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詩 理性のタグと花の崇高




■理性のタグと花の崇高

ラチオ、ラチオ、ラチオ

タグ付けされた時間が空間になる
崇高の時に

流行りイデアがその手元に引き寄せて
さざ波を花に返す

そう。
絶対の領域を広げている、ラチオ、こそが

この色は 赤い

検索されたあらゆる言葉を弾き返してわたしを世界の意味のなかに含めないように行進する、いわく、積み立て続けた年金のような、ラチオ

閉じ込めてくれ、と空いた口々が嘲笑している

ついに、墓場のにおいが充満した

誰が気づいたと言うのか!

おまえもわたしも、だれもかれも

盗んだ梨を棄てたものの末裔に他ならなかった

此処は死の香りがする
今日は死の香りがする

理性が舞い――舞い飛び散り絶対精神の弁証法

赤いのは、!ラチオ!

燃える世界を、積み立て続ける

亀裂なき世界の充足をおそれることなく
溜息なき世界の充足をたたえることなく
嘆きなき世界の充足に声をもとめることなく

わたしを見るのはいつもわたしの瞳ばかり
あなたを聴くのはいつもあなたの声ばかり

目と目と目が、互い違いに潰し合う
口と口と口が、連鎖しては塞ぎ合う

だから

記憶が未来に永劫回帰し続ける
わが人たちの物ものしひ光景に

唖然として立ちすくむのもわたしとあなた

ラチオ、ラチオ、ラチオ

嗚呼!!!

鼻毛なき女が質料を忘却して
挫折なき男が質料を忘却して
病なき人間が質料を忘却して

神は死んだとさえ
もはや何をも言わない
世界の静寂の騒々しさを

おれとおまえは、
ここから質料を買い直さなければならないのだ
売却しきったラチオの高笑いが聞こえないとでも

この赤は、この赤は

血の色に他ならない

血の色に他ならない

オマエは云うのだろう
オレを見て云うのだろう

誰だオマエは、とオマエこそが云うのだろう

なぜなら、この赤は、血の赤に他ならないからだ

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