運よりも「縁」ではないか。
成功者はよく「運がよかった」と云う。
成功者の定義もいろいろあるけど、私は成功者じゃない。
だから実際のところは分からない。
でも、運よりも「縁」だと考えたほうが良いのではないか。ふと、そう思い書いている。
運
① 幸、不幸などをもたらし、状況を動かしていく、人の力ではどうすることもできない作用。巡り合わせ。運命。
② ( 特に、よい場合をいう ) 幸運。しあわせ。⇔不運。
縁
二つ以上のものが寄りついてかかわりを持つ作用を表わす。
① 仏語。
(イ) 広義には結果を引き起こす因のこと。狭義には結果を引き起こす直接の内的な原因である因に対し、それを外から助ける間接の原因をいう。
(ロ) 心が外の事物に向かって行なうはたらきかけ。攀縁(はんえん)。
② (①から生じたような)人と人とのめぐり合わせや結びつき。縁故。
③ 親子、夫婦、主従など、人と人との結びつき。つづきあい。あいだがら。
④ 関係を持つきっかけ。現在の状況をもたらす過去からの関係。えに。えにし。
⑤ 物事との関係。つながり。
⑥ 「えんご(縁語)」の略
「実家が太い」は、運かもしれない。
前世とか輪廻を勘定にいれると縁とも云えるかもしれない……。
でも、そこはよくわからないので除いておく。
「運がよかった」。
当人はそれが実感かもしれない。ただの謙遜かもしれないが。
そう感じるのは、自分でコントロールできることが案外少ないからだと思う。
たまたまヒットした、たまたまこの人に出会えた、たまたま……。
「もし、あの時あれがなかったら、ここにはいない」。
成功への過程を振り返ったら、そう思うのかもしれない。
しかし過去の評価は、今の自分の調子に左右されることも多い。
調子が良い時に過去を振り返ると、無駄なことはなかったなと思う。
調子が悪い時に振り返ると、後悔と懺悔にのまれやすい。
過去の評価は揺れ動くものだから、運だろうが、縁だろうが、どちらでもいい。そう思うかもしれない。
けれど「運気を上げる方法」は、つかみどころがないと感じている。
掃除する、早起きする、パワースポットへ行く……。
運気を上げる方法は、玉石混交で、逆にバランスを崩すこともある。
もしこれが、縁だとすれば「人・モノ・カネ・情報」との縁を大切にすればいい。それは自分でもできそうな気がしてくる。そのほうがイメージしやすい。
一期一会の気持ち、モノを大事に、カネがカネを呼ぶ、よい情報をいち早く、そんなふうに縁を大事にあつかう。
縁だと考えたほうが、辻褄があうような気がしてならない。
人を大事にするには、自分も大事にする必要がでてくる。
相手を慮るには、その分の余裕がないと途端に難しくなる。
モノを大事にすると、いずれ人を「モノ」だと捉えだしても大事にすることには変わりはないだろう。モノの性能を持続的に発揮させるには、メンテナンスが必要で、その考えは人にも自分にも当てはまる気がする。
そうして大事にした縁が、自分を助け、持ち上げてくれ、引っ張ってくれた、そういうことじゃないかと思う。
それは、マザーテレサ氏(Mother Teresa, 1910~1997)の言葉に集約されている気がする。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
運よりも「縁」ではないか。
運を上げる方法をさがすより、日常の「縁」を大事にすることに
心を配ったほうが、手ざわりがあるのでは。
そう思う。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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