【第2回】方眼ルーズリーフで作る 心が整う手書き帳簿 「本格・総勘定元帳」のフォーマット
前回、道具の一つとして「方眼ルーズリーフ」をお勧めしました。
今回はその具体的な使い方をお伝えしたいとおもいます。
私が総勘定元帳で採用しているのは、簿記検定の試験で出てくるような「T字型」の帳簿フォームではなく、実務や会計ソフトでも主流の「残高式・・日付・摘要・借方・貸方・残高」のフォームです。
常に最新の残高がパッと見てわかるので、家計管理でもこのフォームを使っています。
また、その後の合計表も作りやすいと思います。
それでは、定規を用意して一緒に線を引いてみましょう!自分で枠を作るのは、どこか絵を描く前の準備に似ていて楽しいものですよ!
1. タイトルと年度の記入
まずは、ページの最上部を整えます。
• 見出し線: 上部から約1.5cm(5mm方眼のマス目3つ分)のところに横罫を引きます。
• 科目名: この線より上の広いスペースに「現金」「食費」「クレジットカード」などの科目名を大きく記入します。
• 年号: 左肩の余白に「20●●年」と年度を記入しておきましょう。
期間(●/1〜●/末など)を入れておくのも良いでしょう。
2. 縦線を引いて「5つの列」を作る
次に、先ほど引いた横罫からページの最下部まで、以下の項目が書き込めるように縦線を引いていきます。(大まかでも大丈夫です)
左から順に、家計の動きを追いやすいレイアウトを作ります。
右利きの人は穴が左にくるように、左利きの人は穴が右側にくるようにフォームを作ると使い良いかと思います。
1. 日付: 事象が起きた月日を書くスペース。
2. メモ(摘要): 「〇〇スーパー」「12月分給与」など、内容を詳しく書くスペース。ここを一番広く取ります。
3. 借方(左側): 資産の増加や費用の発生を記入。
4. 貸方(右側): 資産の減少や負債・収益の発生を記入。
5. 残高: 今、いくらあるのか。これこそが家計簿の肝です。


ルーズリーフの良さは、簡単に入れ替えられること。
記録しているうちに順番を変えたくなったり科目が増えることもあるでしょう。
よく使う科目のページが増えても問題ありません。
3. 4つのグループを整理する
以下の4グループを意識して、科目ごとにページを準備します。
• 【資産】 現金、銀行預金、PayPay、証券口座など
これは「プラスの財産だ」と言えるもの
• 【負債】 クレジットカード、ローンなど
これは「借金だ」と思うもの
• 【費用】 住居費、食費、日用品、光熱費など
消費・消耗していくもの
• 【収益】 給料、副業収入、還付金など
※最初はわかるものだけ、最小限でOK
なぜ「方眼」で「この形」なのか
実際の経理の現場でも使われているこのフォームは、一列ごとに「何が起きて(借方・貸方)、その結果いくらになったのか(残高)」がとてもわかりやすく、都度残高を照合することができるので特に資産や負債の間違いが起こりにくくなります。
方眼ルーズリーフなら5mm単位で金額の桁数に合わせた線が引けるので数字がガタガタにならず、少しぐらい雑に書いても集計しやすいです。
ちなみに、私は片面しか使いません。
その理由として
+シンプルに、見やすい
+バインダーのリングが手に当たるので裏面は書きづらい。
+裏写りしても問題ないので 紙も筆記具も好きなものが使える。
+裏面はフリースペースとして使える
気になるレシートなどを貼ったり
日記のような気づき、特記事項が書ける。

(清書してます💧)
手書きの線が引かれるだけで、「自分専用の帳簿」という実感がわいてきますよ♪
★おわりに★
これまでの家計簿が「給料が入って、次の給料まで残りいくら……」と減っていく数字を眺めるだけの、少し気が滅入るものだったとしたら、やり方を変えてみませんか?
「今月はいくら使ったか」を追いかけるだけの家計簿を卒業し、まずは「自分の家計が今どういう状態にあるのか」という全体像を掴んで欲しいなと思います。その一歩としてこのルーズリーフの帳簿を紹介しました。
さて、フォーマットができたら次はいよいよ実践。
日々のノート(仕訳日記帳)の記入から元帳への転記を実践してみましょう。
ただ、仕訳のノートに記入するには 科目の特性を理解しなくてはいけません。
次回は「資産」について例を挙げて、日々のノート(仕訳日記帳)から、線を引いた元帳へ数字などを書き写していく「転記」の作業についてお伝えします!
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