【床下収納掃除してみた】四半世紀の魔窟と家族の歴史
皆様、こんばんは四四田です。
正月休みがある方は(ゆっくりできましたか)あるなりに、
無い方は(きっと貴社の繁忙期なんですね)無いなりに、
一年に一度の新年という期間、充実したものとなられましたでしょうか。
正月休みがあろうがなかろうが、なんやかんや忙しかったりもしますよね。
年始もまだまだ松の内ですが、三が日過ぎたことでかなり世の中も通常日常モードになりつつある感じ。
皆様それぞれに非日常お疲れさまでした。
四四田は、職場が初詣迎えるサイドな立ち位置のため、年末年始は毎年ばりくそ忙しくて、
問答無用で全員出勤!!
みたいなテンションなのですが、
たまたま兼ね合いで一日だけ年始のお休みがもらえました。
そんな
そんな貴重な貴重な貴重なお休みの日。
去る、年始某日、
四四田は、
この、
約四半世紀開かずの間と化していた床下収納を掃除してきました。
本記事はその記録である。

四四田のおとうさんがアルコール依存症気味DV野郎であることとか、
師走の忙しい最中に「倒れて救急搬送された」報が入ったこととか、
死にはしなかったけど家の中の引き出しという引出しに、よくわからない督促と請求書の山が突っ込まれていたとかは、トピックとしては面白いけど今日の話には関係ないのでいったんスルーします。
ちなみに上記件、ぜーんぜん片付いてないんだぜ、
ウケる(ウケない)
使命感に燃えてはいなかったがやらねばならぬ致し方ないと渋々向かった実家もとい育った家。
あまりにも床がベコベコで、ここで暮らしてる人間がそのうち落ちるんじゃないかと言われ続けていた床下収納である。
包丁持ったまんま落ちたりしたら怖いけどありそうすぎるだって台所なんですものここ。
とにかくそんな怖い想像が容易なこちらを、もうこの機会になんとかしちまいたい。
四四田はそう思った。
あとここの掃除だけなんとかしたら蓋を直してくれるって話が身内で出てるんだ四四田がんばる。
とはいえなんで僕が一人でやらなあかんねん
とここで言っても詮無いのである。
勝負は13:21に始まった。

なにが入ってるのかもはやわからない。
ちなみにこの日の四四田装備は、
汚れても大丈夫な服とマスク。
メガネっ子なのでメガネは常にON。
おっきいゴミ袋数枚、タオル1枚、アルコールティッシュボックス1個、ゴム手袋、モップ、ガムテ、そして割り箸。
まあこういうよくわからない埃まみれは覚悟していました。
もともとはこの収納蓋、取っ手があったのですが、この取っ手がかなり以前に壊れてしまって、四四田のおとーさんが引っこ抜いてくれやがったんですね。
それがためにある意味埃やらゴミやら入り放題の穴がある状況になっておりました。
まあ、そこが仮に壊れてなくても同じだったかもしれませんが、その辺はまあいいや。
四四田はこれ覚悟の上だった。
その上で四四田は攻略方法を考えていた。
とにかく荷物を一回全て外に出す→
収納内をとにかく綺麗にする→
出した荷物をそのまま外で仕分けしてゴミの分別を行う
これである。
どうでもいいけど分別ネコってキャラクターがいたなあ、クマのプー太郎の中に
荷物をとにかくとにかく中身なんだろうとか考えないでビニール袋に詰める外に出す、ビニール袋に詰める外に出すという往復を行い、
一旦全てを抜いてこの感じ。

埃もなんだけど、土地柄か砂が多い。
砂ってどうやってかき集めたらいいんだ。
いつのまにかどこかから砂が入ってきて人間を操るホラーがあったな、なんだっけ。澤村伊智先生の「ししりばの家」だっけ、あれ怖かったなー。
大きな埃は荷物にこびりついていたのでそのままビニール袋の中に。
本気で覚悟していた小動物や虫がいないらしいことでホッとする。
ただなぜかオシロイバナの種がポロポロ落ちていた。これは多分犯人は幼稚園児の四四田である。
うん十年越しの応報。
というわけで、モップを使ってみる

