コレステロールが高い人が勘違いしやすい食習慣|管理栄養士が解説
「健康診断でコレステロールが高いと言われた」
そんな経験はありませんか?
結果を見て、
「卵を控えよう」
「肉を食べないようにしよう」
と考える方も多いかもしれません。
しかし、特定保健指導で多くの方とお話ししていると、実際に見直したいのは別の習慣であることも少なくありません。
今回は、コレステロール値が気になる方が最初に見直したい習慣についてご紹介します。
卵だけが原因ではありません
以前は「卵はコレステロールが多いから控えた方がよい」と言われることがありました。
しかし現在では、多くの方にとって、食事中のコレステロールだけが血液中のコレステロール値を大きく左右するわけではないと考えられています。
もちろん食べ過ぎには注意が必要ですが、必要以上に卵だけを避ける必要はありません。
それよりも、毎日の食習慣全体を見直すことが大切です。
意外と見落としやすい習慣
コレステロール値が高い方でよく見られるのが、
・お菓子を毎日食べる
・菓子パンを朝食によく食べる
・揚げ物が週に何度も続く
・甘い飲み物を飲む機会が多い
といった習慣です。
「甘いものはコレステロールと関係ない」と思われがちですが、糖分や脂質の摂り過ぎは中性脂肪の増加につながり、その結果として脂質のバランスが崩れることもあります。
特定保健指導でよくあるケース
実際によくあるのが、
「揚げ物は週1回くらいです」
とお話しされる方でも、
・毎日のお菓子
・清涼飲料水
・菓子パン
・アイス
などが習慣になっているケースです。
一つひとつは少量でも、積み重なるとエネルギーや脂質の摂り過ぎにつながることがあります。
今日からできる見直しポイント
いきなりすべて変える必要はありません。
例えば、
・菓子パンを食パンとゆで卵に変える
・お菓子を毎日から週数回にする
・揚げ物の日は野菜もしっかり摂取する
・甘い飲み物を水やお茶に置き換える
など、小さな工夫でも続けることが大切です。
食物繊維も意識してみましょう
コレステロール値が気になる方は、脂質を減らすことばかりに目が向きがちです。
しかし、野菜やきのこ、海藻、豆類などに含まれる食物繊維を意識することも大切です。
食事全体のバランスが整うことで、健康づくりにつながります。
完璧を目指さなくて大丈夫
健康診断の結果を見ると、「全部変えなければ」と焦ってしまう方もいます。
ですが、生活習慣は一度に大きく変えるより、小さな改善を続ける方が長続きします。
まずは、
「毎日食べているお菓子を1日減らしてみる」
「飲み物を見直してみる」
そんな小さな一歩から始めてみませんか?
健康診断の数値は、毎日の積み重ねで少しずつ変わっていきます。
できることから無理なく続けていくことが、改善への近道です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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