【グローバルビジネス英語】英語が伝わらない原因は文法ではない─仕事が進む人は「時間軸」で話している

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英語の会議やメールで、こんな経験はないでしょうか。
・説明したはずなのに相手が理解していない
・進捗を報告したのに追加質問が来る
・話が噛み合わず、何度も確認が必要になる
こうした問題が起きると、多くの人はこう考えます。
「英語力が足りないのではないか」
「もっと単語を覚えなければいけない」
「文法をやり直した方がいいのかもしれない」
しかし、グローバルビジネスの現場で本当に重要なのは、単語量でも発音でもありません。
相手が今どの状況にあるのかを共有できることです。
そのために欠かせないのが、「時間軸」です。
英語は情報よりも先に「時間」を確認する言語
日本語では、時間を曖昧にしたまま会話が成立します。
例えば、
「もう終わりました」
「今やっています」
「そろそろできそうです」
といった表現です。
私たちは前後の文脈や状況から意味を理解できます。
しかし英語では事情が異なります。
英語は、まず時間軸を明確にしてから情報を伝える言語です。
つまり、
いつ起きたことなのか
今どうなっているのか
これからどうなるのか
を明確にする必要があります。
グローバルビジネスでは複数の国や部署が同時に動いています。
そのため時間が曖昧だと、相手は正しい判断ができません。
グローバル会議で評価される人は「進捗」を話している
例えばプロジェクトの報告をするとします。
評価されにくい報告はこうです。
"We discuss the proposal."
意味は分かります。
しかし相手は疑問を持ちます。
・いつ話したのか
・今も議論中なのか
・結論は出たのか
・次のアクションは何か
情報が不足しているからです。
一方、仕事ができる人はこう話します。
"We discussed the proposal yesterday."
"We are reviewing the budget now."
"We will finalize the plan next week."
過去、現在、未来が整理されています。
だから相手はすぐに状況を理解できます。
実は英語の時制とは、単なる文法ではありません。
プロジェクト管理のための仕組みなのです。
信頼される人は「過去・現在・未来」を切り分ける
グローバル環境では、会議やメールで常に次の3つが求められています。
1. 過去
何を実施したのか。
何が決まったのか。
例
・We completed the analysis last week.
・We agreed on the timeline yesterday.
2. 現在
今どの段階にいるのか。
何に取り組んでいるのか。
例
・We are currently testing the system.
・We are reviewing the proposal.
3. 未来
次に何をするのか。
いつ完了するのか。
例
・We will submit the report on Friday.
・We will launch the project next month.
この3つが整理されるだけで、コミュニケーションの質は大きく変わります。
英語の会議で役立つ時間軸フレーズ
実務では、時間を明確にする定型表現が頻繁に使われます。
覚えておくと非常に便利です。
過去を示す表現
As discussed yesterday,...
(昨日話した通り)We completed the task last week.
(先週その作業を完了しました)We agreed on the proposal.
(提案内容に合意しました)
現在を示す表現
We are currently working on it.
(現在取り組んでいます)We are reviewing the document.
(資料を確認しています)We are waiting for approval.
(承認待ちです)
未来を示す表現
We will send the report tomorrow.
(明日レポートを送ります)We will finalize the contract next week.
(来週契約を確定します)We expect to complete the project by June.
(6月までに完了予定です)
こうした表現は、ネイティブらしい英語というよりも、仕事を進めるための英語です。
英語が上達する人は「昨日・今日・明日」で考える
時制が苦手な人におすすめしたい練習があります。
毎日、次の3文を書くだけです。
Yesterday, I completed ...
Today, I am working on ...
Tomorrow, I will ...
例えば、
Yesterday, I finished the presentation.
Today, I am preparing for the meeting.
Tomorrow, I will discuss the proposal with the client.
これだけです。
重要なのは難しい文法を覚えることではありません。
自分の仕事を時間軸で整理することです。
この習慣が身につくと、英語で話すときにも自然と時間を意識できるようになります。
英語は「仕事を前に進める言語」である
多くの日本人は、英語を語学として学ぼうとします。
そのため、
・単語を覚える
・文法を覚える
・発音を磨く
ことに力を注ぎます。
もちろん大切です。
しかしグローバルビジネスでは、それ以上に重要なことがあります。
それは、
「相手が判断できる情報を提供すること」
です。
いつ行ったのか。
今どうなっているのか。
次に何をするのか。
これが明確になれば、相手は安心して仕事を進められます。
グローバル英語とは、流暢さを競うものではありません。
誤解なく意思決定を進めるための道具です。
だからこそ、まず意識したいのは難しい時制のルールではありません。
過去・現在・未来を分けて話すこと。
このシンプルな習慣が、あなたの英語を「勉強の英語」から「仕事の英語」へ変えてくれるのです。
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