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中古レンズの闇

レンズを断捨離しようと思った理由はシンプル。
防湿庫のスペースが限界に達したから。

気がつけば増えていくレンズ。
本来は撮るための道具なのに、いつの間にか「どこに収めるか」を考えるようになる。
趣味というのは、こういうところで静かに領域を広げてくる。
結果として、8本のレンズを手放した。
そしてその流れのまま、新たに1本を新品で購入。まだ取り寄せ中だけどこの循環は簡単には止まりそうにない。

今回の話は、そんなレンズ売却にまつわる現実について。

レンズはできる限り高く手放したい。
ヤフオクやメルカリを使えば相場に近い、あるいはそれ以上の価格で売れる可能性もある。
ただし、売れるまでの時間や購入者とのやり取りという負担は避けられない。
特にレンズは状態への目が厳しく、カメラ本体以上にトラブルになりやすい。
これは経験上、はっきりと感じている。

そうした理由から、最近は専門店での買取に任せることが増えた。
多少安くても、確実でストレスが少ないという安心感があるから。

ただ今回は、その安心が一様ではないことを思い知らされた。

対象は中望遠のマクロレンズ。
素人判断だけど目立つゴミや外観から分かるクモリはない。
ただし一点、絞りバネの戻りが弱い。
この部分が査定に影響するのは予想していた。

家から近いという理由で最初に持ち込んだ店での査定額はまさかの2,500円。
Hard Offとかではなく有名な中古カメラ専門店。

過去には15,000円、別の店でも10,000円という査定が出ている個体。
それを踏まえると、この金額には大きな違和感が残った。
ちなみに今までここまで大きな差が出た経験はない。
そして翌日、別の店に持ち込んだ結果は18,000円。
なぜか最高査定額。


同じレンズ、同じ状態でもここまで差が出る。

レンズの見極め基準、在庫状況や販売ルート、客層、あるいは店ごとのリスクの取り方?
後はやはり査定する人の個人的技量の違いなのだろうか?
理由はいくつも考えられるけど売る側から見えるのは「持ち込む場所で価値が変わる」という事実。

2,500円という査定を出した店が悪いわけじゃない。
ただ、その場で手放していたらと思うとお財布的に恐ろしい。

結局のところ、レンズの売却はタイミングと持ち込み先でほぼ決まる。
レンズを買う時もなるべく新品を買う事にして古いレンズなどで仕方ない時も信頼出来るお店で購入した方がいいなと思ったのとお店によって同じレンズでも、ここまで価値が変わるという現実だけは、しっかり覚えておかなければ…

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