【🍩おでかけ録】ラ コリーナ近江八幡:お菓子と建築を同時に楽しめる、滋賀のオススメ観光地!
【#310、約4,400文字、写真約80枚】
たねや クラブハリエのフラッグシップ店である「ラ コリーナ近江八幡」(以下、ラコリーナ)に初めて行きました(2025年8月)。その感想・レビューを書きます(彦根城などの感想もあり)。
▶︎ 結論
ラコリーナは、滋賀観光でマスト、アートや建築が好きな人にもオススメでした!それは主に、1)藤森照信による自然いっぱい、唯一無二の世界観が楽しめる、2)料理がおいしいためです(値段は高い)。「ようこんなんデザインしましたなぁ」と心から思える空間でした。四季折々いつでも楽しめると思いますが、是非、青々とした田んぼが美しい夏に行ってみてください😀
おすすめ度:★★★★☆
会話できる度:★★★★☆
混み具合:★★★☆☆
場所:ラ コリーナ近江八幡
休館日:元旦のみ
開館時間:900 - 1800
住所:滋賀県近江八幡市北之庄町615-1
アクセス:近江八幡駅からでバス約10分
入場料(一般):無料
事前予約:ー
所要時間:約3時間
撮影:すべて可能
URL:こちら
▶︎ 訪問のきっかけ

大阪万博に行く前に「どうせなら途中下車して、どこか観光しよう」と思いつきました。そこで大阪に比較的近い滋賀県を選びました。
▼ 大阪万博の感想
関西人にとって、お出かけスポットとして馴染みの深い「ラコリーナ」。関西の大学生が「⚫︎⚫︎君の車で、今度ラコリーナ行こうや!」というノリで遊びに行くイメージです。実際、現地には大学生の集団は多かったです。
私もいつか行きたいと思っていたため、このタイミングに行けて良かったです。そのほか、滋賀県の美術館も行けて満足でした。
▼ 滋賀県立美術館の感想
▶︎ アクセス

ラコリーナへは、近江八幡駅からでバス約10分。北口6番乗り場で、近江鉄道バスの「長命寺行き / 長命寺経由休暇村行き」に乗車、「北之庄 ラ コリーナ前」で下車します。


平日は本数が少ない!



▶︎ ラ コリーナ近江八幡とは?
2015年にオープンした
たねや クラブハリエのフラッグシップ店です。
ラ コリーナのコンセプトは「自然に学ぶ」。
お菓子や自然を楽しんでいただけるよう
こだわりや遊び心をちりばめています。
ここは、訪れるたび新しい発見に出会える場所。
草におおわれた建物や森への小道
田んぼの小さな生き物など
あなただけのお気に入りのラ コリーナを見つけてください。
ラコリーナは、滋賀県において、訪れた観光客が最も多かった施設です。彦根城を差し置いて第1位!
ラコリーナがつくられた経緯や、現在の取り組みは「ラ コリーナ日誌」で詳細に情報発信されています。
✔️ 「たねや」と「クラブハリエ」の関係

ラコリーナは、主に2つの企業により運営されています。
株式会社たねや=1972年創業。江戸時代は穀物類・根菜類の種子を商う「種屋」でした。その後、明治時代に、栗饅頭と最中を製造・販売する和菓子店に鞍替え。現在の看板商品は、最中やどら焼きです。
株式会社クラブハリエ=1951年から「たねや」は、洋菓子の製造・販売を始めます。1955年に法人化。みんな大好き、バームクーヘンが看板商品です。大丸東京店ではいつも行列ができている印象があります。
✔️ ラコリーナ=丘

ラコリーナ(La Collina)は、イタリア語で「丘」という意味です。
もともと、山本德次(グループ名誉会長、2025年没)が、近江八幡の原風景を取り戻すことと同時に、「お菓子の館」というテーマパークの構想をもっていました。
その意見を国内外で聞いて回る中、イタリアの建築家兼デザイナー、ミケーレ・デ・ルッキと出会いました。彼らがここへ一緒に訪れた際、小高い丘から眺めたことで「ラッコリーナ」と命名されました。
敷地の広さは約37,000坪、東京ドームの約2.5個分です。
✔️ 建築・アート好きは要チェック!

ラコリーナの特徴は建築!一面が草で覆われた屋根をもつ建物を設計したのは、藤森照信。この印象的な建物を見るために、建築・アートに興味がある人が続々訪れています(2020年、日本芸術院賞を受賞)。
丘っていうから、まず屋根全体が草というのを思いついたんだけど、半分くらいは経営者はやらないだろうと思っていたんです。
ぼくは何かに似てくると必ずやめるんですよ。それはずっと歴史をやって来たからこそ、どの国のどの建築にも似たくないというのがある。
藤森照信の設計の中で有名なものが、神長官 守矢史料館(長野県)。noteでも、多くの人の感想を目にしました。
そのほか、藤森照信の建築では、多治見市モザイクタイルミュージアムが有名です。2017年には、水戸芸術館 現代美術ギャラリーや広島市現代美術館で「藤森照信展」を実施したようです。
「藤本壮介展」(森美術館)の中で展示されていた、藤本壮介が影響を受けた建築には、ラコリーナも記載されていました。藤本壮介が手がけた太宰府天満宮の仮殿も、ラコリーナの雰囲気を感じます。
▼ 藤本壮介展に行った感想
✔️ 全体図

