見出し画像

既存のデバイスをどれだけニーズによせられるか

こちらの論文もかなり興味深い。

そもそも、日本の民間企業のIT部門にもうろうの人が働いているということを聞いたことがないので、一般就労がある意味、当たり前の前提としてある時点で、日本との差をかんじるし、そこは我々も目指すべきというか、もうろう者であったとしても、働けるということを知ってほしいともかんじる。

面白いポイントはいっぱいあったんだけど、あるある!って思ったのが、
我々のコミュニケーションの難しさの1つ。

例えば、手話とか指点字とか、何かデバイスをかいしてでも、音声言語でしゃべっている人たちなら瞬時に終わる会話に時間がかかる。

お疲れ様!

この一言を伝えあうのに、コストがかかる。

すると、お互いにそのコストを支払うことがおっくうになる。

これは、障害のある人も同じ。

だから、業務連絡ばかりで淡白なメールになり、そういう人なんだとキャラができあがる。

本当はいいたいことがあっても、それを伝えあうための十分な時間的余白がないとそれは成立しない。

この研究チーム、いろいろな試行錯誤をするんだけど、そのプロセスで失敗もたくさんしている。

それでも、スパイラルアップして、最終的に効果的なコミュニケーション方法を開発。

いやーこういう研究チームがいるって、当事者にとってめっちゃ心強いことだよなぁって。

もっともっと、障害者の就労に研究の光があたるといいなぁ、日本も!

本日の論文
Tan, A., Robin, M., Williams, C., & Boyd, L. (2020). Prototyping Accessible Work Systems with a Deaf-Blind Employee. In CHI '20 Extended Abstracts of the 2020 CHI Conference on Human Factors in Computing Systems (LBW237, pp. 1–6). Association for Computing Machinery (ACM).

https://doi.org/10.1145/3334480.3382859


いいなと思ったら応援しよう!