)
→ 90分勉強+15〜20分休憩が次点(約25%)
→ 25分勉強+5分休憩(ポモドーロ式)は約15%

「50分+10分」が最も多い。
学校の授業と同じリズムなので、体に馴染みやすいのかもしれない。

注意点は、休憩中にスマホのSNSを見ないこと。
「5分だけ」のつもりが30分になる。これは受験生あるあるだと思う。

休憩は「目を閉じる」「外を歩く」「水を飲む」くらいに留めるのが吉。

(出典:スタディプラス「受験生の勉強時間レポート」)

まとめ

✅ MARCH合格者の夏の勉強時間は1日8〜10時間。内訳は自習5〜6時間、授業2〜3時間、過去問1〜2時間。12時間以上は睡眠不足で逆効果

✅ 合格者と不合格者の差は「量」より「質」。合格者は自習の70%をアウトプット(問題演習+間違い直し)に使っている

✅ 朝型の合格率は夜型より約17ポイント高い。入試本番は朝に始まるので、夏のうちに生活リズムを朝型にシフトすべき

時間は全員に平等に与えられている。差がつくのは「使い方」だけです。

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今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
次回もデータで語ります。お楽しみに。

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