一旦埃という埃、砂という砂を収納の底にモップではたき落としてみることにした。
はたき落とした砂と埃をどうにか排除した上で、順番に拭いて行くのである。
モップがうまい具合に砂と埃をキャッチしてくれることがわかったので、かき集めてモップごとビニール袋に入れて、ビニール袋の中でモップからゴミを外し、またモップで埃を集めてを繰り返すこと数十分なんだろうこのなんか既視感がある、
シシューポスじゃなくって、
賽の河原じゃなくって、
単純作業なんだけどもうちょい報われる感じの……、
あれだ、
「エースをねらえ!」の中で、岡ひろみが雨に濡れたテニスコートを雑巾一枚で水全部拭き取るあれだ!あれの感じだ!
とわかったところで作業が進むわけでもない。地道にコツコツ。雑巾一枚でテニスコート全面拭いたのである岡ひろみは。
ちなみに四四田は桂大悟と千葉さんが好きでした。
(宗方コーチは殿堂入りなので除外)
持ってきたタオルが大きかったので半分に切って雑巾にする。
モップの他に、アルコールティッシュと雑巾タオルを駆使し、
半分逆さまに頭突っ込んで拭いて拭いて拭いて、
どーよ

こ、ここまでやればとりあえずどーよ…っ
ちなみにこの収納ボックスを抜いて外で洗うという方法も考えはした。
考えはしたんだけど思いの外大きくて、
抜いたことで周りに散るであろう埃と砂の量考えたら、これはこのままこの場所でやっつけるべき、と考えこの地味でくどい作業を選びましてん。
でも達成感を感じる場合ではない、
なぜならもう一個あるわけだ。
さー反対側も開けるぞう。
うわーい時代を感じる缶コーヒーがいるぞー。
ヤングコーンだこわいぞー。
あとなんかわかんない瓶の山がいる。

なんだこの木の棒。
あ、蓋の裏の元補強材さんですかもしかして
てかこれさ
もはや補強されてない、じゃん……ね?
いつ床が抜けても不思議ない。
むしろこんなべこべこでこの上を歩く人間の体重支えてきたほうが不思議なくらいだよ。

と、と、とにかくこちらも荷物を一旦外に出す!
外に出す作業だけで腰がいってしまうぜ、なんでこんなに重いんだ……!瓶だからか!中身なんなんだこれ!でも考えないとりあえず!
そして今度はオシロイバナの種ではなくネジである。

あ、これあれだね補強材をかつて止めてたネジさんだね。
ってこんだけ抜け落ちたらそらベコベコにも……
補強されてないやん(二度目)
ネジいったん洗った。

洗ったところで使えるのかはわからん。
さ、気を取り直して再びのモップである。

なんかもう酷使されてて可哀想であるモップ。
がんばれ。
ペットボトルの蓋とか洗濯バサミとか、レシート丸めたボールとかでてくる、この辺多分全部うちにいたお猫様の遊び道具である。
そしてこう。

ここまでやったら許されたし。
おそろしいのはね、
この、こびりつきようなんですよ。

埃が収納蓋と、枠に、塊でよくわからない油分でくっついちゃっているのですね。
全部がこの調子でして、これを外すのがすごい時間かかりました。
割り箸で削り落として、
最終的にはアルコールティッシュと雑巾で拭きあげた。
割り箸がファインプレーであった。
お昼ご飯に茶巾寿司買って割り箸もらった数時間前の四四田を四四田は褒めたい。
綺麗になったほうじゃない!?

ここまで外したら許されたい。
14:55done
床下収納を綺麗にする作業だけで1時間30分かかった。分別はまだしていない。
夕方が近づいている。
暗くなる前に終わらせねばならない。
時間との勝負である。
そんなわけでザクザクいく。
外行くぞ外。
寒い日なのだが、全身運動により大汗をかいている。
ここで初めて、
中身をチェックする。
おっきい水筒とかタッパーとかの他はほとんどが食品系だった。
食べ物大好き料理趣味な四四田にとってはちびっと辛い時間でもあるけれど、軟弱なことを言ってられないので心を強く持って対面する。
誰かがやらねばならない。
その位置にたまたまいたのだ、仕方がない。

