私の英語学習50年(68)ネイティブ支配打破に賛同者なし
(↑「週刊ことさきく」第3回をアップしました。今回は「なぜ英語を勉強するのか」について話しました)
(↑のつづきです)
だが、こうした私の考えは、現実的には現在の日本社会でまったく受け入れられていない。
ほとんどすべての日本人が、英語で世界に発信をするときには英語ネイティブの最終チェックを受けなければならないものだと考えている。
彼らにとって、それは疑う余地のない「常識」である。
結局のところ、英文編集の仕事でのすべての原稿はつねに英語ネイティブチェックを受けなければならなかった。
たとえ一、二行の修正であっても必ず英語ネイティブチェックを受けるのであるからコストも時間も膨大にかかってしまうのだが、それは仕方のないものだとされた。
実際のところ、
こんなことをしているから、日本から世界への発信がまともにできないのである。
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しかし、現実は現実である。
英語ネイティブ対成瀬の理論闘争は、成瀬の全面敗北とあいなった。
社内に社外にも成瀬への賛同者は一人もいない。
まさに四面楚歌。
これでは勝てるわけがない。
そうしたなかで、せめてもの一矢を報いるべく、私は一、二行の訂正であれば英語ネイティブチェックなしにしようではないかと社長に提案した。
それをするだけでもコストも時間も大幅に改善されるからだ。
だが、この提案も受け入れられなかった。
たとえ一、二行であっても英語ネイティブチェックを省いて、もしもミスが出ると顧客に対する説明責任が果たせない
というのが、その理由だった。
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