310_三者懇談で1人1時間かけるのは「情熱」か、それとも「罪」か?
Podcastのハイライト
三者懇談。若い先生から「気をつけていることは何ですか?」と取材を受けました。
改めて考えてみると、長年の経験で私の「身体に染みついてしまっている」工夫が、実はたくさんあったんです。
成績というエビデンスから入り、そこからどうやって「その子自身の良さ」を語る日常の話へつなげるのか。
そして、ベテランだからこそ言える「ばあちゃん目線」での全肯定。
でも、一番伝えたいのはテクニック以上に「持続可能な働き方」への強いこだわりです。
1人1時間かけることが自慢だという先生の意見をぶち壊し、次世代が引け目を感じずに帰れる教室を目指したい。
そんな私の、ちょっと「カチン」ときた本音の話も含めてお届けします。
実は昔、10歳くらい年下の男性教員が「40人全員に1時間ずつ面談するんだ」と豪語しているのを聞いて、私、思わず「カチン」ときてビシッと言ってしまったことがあるんです。
「時間を多く取ることが自慢なんですか?」って。
厳しい一言だったかもしれませんが、私自身、子育てをしながら早め早めに仕事を切り上げ、家事労働に専念してきた自負がありました。
長時間を美徳とする空気には、どうしても我慢がならなかった。
そんな葛藤を経て、私は「20分で濃密に完結させる」スタイルを確立してきました。
それは、ただ手を抜くのではなく、事前の準備や進行に細心の注意を払う、私なりの「戦い」でもあったのです。
面談をスムーズに進め、かつ保護者に安心してもらうための秘訣は、話す「順番」と「目線」にあります。
まずは通知表という揺るぎないエビデンスから始め、学習状況をしっかり説明する。
その上で、日常の話へと移ります。
ここで大事なのが、生徒を肯定的に見つめること。
どんなに今は課題がある子でも、赤ちゃんの頃はみんな「天使」だったはず。ご両親がどれほどの愛情で育ててきたか。
そこに思いを馳せると、自然と「いいところ」が目に入ってきます。
最近の私はもう、完全に「ばあちゃん目線」ですね。
若い頃は厳しく見てしまったこともありましたが、今は「いい子じゃのう」と、まず褒めることから始められるようになりました。
教員が味方だと分かれば、保護者も安心して本音を話してくれるようになります。
先生方、特にお子さんがいて「もっと時間をかけてあげたいけれど帰らなきゃ」と罪悪感を持っている方、どうか胸を張ってください。
効率よく、コンパクトに面談を終えることは、冷たいことではなく、プロとしての技術であり、この仕事を長く続けていくための「優しさ」です。
最近、私の学校でもようやく欠席連絡がデジタル化されました。
朝の電話対応に大わらわだった日常が、少しずつ変わろうとしています。
古い価値観に縛られすぎず、デジタルも活用しながら、私たち自身の生活も大切にしていきましょう。
私が無意識にやっていた「言語化できないレベルの工夫」も、これから少しずつ皆さんにお裾分けしていきますね。
※この記事はNotebookLMをアシスタントとして使用しました。
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