施設内には、約10のカフェやショップが点在します。バームクーヘンだけの会社だと思ったら、幅広く展開していました。
✔️ 草屋根

ラコリーナで特徴的なのが、入り口までのスロープ。来場者は、バス停や駐車場から原っぱを抜ける必要があります。ここを進むことで、徐々にラコリーナの世界に入る仕掛けです。まるで「千と千尋の神隠し」で、現実世界から異世界に抜けるような感覚になりました。








車で来る人が多いため、空きが多い

✔️ 田んぼ
草屋根を抜けるとそこには…、


右:オフィス

ぽっかりと田んぼが広がっていました。自然そのものが「映え」!その周りに、カフェやショップ、工場、オフィスなどが配置されています。
一面の緑、草木の形、色、匂い、流れる水の音、通り抜ける風、虫の声。深呼吸して、長い時間過ごしたくなる、心落ち着く空間がありました。ヒトのDNAには自然への親しみがインプットされているんだなぁと感じました。




✔️ 七つ石

田んぼの中には、大きな石が7つあります。日牟禮八幡宮とともに信仰され続けている八幡山へと向かうように設置されています。
すべての石に名前が付いています(参照)。藤森照信とランドスケープ担当の重野国彦が監修。植えられている松などは、藤森照信が選んだものです。

✔️ 土塔

土塔に深い意味はなく、写真撮影のためのモニュメントらしいです。備え付けのドアは開閉できます。


✔️ ギフトショップ、フードコート

左の回廊を進むと、ギフトショップとフードコートがあります。店内装飾がこだわっているため、とても楽しく過ごせます。







ギフトショップの横にフードコートが併設されています。欲しい食べ物を発券機で購入します。その後、割り当てられた場所に行き、チケットと食べ物を交換します。
当日は、チケットを購入するための列はできていませんでした。ラコリーナ内のカフェやレストランに行く際は、午前中が狙い目です。





おこわ 近江牛 (¥1,430)
アランチーノ (¥600)
たねや カフェラテ (¥460)
✔️ バームファクトリー

バームファクトリーの1階には、焼きたてのバームクーヘンや限定商品を展開するショップ、2階には、バームクーヘン専門店があります。




結婚式などに需要があるのかな?



コーヒー (¥500)

大阪万博開催中の時期に訪問しましたが、園内で、外国人の方は少数でした。さすがに、ここはまだマイナーのようです。
カフェでバームクーヘンを食べ、ショップで買い物をした後、ラコリーナを後にしました。気づけば、3時間ほど滞在していました。
▶︎ まとめ

いかがだったでしょうか?滋賀県のおでかけスポットNo.1の評判は本物でした。「バームクーヘン」からこの世界観をつくるのはすごいです。藤森照信による設計の偉大さを改めて感じました。入場料はかかりませんが、施設内のカフェやショップの値段は比較的高めです。また、繁忙期でも、午前中は混雑しづらいためオススメです。
▶︎ おまけ(彦根城)

旅先として定番の彦根城にも行きました。




彦根城の近くには、遊具が豊富な金亀公園があります。子ども連れの場合は、ここで子どもの機嫌をアップさせることができます。
なお、その後に訪れた天守への道のりは険しかったため、子どもはかなり辛かったみたいです。子どもの機嫌がダダ下がってしまいました。





彦根城は1622年に完成しました。関ヶ原の戦いの後、井伊直政・直孝によって築かれたお城です。天守・櫓・門などの主要建築が当時のまま現存しているレアな天守(城の中枢にある最も高い物見櫓)が目玉です。




1952年、天守が国宝に指定され、2015年、彦根城跡は特別史跡に指定されました。日本に国宝指定の天守は、彦根城の他に4つ。姫路城(兵庫県)、松本城(長野県)、犬山城(愛知県)、松江城(島根県)です。



天守は意外と小さかったです(大阪城のようなイメージをしていました)。彦根城全体の印象は「国宝だから来られてよかったけど…まぁいい思い出にはなったかな…」という感じでした。


ひこにゃんは今でも大人気でした。夏場は暑いため、時間を短縮して「お散歩」してくれます(詳細)。ひこにゃんは、2007年の「国宝・彦根城築城400年祭」のイメージキャラクターとして、2006年に誕生。ひこにゃんは、元祖ゆるキャラとして知られています。

実は、かわいいひこにゃんが活躍する裏側には、ドロドロの法廷劇がありました。特に、著作者人格権の同一性保持権が論点になりました。著作権者との事前の取り決めが重要だと痛感する一例です。
▶︎ おまけ(エクシブ琵琶湖)

当日は、エクシブ琵琶湖に1泊しました。米原駅から、無料バスが1日6回出ています。琵琶湖ビューでゆったりできました♨️





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