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親は口出し禁止!GUで「服の選び方」を自分で考え、学ぶイベント「MY FIRST OUTFIT」に初参加🙋‍♀️

【#324、約4,500文字、写真3枚】
2025年8月、アパレルブランド「GU」が実施した、参加無料の店舗イベント「MY FIRST OUTFIT」に参加しました。その感想を書きます。また、今のGUに対する私見も記載しました。

▶︎ 結論

GUが全店舗で実施した「MY FIRST OUTFIT」は、子どもが親から離れて、自分で考えて服を選んで決める、貴重なイベントでした。うちの子どもは大満足していました。特に、服に興味をもち出した年長クラス〜小学校低学年のお子さんにオススメです!

※ 2026年春のイベント募集はすでに終了しています。


▶︎ MY FIRST OUTFITとは?

MY FIRST OUTFITとは、
お子さまがひとりで服選びに挑戦する、
参加無料の店舗イベントです。
子どもたちが自分で、
服を選ぶ・決める・ファッションを楽しむ
きっかけを提供しています。

公式サイトより

要は、GUのスタッフの方が子どもをサポートしながら、コーディネート体験ができる取り組みです(参加無料)。私は11時半からの回に参加しました(店舗によって時間、回数が異なります)。

GUは、2022年にこのサービスを開始し、2,000名以上の子どもが体験してきたそうです。2025年、全423店舗でこの取り組みを実施。参加した子どもだけでなく、教える側の店長、スタッフも服との向き合い方を見直す良い機会になると思いました。ユニクロは2017年から実施しています。

▶︎ イベントの流れ

最後にもらえる修了証

主な流れは以下です。なお、参加には年齢制限(年長~小学校6年生まで)があり、自分で着替えられることが条件です。

説明を受ける
親子がスタッフから全体の説明を受けます(私の回は、5、6組の親子が参加。子どもは全員女子でした)。そして、今着ているコーディネートを親が撮影します。その後、服選びなどの説明を子どものみが聞きます(親は場所を離れ、約30分後に店舗へ戻る)。

自由に服を選ぶ
子どもが店内の売り場を見ながら、買い物カゴに服をどんどん入れます。随時、スタッフの方がアドバイスもしてくれます。原則、親は近くにいられませんが、心配性で一緒に寄り添っている親もいました。

試着する
カゴに入れた商品を持って、試着室で選んだ商品にさまざま着替えます。そして、お気に入りのコーディネートを1つ決めます。

お披露目する
店内で放送が流れ、親が合流。試着室のカーテンを開けて、子どもが自分で選んだコーディネートをお披露目!親が撮影して「めっちゃええやん!」と盛り上がります。

2025年版は、上記のほか「インフルエンサー体験」も実施。インフルエンサーの仕事内容、ポーズのコツなどを伝授してもらったそうです(親は参加していないので詳細は不明)。

イベント後、子どもが選んだ服を買う必要はありません。目的は「子どもが自分で服を選ぶ」ことです。しかし、子どもが一生懸命選んだ服を買わない選択肢は、どの親もほぼないと思います(苦笑。

▶︎ うちの子どもが選んだコーディネート

うちの子どもが選んだ上下

私は試着室のカーテンを開ける前「めっちゃ柄物とか、キャラものとか、チグハグなカラーとか、子どもっぽすぎるやつを選んできたらどないしよう…」と少し心配でした。

しかし、うちの子どもが選んだのは「フロントリボンシャーリングT」「プリーツラップミニスコート」の2点。とてもシンプルで、上下ともにアクセントとなるリボンが共通していたため「普通にセンスええやん」と安心しました(笑。

それらはお気に入りとなり、イベント後に購入。商品を着たままタグを切って、ルンルンで着て帰りました

▶︎ うちの子どもの感想

選ぶところが楽しかった!
GUはZARAみたいに可愛いやつ結構あった
可愛いスカートがいっぱいあった!

うちの子どもの感想

イベントに参加後、うちの子どもは「GUにはおしゃれな服がある」という認識が定着したようです。例えば、ユニクロ店舗で気に入る子ども服がなかった場合「GUには絶対良いのあるよ!」と言っていました。

2025秋冬にGUで購入した商品の中で、うちの子どものお気に入りが「バレルレッグジーンズ」です。「お客様のレビュー」は約200件で★4.6と高評価。そのほか、2026春夏では「リブクルーネックT」「ヌクヌクニットコールフレアパンツ」を好んでよく着ています。

▶︎ 私の感想

親の視点から見ても、良いイベントだと思いました。

子どもの服を買う場合、私が商品を選ぶことが多かったです(買ったのに着ないともったいないから)。子どもと服を選ぶ時も、私がオススメすることがしばしばありました。

このイベントを通して、多くの選択肢から、気に入った商品をカゴにポイポイ入れて、そこからお気に入りの服を自分で決める作業は楽しかったでしょう。これは普段はない経験でした。

服のコーディネートは、学校など、誰かから体系的に教わる機会はありません(美術の鑑賞方法も同様ですネ)。私の場合、何万回も服選びで失敗をした上で、今のスタイルに落ち着いています。

また、私は「服=コミュニケーションツール」だと考えます。「人は外見ではなく、中身だ」という言葉を聞きます。しかし「中身が外見に現れたもの=服」とも言えため、相手に人となりを伝える上で、服は重要だと思います。

そのように重要な側面をもつ服の選び方・組み合わせ方を、GUのスタッフのサポートを得ながら「自分で考える(時には失敗する)」楽しさ、大切さを学ぶ機会は貴重だと感じました。

時に、うちの子どもが「この服欲しい!」と持ってきたものを見て「うーん…これなぁ」と思うことも多いです。しかし、それも成長の通過点主体的に考えて行動する→親のアドバイス(聞かないかもしれないけど)→再び挑戦するの繰り返しで、子どもの感性が磨かれていくのだと思いました。

▶︎ まとめ

いかがだったでしょうか?「MY FIRST OUTFIT」の知名度は、まだ高くないかもしれません。おそらく2026年も全店舗で何度か実施すると思います(春はすでに申し込み終了)。今後、都合が合えば参加してみてはいかがでしょうか?きっと子ども(+親)にポジティブな発見があると思います!

