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大長編 タローマン 万博大爆発

『大長編 タローマン 万博大爆発』 
監督:藤井亮 
配給:アスミック・エース
公開日:2025年8月22日

 私はタローマンを知らなかった。記憶の片隅には存在していたらしいが、本作を鑑賞したあとに見かけたことがあることを思い出した。
 そんな私がどうして本作に興味を持ったのか、それは吹田市にある万博記念公園に縁とゆかりがあるからである。ただただ太陽の塔に愛着を湧かしており、若干岡本太郎に親しみを持っている程度であった。そんな私がタローマンの虜となり、タローマンを心の内に棲まわせることを決意するに至る過程をここに記す。

あらすじ

時は1970年。
万博開催に日本がわきたっていたその時、2025年の未来から万博を消滅させるためにやってきた恐ろしい奇獣が襲いかかる!
でたらめな奇獣に対抗するには、でたらめな力が必要。
しかし、未来の世界は秩序と常識に満ち溢れ、でたらめな力は絶滅寸前になっていた。
CBG(地球防衛軍)は万博を守るため、タローマンと共に未来へと向かう!

藤井亮『大長編タローマン万博大爆発』2025年公式ホームページよりhttps://taroman-movie.asmik-ace.co.jp/


そう岡本太郎も言っていた

 皆さまは「芸術は爆発だ」以外に岡本太郎が残した言葉をご存知だろうか。私は知らなかった。知ってはいたかもしれないが、自分に深く刺さる言葉は知らなかった。
 本作ではたくさん岡本太郎の言葉が引用される。たくさん出てくるから拾いきれないほどである。ことばが刺さって抜けないので一瞬記憶が吹っ飛ぶ。危ないな。
 岡本太郎の言葉以外のセリフも遊び心があったりでとても気に入っている部分も多い。例えば、「そこに落ちてるの付けてみなさいよ!」である。勢いがとても良い。せっかくなので岡本太郎の本でも読もうかしら…📚

でたらめのなかに通る一本の筋

 本作を鑑賞していると混沌としているイメージが先行するが、起承転結がしっかりと一本の筋として通っていることがわかる。ひとつの物語としてちゃんと悶々とすることなく入ってくるのだから不思議。
 お気づきだろうか、タローマンは朝日と共に登場して、夕日と共に去っていくのである。でたらめをするために、ちゃんと筋は通すようにしている常識人間特急的な部分が垣間見えますよね…

グッズもべらぼうであり…

 なんてこった!公開前からムビチケやフライヤーデザインに惚れていた私であるが、それもそのはず監督が手掛けていたからであったッ!舞台挨拶を聞いていれば傷や画質の荒さを出すために出力と印刷を繰り返しているなんて…

藤井亮『大長編 タローマン 万博大爆発』2025年、
ポスターAタイプ
藤井亮『大長編 タローマン 万博大爆発』2025年、
ポスターBタイプ


 普段は実用性を鑑みてグッズをあまり買わない私が、コンプリートする勢いでグッズを買い進めてしまった。どうやらグッズ展開は本作が公開している間だけみたいなので是非迷っている方々は後悔しないように購入していただきたい🌞
 過去作のBlu-rayも買ってしまった📀

集中できぬ舞台挨拶

 こんなに監督の話に集中できない舞台挨拶が今まであっただろうか、いや、無い。と言うほどにタローマンがスクリーン内を縦横無尽に駆け巡る。その姿を追うのに精一杯で、監督の話に集中しようものなら目の前に佇む巨人、タローマンである。
 息づかいを感じることができるほど近いタローマンの迫力は計り知ることができず、その姿を追うことしか私にはできなかった。
 ジャパンプレミア言うて、先行上映会で体験した1回目の舞台挨拶は初めての体験に身を任せているとあっという間に終わってしまった。映画を観終えた私からしたら当時の私が羨ましくて仕方がない、アツアツのメンバーも駆けつけてくれていた。当時ミリしらだった私ですら錚々たる面々なのが分かったし、周囲の熱量に感動して半泣きであったほどに素敵空間であった。
 2回目の舞台挨拶は公開当日の22日。タローマンが不可解な動きをするのはわかっていたからちゃんと構えて、監督の話を聞こう!と思ったらやっぱりタローマンの動きは魅力的で目を奪われる。そこで気がついた…監督の目もタローマンを追い続けているッ!

しっかり写る写真があまりにも少なくて。

 最速上映に参加した私ですが、ファイナルにも参加した私です。初めてのマサラ上映…こんなに紙が舞うとは思わず!もう荷物も靴も埋まりました^_^

床の紙吹雪に埋まり、風来坊に埋められるタローマン🎉

 最前列に紙吹雪を飛ばすのが頗る上手な殿方がいらっしゃって、もうそれがエンターテイメントパフォーマンス。紙吹雪を綺麗に飛ばすには技術が必要なのですね。彼は何処でその技術を磨かれたのでしょうか…。場面によって色までも変えていて本当にプロフェッショナルを感じた次第です✨
 応援上映と言うものの初めてで、皆がどのシーンでどんなことを思っているのかが知られてとても愉快でハッピー!映画泥棒と映倫から応援が始まっていて大変楽しかったです。中年隊員が借金を取り立てられているシーンで、お金がないと中年隊員が言うた後に「私もー!」と叫んでいた姫君がいらっしゃって、私もー!と私も叫びました💸
 本編中なのに幾度となく登場するタローマンと地底の太陽が愛おしくて、本編に集中できない上映会が実現してしまうこのコンテンツ、本当にすごい。タローマンを照らす地底の太陽の図が魅力的でした🪬🌞🪬
 入場者特典もサカナクションの新宝島に乗せて登場した一向も、応援してはいけない応援上演も宝物です🐟

新宝島を遂行する一向。キュートすぎる!


まとめ

 一夏どころか私の人生に大きく爪痕を残したタローマンは上映が終わっても私の中で存在感を大きく放っています。そうだろ?
 3月末には円盤が発売されるし、8月22日にはまた109エキスポシティで上映されるみたいなので、心にタローマンを宿して生きていこうと思います。
 「うまくあるな、きれいであるな、ここちよくあるな」何かを決断するときに色々迷ってしまいがちですが、この言葉が私の背中を押してくれるのです。今の所この言葉に従って後悔したことはありません!!!体力がある今のうちにこの言葉を軸に経験値を上げまくろうと思います🕺🏼

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