彼女は愛の人|佐久後日談
子どもたちを連れて、自分の運転で旅をするというのは初めてのことで。
家族旅行なら伴侶と交代で運転できるけれど、今回は自分だけが頼り。
それでも、会いに行きたい人がいる。
旅行からひと月以上経つけれど、まだ寂しさが満ちている。
たった2日間の滞在だったのに、もう浅間山が懐かしい…。
今回の旅行では、友人夫婦との食事会で遅ればせながらの結婚祝いと一緒に手土産も渡したのだが、それ以上にお土産を盛りだくさんいただいた。

子どもたちにもそれぞれお土産やプレゼントがあって。
「実家に行って帰ってきた人みたいだね」と伴侶に言われたほど。
そう、彼女はもはや親戚のような友人。
それくらい、私たちお互いの“好き”は深い。

友人夫婦からお勧めされた日本酒を片っ端から買って帰ってきて。
晩酌しながら友人夫婦がいかに私にとって大事な人たちか、懇々と語る私。
私の自慢の友人は、苦労したはずなのに、全くそれを感じさせない。
情と懐が深くて、面白くて、優しいマダムだ。
どうしてそんなに優しくなれるのかと思う。
彼女に起きた出来事が、もし私にも降りかかったなら。
私はすべてシャットアウトして閉じこもってしまうかもしれない。
器の大きさが違うよなー、ホントに。
彼女は優しくて強くて本当にすごい人。
その彼女を支えてくれる彼に心からの感謝を。
二人への御祝は、夫婦箸。
この記事でお買い物してます。
私なりのこだわりで、同じ長さ、そしてどちらもユニセックスな色味のものを選んだ。
二人がいつまでも対等で、末永く共にいられるよう願いを込めて。
やっと会えて、お祝い出来て、
それなのにさらに大きな愛を返されて、
嬉しいけど悔しい!何となく負けた気分!
でも、それすらも心地よい。
また会う日まで、コツコツ自分を磨いて、彼女に恥ずかしくない自分でいたいと思う。