▶︎ おまけ)私がGUに思うこと

私はユニクロによく行きます。

▼ 去年購入したユニクロ、その他の洋服

一方で、GUの店舗へは久しぶりに入りました。そこで、改めて気づいたのは「GUとは何者なのか?」ということでした。

GUとは「GジーUユー自由」がブランド名の由来です。ブランドメッセージは「YOUR FREEDOM 自分を新しくする自由を」。HPでは4つのキャッチコピーが使われています。

  1. 新しい自分を、楽しもう

  2. すべてのシーンへ。すべてのひとへ。

  3. 旬も。品質も。価格も。

  4. MINI edit MAX

私は、1番目にある「楽しもう」がキーワードだと思いました。

イベントでうちの子どもが服を選んでいる時、時間を潰すため、私はモール内にあるZARAに入りました。ZARAはファストファッションとは言われるものの、値段はユニクロの約2倍(GUの3〜4倍)。

GUのコンセプトは「ファッションと低価格」なので、ZARAの競合です(値段は全然違いますが)。両者のキッズ商品を比べるとZARAの方が圧倒的にオシャレだと思いました。ZARAは「子ども服」という印象はなく、大人服同様のオシャレさや気品がありました。

ZARAで購入した子ども用のローファー(¥5,590)

商品以外にも、店内の内装は「ZARAの世界観」「アート的センス」を感じました。壁面はグレー、什器はシルバーのステンレス(もしくは黒)、天井の照明は控えめかつシンプルで、どれも完成度が高い。「ZARAで買い物をしている自分、何かオシャレ」と感じます。

その後、再びGUの店舗に入ると、差を大きく感じました。GUは、壁も什器も全部真っ白、商品は詰め詰めにハンギングされており、一言で言えば「チープ」でした。それらがチープだと、「商品」「買い物している自分」もチープで、さもしいと思えてきます。

そして、GU店内の至る所(販促物に使われるキャスト、写真の撮り方、ポップでの訴求方法など)がユニクロに似ていると感じました。

グループブランドなので、好事例を横展開する必要はあると思います。一方で「GUらしさとは何やろう…」と少し考えてしまいました。「低価格で、誰でもファッションを気軽に楽しめるブランド」と私は理解しています。その「らしさ」が商品以外の部分で、他ブランドと明確に差別化できていないと思いました。

実需のユニクロとは違い、GUは「トレンドファッション」です。商品自体がいくら素晴らしくとも、そのブランド自体や店舗に「良いイメージ」「格好いいイメージ」がないと、私はそこで商品を買いたいと思いません。

私が特に引っかかったのは、GUの店内で「楽しい感じ」がしないことでした。「安くてオシャレ風な服が倉庫のようにたくさん売っている」「運営上の効率を重視している」ことが第一に伝わってきました。

例えば、VUITTONは、VUITTONで買うからVUITTONです。VUITTONの財布がセリア店内のフックに大量に引っかけて販売されていたら、欲しい人はいないでしょう。

GUのコンセプトをもとに、他ブランドと差別化すべき点は「楽しさ」ではないでしょうか。「なんか楽しそうだから、目的はなくてもGUの店内に入っちゃうんだよなぁ」「他のブランドとも圧倒的に違うこの感じ、好きだなぁ」と思わせてほしいです。「ファッション」は実需ではなく「エモーション」で買うからです。

また、ブランドカラーの青色・黄色を活かしていない点も気になりました。モール内にあったDIESELの店内は赤と黒で統一され、ブランドイメージに合わせたエッジィな什器が使われていました。しかし、GUはどこを見ても青色と黄色はありません。レジスペースには、大きな銀色のロゴがかかっていました。

ZARAの店舗に目隠しをして連れて来られて、パッと目を開けたら「ここはZARAだ」とわかります。一方で、GUの店舗で同様のことをしても「ここはGUだ」と気づく自信はありません。言葉にするのは難しいものの「この店内の感じ、これがGUだよなぁ」という独自性が欲しいです。

そもそも、ブランドコンセプトを尖らせることが最優先。その上で、高見えする什器を使う、座って雑誌を読めるチェアーを置く、ウォーターサーバーを設置する、デジタルサイネージを多用する、植物やアートピースを置くなど、居心地を高めたり、情報発信を強化する取り組みがあると思います。

低価格で、持続的な成長を実現するためには、買上点数の向上と、効率的な運営が重要です。しかし(蛙鳴蝉噪かもしれませんが)、その前提として「GUとは何者なのか」を来店した人に肌感覚で掴んでもらえなければ、顧客層は広がらず、世界でも通用するブランドに近づけない思いました。

なお、以下の点は良かったと思いました。
・GUのスタッフは、ユニクロと違い、着こなしが自由で「ファッションを楽しんでいる」感じがしたこと。
・マネキンが多いため、商品単体よりも「コーディネートで選ぶ楽しさ」が感じられたこと。
・販促物のモデルの表情は、ユニクロと違い、みなはっきり明るい笑顔で「楽しそうな感じ」がしたこと。


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