【IDEA】人間関係のつくり方
今回のテーマは「人間関係」です。昨年投稿した記事「【IDEA】悩みのタネはどこから来るのか…」の続編になっています。以前の記事が気になる方は、リンクを貼っておくので、良ければご覧ください。
職場や学校での悩みは、人間関係によるものが多いです。おそらく、古今東西最大のテーマであり、永遠の問題でもあると思います。
と言うのも、先日、実家の本棚を整理していると、ある本を見つけたからです。

本書では、空とぼけやへつらい、無駄口など…計30種類の人物像を取り上げており、彼らと関わる際の対処法も記しています。
今から2000年以上前の人物スケッチですが、著者の洞察力もさることながら、現代にも通ずる内容でもあります。興味のある方は是非。
話を本題に戻しますが、本記事では、人間関係のつくり方をまとめています。ただし、あくまでもエッセイ的な内容になっています。科学的な根拠による分析的な記事では無いので、その点よろしくお願いします。
【3つの「縁」が希薄な昨今】
人間関係をテーマにしておきながら何ですが、私自身、人付き合いは良い方ではありません。それこそ、20代の頃は上司や先輩に可愛がってもらい、30代前半までは飲み会番長でしたが、後半に差し掛かるにつれて、その気持ちが大分薄れました。
ともあれ、「人間関係」を文学的に言い換えると、私は「縁」なのかなと思いました。そして、近頃の都会は、以下3つ「縁」が希薄になっていると感じます。
1、血縁
かつて、同居する家族といえば、両親と兄弟姉妹に加えて、祖父母など2親等とともに暮らしていました。年齢層の幅広いコミュニティで、自分自身の血筋を感じたはずです。今現在、核家族がスタンダードですが、単身者も増加傾向です。
2、地縁
いわゆる、ご近所付き合い。近隣住民のコミュニティにより、お互い力を合わせて地域を支え合います。「困ったときはお互い様」「持ちつ持たれつ」の間柄です。
3、社縁
上司と部下、先輩と後輩、親分と子分のような、会社組織の関係性。私が社会人なりたての頃、毎週金曜日の夜は「華金」と言い、上司とともに繁華街へ繰り出していました。今思い返すと、まるで家族のような繋がりがありました。
因みに、土着性の強い田舎であれば、こうした文化、地域性は割と残っています。尤も、縁があれば人間関係が良いとは限りませんが…
【共通項を探せ!】
いよいよ、本題に入ります。
初対面の人と会話をする際、話題作りに苦しんだ経験は、誰しもがあると思います。掴み所のない人や、気難しそうな人となると尚更です。
そこで、オススメなのは、相手と自分との共通項を探すというものです。
ビジネス書の名著【人を動かす(デール・カーネギー 著)】によると、人に好かれる6原則の項目に「相手の関心を見抜いて話題にする」とあります。
例えば、会社が営業活動を進める際、先方の担当者と共通の趣味を持った人物、あるいは同じ出身地や出身校の人物を送り込むといった戦略がしばしば取られます。これは、ハイダーの認知的バランス理論という、心理学の観点からもお互いにとって有効な手段です。
よくあるエラーとして、「この人と今すぐ仲良くなりたい!」や「取引先に早く気に入ってもらいたい!」と言った具合で、関係性における結果を急ぐケースです。これでは、ぐいぐい行き過ぎてしまい、相手が引いてしまいます。
当然ですが、人間関係は相手ありきなので、結論を急がれると、相手側も気持ちを蔑ろにされた気分になってしまいます。折角、お近づきになれそうなのに、これでは勿体ないです。
余談ですが、私は共通項を増やすため、日頃から「沢山のコトに出会い、沢山のヒトと出会う」ということを意識しています。巡り巡って、相手側と通じ合う部分が見つかるからです。

TEDトークはYouTubeにもアップされています。
【次に、共感できるか否か】
お互いに、共通な話題が見つかれば、あとは共感できるかです。ただし、前提として「今現在、この人と私は共感できるか否か」という判断が直感的に必要になってきます。相手方と共感できれば、関係性が良くなりますが、そうでなければ、希薄なまま終わってしまいます。
「何だ、カンタンなことじゃないか」と思う人もいますが、共感というのは、相手の気持ちと自分の気持ちを理解して、尚且つ、寄り添う気持ちがないとできないことなので、案外ムズカシイです(特に男子!)。

上記の挿絵は、主人公である男子高校生が、死んだ子犬を公園のゴミ箱に捨てるシーンです。それを見てショックを受けた女子高生ですが、彼の言動は彼女の気持ちに立っていません。全くもって、彼は彼女の気持ちに寄り添っていないのです。
一般的に、共感という面では、それこそ動物に対しても女性の方がコミュニケーション能力が高いので、男性は見習う場面は多い気がします。
因みに、このあと女子高生は泣きながら公園を去っていきます。一方、主人公の男子高校生は「俺、なんかヘンなことしたか…?」と一人呟きます。
【おわりに】
本来、学生同士は共通の話題が豊富なはずです。勉強や部活、ゲームや音楽、SNSなどなど。あとは、お互いのコミュニケーションによります。尤も、友達がいらないのであれば、話は別ですが…
大人でも基本的に同じですが、社会人になると、知らない人との出会いは、どうしても億劫になりがちです。チャンスがあったら、たまには相手の懐を覗いても良いと思います。
今回は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。これからも何かのアイデアになるような記事を投稿していくので、よろしくお願いします。
