【イエスかノーか半分か】テレビ局で働くかっこいい男たち
(この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。)
「スモールワールズ」で一気に有名作家になった一穂ミチさん。
様々な賞を受賞し直木賞候補にもなった「スモールワールズ」も、芸人を題材にした「パラソルでパラシュート」も名作ですが、本業(?)はBL作家らしく、著作はBL作品の方が多いんです。
「砂嵐に星屑」でもテレビ局を題材にしていた一穂ミチさんですが、テレビ局の内情に妙に詳しい。そこで同じくテレビ局が舞台の「イエスかノーか半分か」が代表作と知り、絶対おもしろいじゃん!と手に取った私はまんまとハマってしまいました。
なにこのおもしろすぎるお仕事小説?日頃BLを読まない層にも絶対読んでほしいのだが!ということでがっつり紹介します。
舞台は架空のテレビ局・旭テレビ。
裏表の激しいアナウンサーや引っ込み思案な関西弁AD、ツンとデレの割合がバグっている天才プロデューサーなど個性豊かな人材が働く場所です。
BL作品なので、それぞれが特定の相手(男性)と恋愛関係になるんですが、このシリーズは恋愛要素を取り去ってもめちゃくちゃおもしろいんです!
このシリーズでは恋愛シーンよりお仕事シーンが圧倒的に多く、恋愛小説としてもお仕事小説としても楽しめる作品になっています。一石二鳥どころではないな!
テレビ局で働く男たちの苦悩や葛藤や喜びが丁寧に描かれていて、テレビの仕事ってこんなに楽しいんだ!と思える描写多数です。
おかげでテレビ番組を見るたびに裏側で働く人たちの顔が浮かぶようになってしまいました。なんでもないシーンでも作り手の気持ちに感情移入してしまって涙が出てくるので結構重症。
それくらいどっぷりハマれる作品です。
個人的に1番のおすすめは「ふさいで〜イエスかノーか半分か番外篇3〜」と「つないで〜イエスかノーか半分か番外篇4〜」の2作です。
もちろんシリーズはどれもおもしろいんですが、推しの相馬栄がメインの話なのでこの2作が1番。選定理由が私情100%。
栄の初登場シーンは「横顔と虹彩〜イエスかノーか半分か番外篇〜」ですが、これだけ読むと栄を嫌いになってしまう可能性が高いので、絶対に「つないで〜イエスかノーか半分か番外篇4〜」まで読んでください。絶対に!!!!
ブラックで有名なテレビ業界。インターネット配信番組に押されてすっかり斜陽産業になっています。
そんな今、あえてテレビの世界で働こうとする男たちがテレビの仕事を好きじゃないわけがない!
自分の仕事にプライドを持って身も心も捧げる人ってどうしてこんなにかっこいいんでしょうね。
完全に旭テレビ箱推しなのでもっともっと新作を読みたいです。このシリーズを走破した人はきっと私と同じ気持ちになるはず。
いいなと思ったら応援しよう!
応援の気持ちを形にしていただけると嬉しいです!