📘 気分は伝染する。【職場スイッチ】読書感想
「気分はみるみる伝染する」(p.14)
組織は、ある目的のために複数人があつまった状態です。その関係性の中に独特な空気が生まれます。不機嫌な職場……、個人として人が良くても職場の空気にあてられ組織として不機嫌な状態になります。それは逆に、ご機嫌な職場にもなれるということです。
【職場スイッチ】は「気分が伝染する」という洞察に注目し、機嫌の良い職場をつくる方法を教えてくれます。「職場の空気を変える」ことは難しいことだと感じますが、その何気ない「気分」をスイッチするだけで良い伝染が生まれるかもしれません。本書のサブタイトルは「ひとりでもできる会社の空気の入れ換え方」ですから。
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あなたの職場、空気がよどんでいませんか? そして、自分は管理職でないから、できることはないと思っていませんか? 本書では、ひとりでもはじめられる職場の雰囲気の変え方や、気持ちのいい対話のしかた、チームを動かす仕事術といった、いわば職場の対人術を、コーチングのトッププロの著者がやさしく解説します。
全四章、32のスイッチがあります。
目次
はじめに
第1章 まずは自分を変える! 自分スイッチ
switch 01 │ 気分はみるみる「伝染」する
switch 02 │ 「頭の中のおしゃべり」を観察してみる
switch 03 │ 人間行動には「追求と回避」の2パターンがある
switch 04 │ 「脳内映像」のコントロール方法
switch 05 │ 理想と現実の「ギャップ」を楽しもう
switch 06 │ 大人だって「認められたい」
switch 07 │ 「自分が自分が」と訣別しよう
第2章 ひとの中の空気を変える! 相手スイッチ
switch 08 │ あの人を「2倍矢印の挨拶」で振り向かす
switch 09 │ ご機嫌は「相槌トーク」で引っぱり出す
switch 10 │ 「聞けるけれど話せない」からの脱出法
switch 11 │ 憎めない人は「してほしい」をそのまま言う
switch 12 │ 苦手な彼と「5分で親密」になる
switch 13 │ 「だんまり社員」には全面理解を示す
switch 14 │ 「ひきこもり社員」はABCモデルで誘う
switch 15 │ 怒らず「叱る」3つの心得
switch 16 │ 心に刻まれるあなたの「手間」
第3章 部内の雰囲気を浄化する! チームスイッチ
switch 17 │ 同窓会は「知らない」から盛り上がる
switch 18 │ 「ルール」はメンバーを解放する
switch 19 │ 重たい会議は「メタ」で仕切り直す
switch 20 │ たかが「誕生日会」にこだわる哲学
switch 21 │ ちいさな「差し入れ」が部下を動かす
switch 22 │ 不調時は「勇気づけ」の側にまわる
switch 23 │ 私が「飲み会文化」を支持する理由
switch 24 │ そろそろ再考したい「メールの功罪」
第4章 組織の空気を総入れ換え! 会社スイッチ
switch 25 │ 「戦う職場」のつくりかた
switch 26 │ 意図して「協同プロジェクト」を仕掛ける
switch 27 │ 一体感は「アウトプット」で満たされる
switch 28 │ 社員の不満1位は「自分の役割が見えない」
switch 29 │ 向かい風なら「チャンスだ!」
switch 30 │ 「壁」を越えずに無くしてみる
switch 31 │ 青天の霹靂にも「意味」がある
switch 32 │ 会社の「物語」を紡ぐということ
組織や空気などの概念は、そのままでは捉えどころがありません。職場の「みんな」は何を指しているのでしょう。組織、職場、空気、みんな、を相手にすると改善することが、とても難しく感じます。これを分解していくと意外にも「みんな」の元は1人だったり、空気の発生源は1箇所だったりします。不機嫌な職場の犯人は「みんな」にみえても、意外にも自分の頭の中だったりします。
スイッチ!
まずは自分の頭の中を「スイッチ」してみてはいかがでしょうか。
空気の入れ換えは、実のところ、さほど難しいことではありません。ほんの少しの知識と新しいことを試す勇気があれば、職場の空気を換えることは可能です。新しい風を吹かせることができるようになります。
本書をお読みいただくことで、ちょうど扇風機のスイッチを入れて風を送り込むように、職場の空気を入れ換えるための新たな「スイッチ」を手にしてくださったら幸いです。
本書は、いろいろな「捉え方」を教えてくれます。「あっ、これはスイッチで明日から変えられる」と思うものがあると思います。
気分はみるみる伝染します。
不機嫌な職場の空気を入れ換えてみましょう。
絶えず悪い空気の発生源がある職場は難しいかも知れません。でも職場スイッチを試してみてこそ、本当に「終わっている職場」なのかがわかるのではと思いました。
「職場スイッチ」試す価値はあるかもしれません。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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