40代〜50代で「自分を生きたい」が再燃する理由(ミッドライフの正体)
40代〜50代で、それまで無我夢中だった子育てが終わりに近づいたり、体力の衰えを感じ始めたとき、突然「このままでいいのかな」
と感じる時期があります。
迷いや不安と共に新しいことに目を
向けたくなっている自分、
それまでの軌道から外れるのが怖い自分。
うまくっていても、うまくいっていなくても、何故か満たされない。
どこか自分じゃない感覚。何かを目指して頑張るのは違うのではないか。
「聴く」を仕事にしていると、この言葉にならない感覚を抱える40代〜50代の方によく出逢います。
「でも今さら、何ができるのかもよく分からない」
この時期にも、コーチングに関心をもたれる方が多くいます。
■ それは「問題」ではなく「心の目覚め」
多くの人は、この状態を
モチベーションや体力の低下
更年期の影響
環境への不満
として処理しようとします。
でも、人としての内側の成長からのぞいてみると、
「低下」ではなく「心が目覚め始めている」状態なのです。
■ 役割の人生から、“自分の人生”へ
20代〜30代は、「役割」を生きる時期です。
母親、父親であること
妻、夫であること
社会で役割を持ち仕事をすること
何かの仮面をつけて、日々を生きているのですが、
40代を超えると、その役割の奥にいた「本来の自分」が顔を出し始めてきます。
■ 海外にいると、よりはっきり見える
私はオーストラリアに住んでいるので、海外にいると、日本的な「正解」から少し距離ができます。
すると見えてくるのが、”ちゃんとしている”と“自分を生きている”は違うということです。
■ なぜ40代〜50代で起きるのか?
理由はシンプルで、「子育ても落ち着き、少し余裕が出てくる」「人生の残りの時間が少なくなり、嘘がつけなくなる」時間的にも、エネルギー的にもこれまでと同じように無理もきかなくなります。
だからこそ、
✔ 本当にやりたいこと
✔ 本当に会いたい人
✔ 本当に大切にしたい価値観
以外に、エネルギーを使えなくなってくる。
ある友人が話してくれました。
「癌を経験したことで、考え方が変わってね。携帯に入っている連絡先も整理したんだよね。本当に付き合いたい人とだけ、つながっていれば良いかなと思って」
■ 「空虚感」は、終わりではない
この時期に感じる空虚感や焦り、不安は間違っているサインではなく、むしろ「次のステージに入る入口」です。
■ ここで大事な問い
ここから先、大切なことは、自分の内側に問いかける、ということです。
ここで「コーチング」が生きてきます。
コーチにサポートを受けることで、
自分の内側(本音)に気づきやすくなります。
「私は本当は、どう生きたいのか?」
でも実は、この問いの前にもう一つ、表れるてくるものがあるのです。
■ 次に出てくるもの
実は多くの人がここで止まる理由は、
「やりたいことが分からない」から、
だけではなく、ある前提があるからです。
“自分にはもう無理だろう”という前提。
この前提を「ビリーフ」(信念)と言います。
ビリーフとは、「無意識に、自分の現実を作っている前提」のことです。
たとえば
・今さら変われない
・私には特別なものがない
・家族がいるから無理
こういった“当たり前になっている考え”が、
気づかないうちに人生の選択を決めています。
人生の前半に、心にブレーキをかけることで、
バランスを取ってきたことが、
40代〜50代になると、このビリーフが合わなくなってくる時期なのです。
■ 私が見ているもの
コーチとして多くの人と関わる中で感じるのは、
人は“能力”で止まっているのではなく
“思い込みや信念(ビリーフ)で止まっている”
ということです。
誤解してほしくないのが、信念(ビリーフ)は
ネガティブなものばかりではない、
またネガティブに見えるビリーフも
ちゃんと理由があって、それを採用していた
ということも付け加えておきます。
(これはまた今後詳しく書いていきますね)
■ ミッドライフの本当の意味
実は40代〜50代の間に私たちは沢山のお試し(テスト)を受け、50代を迎えます。それは
「本来の自分に戻るための心の再起動テスト」なのです。
■ 最後に
もし今、「このままでいいのかな」と感じているなら、それは間違いではなく、人生の中で一番大切なフェーズに入っているサインです。
大切なことは、「何をするか」ではなく
「何を信じているか(ビリーフ)」を見ること。
そうすることで、次のステージが見えてくるのです。
次の記事では、
「頑張ってきた人ほど、空虚になりやすい理由」
について書いていきます。
「自分を生きる」ことを、もう一度選びたい方へ。
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