忘れてはいけない、あの事件
こんにちは、なおです。
僕のことを知らない人のために少し自己紹介をします。
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今回は「#読書の秋2021」ということで、僕もある本を紹介したいと思います。
注意⚠
この本は有名な殺傷事件に関する本となっていますので、人によってはトラウマになる場合もあります。ここから先は自己責任でご覧ください。

本について
僕が紹介する本は「絶歌」です。
絶歌と聞いて少し鳥肌が立った人もいるのではないだろうか。絶歌はこれからお話する、ある"少年"が起こした殺傷事件に関する本である。この本を出版した当時、かなりの批判が集まった。その理由はこの本を執筆した人が事件の犯人(本人)であったからだ。
今回は本の内容と事件について紹介します。
事件について
殺傷事件の名前は「神戸連続児童殺傷事件」。
この事件を起こした犯人は当時14歳の中学生の少年だった。
犯人の少年は「少年A」と呼ばれ今でも名前を隠している。
1回目の事件
1997年2月10日、少年Aによる1回目の事件が起きた。
神戸市の路上で下校中の小学生(女)2人に対して、ショックレス・ハンマーで殴りつけ、1人に重症を負わせた。
2回目の事件
同年3月16日、2回目の事件が起きた。
神戸市の公園で付近にいた小学生(女)に対して、「手を洗える場所はないか」と尋ね、案内させた後「お礼を言いたいのでこっちを向いて下さい」と言い、女児を金槌で殴りつけた。女児は病院に運ばれたが、23日に脳挫傷で死亡した。
この事件のすぐ後、別の小学生(女)の腹部に刃渡り13センチの小刀で刺して2周間の怪我を負わせた。
3回目の事件
同年5月24日、3回目の事件が起きた。
少年Aは人を殺したいという欲望から、殺すのに適当な人間を探すため自転車に乗って街を走っていた。その時反対側から歩いてくる、1人で歩いている男児を見つけた。男児は少年Aの弟の同級生で、既に面識があった。
少年Aは男児と共にタンク山と呼ばれる場所に遊びに行った。そこで少年Aは男児を絞殺し、遺体を隠した。
翌日(25日)に少年Aは再びタンク山に行き、遺体となった男児の首を糸のこぎりで切り落とした。しかし少年Aは頭部に魂が残っていると考え、両目に小刀を突き刺した。
さらに翌日(26日)、少年Aは1回目・2回目の事件と男児の行方不明の警察の捜査から自分を遠ざけようと考え、切り落とした男児の頭部を自分の学校に置くことを計画し、その日は自宅に戻った。
翌日(27日)、少年Aは男児の頭部を自分が通う中学校の正門に置いた。さらに警察の捜査を撹乱する方法として、男児の口に手紙を咥えさせた。手紙の内容はこちら↓↓↓
さあゲームの始まりです
愚鈍な警察諸君
ボクを止めてみたまえ
ボクは殺しが愉快でたまらない
人の死が見たくて見たくてしょうがない
汚い野菜共には死の制裁を
積年の大怨に流血の裁きを
SHOOLL KILL
学校殺死の酒鬼薔薇
この「SHOOLL KILL」は少年Aのスペルミスで正しくは「SCHOOL KILL」
また報道で「酒鬼薔薇(さかきばら)」を「おにばら」と読み間違えられたことに怒った少年Aは神戸新聞社へ声明文を送った。
事件発覚
警察の捜査により犯人が少年Aと浮上しており、さらに神戸新聞社に送られた声明文と少年Aが書いた作文の筆跡鑑定も行い、少年Aの犯行であることがほとんど確定していた。
同年6月28日
警察が少年の家を訪ね任意同行させた後、事情を聞いている中で犯行を自供した。
現在まとめ
【1997年】
2月10日:女児2人をショックレス・ハンマーで殴りつけ、1人に重症を負わせる
3月16日:女児を金槌で殴りつける。7日後に死亡。
3月16日:女児の腹部を小刀で刺して怪我を負わせる。
5月24日:男児を絞殺する。
死亡者:2人 負傷者:3人
あらすじ
絶歌の内容は[ 逮捕・幼少期・犯行・幼少期・逮捕後・社会復帰 ]という流れで書かれています。
少年Aは逮捕後の鑑定で「直観像素質」と診断されています。これは一度見たものをすべて記憶するというもので、「直観像素質」自体は何も悪いものではありません。しかし、少年Aの場合見たもの・感じたものをすべて記憶しているため絶歌では事件の残酷な描写や当時の様子が細かく書かれています。
絶歌はこの記事の最初に話した事件について少年Aが感じたこと、取り調べでの警察官とのやりとり、大人になってからの生活(社会復帰)について書かれています。
本を読んだ感想
僕は本を読む前から事件の概要についていは知っていたので、覚悟して本を読み始めました。
しかし内容は想像の何倍も残酷に描かれており「この本はフィクションなのではないか?」と自然に考えるほどでした。
また僕はこの本を読んで「なぜこの本を出版したのか?」という疑問が生まれました。遺族の方はすでに非常に苦しい思いをしているのに、さらに苦しめるようにこの本を出版しようと思ったのか理解できませんでした。
そして少年Aは当時14歳の中学生であったため、これほどの大事件を起こしても少年法により死刑や無期懲役になることはありませんでした。この少年法についても僕はこの本を読んで今すぐ改正するべきだと強く思いました。
最後に1つ。
僕は「サイコパスとは、生まれながらにして持つものなのか?それとも生きていく中で形成されるものなのか?」という疑問がこの本を読んで答えを知れた気がします。
この本はあまりにも残酷な描写が多いため、おすすめできません。ただ事件について知りたい方、少年Aについて知りたい方は読んでみてください。
この事件により亡くなった方へ、心より追悼します。
またこのような事件がなくなることを祈ります。

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