そば、かんてん、景品のマグカップや水筒

オイスターソース、スティックシュガー、
ホワイトソースの缶、景品のグラスやタンブラー
フリーザーバッグ

シチュー缶、ヤングコーン缶、ブルーベリー缶、
なんらかの酒瓶
手前の瓶とかもはやカリブの海賊の小道具である。

この一番大きい水筒、運動会で使ってたなとか、
カルーアをバニラアイスにかけると美味しいんだよと教わったなとか、
チューペットは夏になると毎日のように食べてたけど買い置きしてくれてたんだなとか、
かき氷作ってくれてたなとか、
まあ主に僕の母親がやってくれたことなんですが、
そういうのが思い出されましたね。
こう、子どもをなんとか、
楽しく暮らさせようという意識の断片みたいなものが、ここにはある。
その思考がトレースできるのがちょっと切ないと言えば切ない。
扱いきれなくて四半世紀開かずのタイムカプセルの中に取り込まれてしまってるけど。
DV環境で幼児庇いながら育てて生きて行くの大変だったね、母。
あと、昔のパッケージ懐かしい。
なんならかっこいい。


たまに思いがけないものも現れる。

カラスの羽みたいですけど中身なんなんですかこれ


ねーこれ出ないんだけど!?
と半泣きで割り箸を突っ込んで抜いた。
何枚入ってたのかもうわからないけど抜いても抜いてもまだ入ってた。
枇杷の葉を漬け込んだ酒であった。
てか作るならもっと口の広い瓶でやってくれ誰だこれ作ったの。
不明である。
ちょっといい匂いだったけど中身はさようなら。
四四田はアルコール摂取しない派です、アルコール依存DV野郎に育てていただいたので当然の反面教師です。
そんなわけで瓶缶ペットボトルの中身は全部抜きました。

日本の食品メーカーすごいなやばいなと思ったのが、この中身抜いた時で、
真空の瓶詰めのヤングコーンとか開けたらいい匂いするのね。
なんなら食べられそうな匂い。
缶コーヒーもジュースもココアもみんな普通のいい匂い。
四四田、この絶対にあるであろう古い加工食品開けるのが結構億劫で、腐ってそうだな嫌な匂いになってそうだな、と思ってて、そこも覚悟してたんだけど、中身全然普通(いや普通ではないんだが)。
日本の食品メーカーさんの力ってすごい。
ありがとう。
そして本来の目的の仕方で食べてあげられなくてごめん。
当初覚悟していた食べられない匂いではなかったからこそ、余計に申し訳ない点ではあった。
やってる最中はタイムリミットも押し迫っている中だったので必死だったけれど、こうして記録をするために振り返ってみるとしみじみ申し訳ない。

床下収納内にあったラックも今回処分させていただいた。
燃えないゴミふたつ
燃えるゴミみっつ
瓶、缶、ペットボトルと仕分けをしました。
ここまでやって時刻は16:19。
まるっと3時間の奮闘であった。
調子に乗って洗面台もついでに綺麗にした。

別れた妻が捨てそびれて置いてった化粧品とか取っておかないでいただきたい(と思って捨てた)。
四四田は家を出るとき、一人暮らしになる父親が絶対に家のケアをしなくなると思っていたので物理的な荷物量がせめて扱い切れる分量になるようにと思って、四四田の母とともに家族で使ってたものとかは、その時点のできる範囲で処分をしてから家を出たつもりだったのだけれど、
やっぱり全部はやりきれてなかったなあ。
その中でも一番の大物だったのが床下収納。
何年も何年も気になってたことではあったので、
そういう何年も何年も気になってたことをやっつけることができて、
それはそれで、いい新年のスタートを切れたのではなかろうか。
一見まったくありがたくないけど、
それでもありがとう。
ありがとうありがとう。
僕はこの家で育ててもらいました。
とりあえず僕がここまでがんばったゆえ、身内がやってくれると言っていた蓋の補強には期待している。バトンは渡したぞ。
まあ覿面に喉はやられました。
帰る道すがら喉がおかしくなり、鏡で見たら一部が腫れ上がっているのが目視できたので、
幼馴染の看護師におすすめののど飴どれ!?
と唐突な問い合わせをし、
マヌカハニー成分ののど飴を一袋全部一気に食べて、
翌日は今流行りのはちみつ大根を摂取したら炎症が治りました。
マヌカハニーもだがはちみつ大根すごい。
でも翌日はそれよりも何よりも筋肉痛がやばかったです。翌日来るだけありがたいとおもうべきであろうか。
そんなわけで、
今年の断捨離1号目は四半世紀寝かせた床下収納でした。
がんばったので自分で自分を褒めようと思って、覚えているうちに記録として残しておく。
