起業すると「始末書」なんてない
いつもありがとうございます!開運さんです。
今日もよろしくです😊
以前勤めていた会社の話です。
実は販売利益で大きなミスをしてしまったことがあるのです。それは、見積りの計算を間違えてしまい粗利がほぼ0になってしまったという有り得ないミスでした😱
あの時は焦りましたね。
「あー!やらかしてしまったかー」っていうね。
どういうことかと言いますと、
家のキッチンが古くなり、新しいものに交換したいというご希望のお客様のご相談がありました。
つまりキッチン交換工事の見積り依頼だったのですが、最初に作成したグレードのプランがお客様のイメージのものよりも低く、予算額よりも安かったため、もうワンランク上のグレードで見積りを作り直したのです。
そこまではよかったのですが、その際、グレードの違う二つの商品の「掛け率」つまり値引額に差があることに気が付かず、なんと安いグレードの商品の掛け率(値引き)のまま高いグレードの見積りを作ってしまったのです。
本来は会社としては高グレード商品は数万円の値引き規定となっているものを、数十万円の値引があるものと勘違いしていたのです😞
このことは契約をもらった後に気が付きました。
「これはまずいぞ💦」と。
一般的に、高いグレードの商品の方が値引きが少ないものです。なのでそれに計算を変更しなければいけなかったのです。
結果、利益の出ない大きな値引きとなってしまいました。
でもこれはすこぶる単純なミスですよね。
その契約では、会社としてほぼほぼ儲けはなくなったことになります。
最悪マイナス計上にはならなかったのですが。
でも一旦交わした契約は履行しなければならないので、お客様にはそのことには一切触れずに施工を納めました。
そしてもちろんこの件は契約後速やかに社長に正直に伝えていて、値引きで損をした額を開運さんの給与から天引きしてもらうよう談判したのです。
金額が金額なだけに、なかなかそこまでする者もいないと社長は思ったのではないでしょうか。
結局、給与の天引きにはならずに「始末書」で終わりましたが、社長からすると、口には出さないまでも「なにやらかしてくれてんの」くらいは言いたかったのではないかと思います。
人に迷惑をかけるのって嫌じゃないですか。
なので、自分のミスは自分でなんとかしたかったのです。とはいえ、実際の損金は数十万円でしたので、当時の開運さんの給料は余裕で吹っ飛んでいたでしょう(笑)。
それでも、社長から「あいつ、やらかしやがって」と思われることの方が嫌だったのです。
実際、経営者の立場になってみればアホでもわかることです。たった始末書ペライチで事を終わらせてしまうことの虚しさを。
だって会社が損した利益は絶対に戻って来ないわけです。
「よし!この損させた金額を頑張って今後の売上で回収するぞ!」
なんて思っても、サラリーマンは会社が損をしたとて自分の腹は痛まないので、そのうち徐々に忘れていくものです。
今は経営者の立場だからこんなことは痛いほどよくわかりますが、会社員の立場を利用して「ゴメンナサイ」の紙切れ一枚で終わらせようとする人が多いのも事実です。
お金のことは皆シビアなんです。特にやり手経営者はそうです。
だからこそ、会社員の身分でありながら、お金の損はお金で償おうとしたわけなのです。
会社に借りを作りたくなかった。
お金のことは皆例外なく覚えているもんです。古い過去のことでもね。
あなただって何年も前に友達に貸した1万円を絶対に忘れないでしょ😉
いやまあそのことはさて置いて、ここからが大事です。
経営者である以上、何か問題が出たら金銭的に解決しなければならないのは自分自身です。
時には自腹を切らなくてはいけないこともあるでしょう。
幸い開運さんは独立してから現在まで、出費がかさむような大きなトラブルもなくやってこれました。
でも何が起こるかはわからないのです。
たとえ見積りの計算を間違えようが、商品に不備があろうが、仕事が大幅に遅れようがこちらに非があれば金銭問題につながるわけです。
お金で対処しなければならないことは容易に想像できると思います。
もう、サラリーマン時代のように始末書一枚で逃げるわけにはいきません。全責任は経営者たる自分自身にかかってくるのです。
ここめちゃくちゃ大事です。
その覚悟は絶対に必要です。誰も尻拭いはしてくれません。
自営業は一輪車です。
タイヤが一つしかないので不安定なのです。
だから何か大きなトラブルが発生すると、体力のない一輪車はすぐに倒れてしまいます。特に金銭トラブルには軟弱なのです。
二輪自転車は零細企業です。
タイヤは2本あるので自営業よりは少し余力がありますが、倒れやすいことに変わりはありません。
三輪車は中小企業です。
零細企業より体力はありますが、大企業ほどではありません。
四輪自動車は大企業です。
体力はあるので少々では潰れません。
こう見ていくと、タイヤが多いほど体力があり経営が安定しているように見えます。
やはり一輪車に例えた自営業が一番体力がなくトラブルにも弱いということが改めて認識されたわけですが、
では、自営業は不安定なままの存在に甘んじていなければならないのでしょうか。
いえいえ。
だからこそ、いつも正直に良い仕事を心掛け、お客様と日頃から仲良く接しておかないといけないのです。
そうすることで、
多少のミスは見過ごしてくれます😍
大目に見てくれます😍
許してくれます😍
水に流してくれます😍
無かったことにしてくれます😭
これが一人で経営する者の処世術なのです。
一輪車なので、疲れたら何かにつかまって休まないと倒れます。
この「何か」がお客様なのです。
そうです。自営業は人海戦術でお客様の懐に入れるではありませんか。
これは二輪車こと零細企業でも同じです。
逆に、三輪車の中小企業や四輪自動車の大企業は何かにつかまらなくても倒れることはないので、お客様の懐に入ることはありません。
一対一のふれあいがないためです。
こういった人の利を活かした小規模事業において、お客様とのつながりを強くしておくことこそが、自分自身を守ることにもつながることを頭の片隅に入れておいてください。
さらにもう一点。
もしもの時のために、保険を掛けておくべきです。
住宅関連なら「工事損害保険」など。
あなたのみならず、外注先がミスをすることだってあります。
大抵は外注先も保険に加入しているものですが、例えば自動車事故なんかだと、相手が自動車保険に加入していないケースもありますよね。
要はリスクはできるだけ回避しておきたいのです。保険が始末書の代わりを請け負ってくれるかもしれません。
個人事業主にもう「始末書」はありませんから😉
開運成彦
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