UGREEN NASync DXP4800 PlusにおすすめのSSD|NVMeの選び方・容量・互換性リスト【初心者向けガイド】2026年最新版
UGREEN NASync DXP4800 Plusは、10GbE(10ギガビットイーサネット)に対応したパワフルなNASです。そのポテンシャルを最大限に引き出すために欠かせないのが、M.2 NVMe SSDです。
SSDを追加すると、
SSDキャッシュ:HDDの弱点であるランダムアクセスを補い、システム全体のレスポンスを高速化
SSDストレージ:10GbEをフルに活かした、爆速のデータ保存領域を構築
ができます。
しかし、NAS用のSSD選びはPC用とは少し違います。「一番速い規格(PCIe 4.0 / 5.0)を買えばいい」というわけではなく、発熱、耐久性(TBW)、電力効率のバランスが重要です。特に公式ではPCIe 4.0 SSDが非推奨とされているため、慎重な選択が求められます。
この記事では、UGREEN NASync DXP4800 Plusの性能を120%引き出すための、
DXP4800 PlusにおすすめのSSD厳選モデル
失敗しない選び方のポイント(TBW / DRAMキャッシュ / PCIe世代)
UGREEN公式の互換性リストと注意点
を分かりやすく解説します。
HDD・RAID・UPSも含めた全体の選び方はこちらの記事もあわせてどうぞ。
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DXP4800 PlusにおすすめのSSD(結論)
UGREEN NASync DXP4800 Plusには、M.2 NVMe SSDスロットが2つ搭載されています。このスロットにSSDを取り付けることで、
として活用することができます。
DXP4800 Plusで使うSSDは、次の条件を満たすものを選ぶと安心です。
M.2 NVMe 2280
ヒートシンクなしモデル
PCIe 3.0 または低消費電力のPCIe 4.0
耐久性(TBW)が高いSSD
おすすめSSD:
【NAS用途で最強の安心感】WD Red SN700 NAS専用に開発された、書き込み耐久性(TBW)が非常に高いモデル。キャッシュ用として24時間酷使しても安心です。
【究極の性能を求めるなら】Samsung 990 PRO 圧倒的な人気を誇るフラッグシップ。品質と速度の妥協をしたくない方に。
【名作の後継・最新バランス】Samsung 990 EVO Plus 長年愛された「970 EVO Plus」の良さを引き継いだ最新モデルです。970よりも速くて省エネ。バランスの良さで選ぶならこれが正解です。
【新世代の低燃費モデル】WD Blue SN580 最新のGen 4ながら消費電力が低く、価格もリーズナブル。発熱を抑えつつコスパ良く揃えたい方に最適。
DXP4800 Plusで使えるSSDの条件と選び方
DXP4800 PlusでSSDを選ぶときは、次の5つのポイントを確認してください。
1. M.2 NVMe 2280を選ぶ
DXP4800 Plusで使えるSSDの規格はM.2 NVMe 2280です。NVMeは現在主流の高速な接続方式で、2280はSSDのサイズ(幅22mm / 長さ80mm)を表しています。見た目が似ているSATA接続のM.2 SSDは使えないので注意してください。
2. ヒートシンクなしモデルを選ぶ
DXP4800 Plusは、本体の底面パネル自体がヒートシンク(放熱板)として機能する設計になっています。そのため、厚みのあるヒートシンク付きSSDは物理的に干渉して装着できません。必ず「ヒートシンクなし(基板のみ)」のモデルを選びましょう。厚みのあるラベルが貼られている場合は、剥がしてから装着するよう公式でも案内されています。
3. PCIe世代と速度の考え方
SSDにはPCIe世代(速度の規格)がありますが、DXP4800 Plusにおいては最新の超高速モデル(Gen 5など)は必要ありません。
PCIe 3.0 (Gen 3):最大約 3,500MB/s
PCIe 4.0 (Gen 4):最大約 7,000MB/s
PCIe 5.0 (Gen 5):最大約 14,000MB/s
DXP4800 PlusはLANポートの速度(最大1,250MB/s)がボトルネックとなるため、PCIe 3.0の速度ですら十分すぎるほどです。公式がPCIe 4.0以上を「非推奨」としているのは、性能を活かしきれないだけでなく、発熱と消費電力を抑えてNASの安定性を高めるためです。
4. SSDの耐久性(TBW)も確認する
TBW(Total Bytes Written)はSSDの書き込み耐久性を示す数値です。特にキャッシュ用途では書き込みが頻繁に発生するため、できるだけTBWが高いものを選ぶと安心です。
1000TBW以上(1TBモデル換算):キャッシュ用途でも安心して長く使えます。
600TBW前後:ストレージ(保存用)として使うなら十分なスペックです。
5. DRAMキャッシュ搭載SSDがおすすめ
大量のデータを処理するNASでは、読み書きが安定するDRAMキャッシュ搭載モデルが推奨されます。キャッシュレス(DRAMレス)モデルは安価ですが、高負荷時に速度が低下しやすいため、安定性を重視するならDRAM搭載SSDを選びましょう。
SSDの2つの使い方:キャッシュとストレージ
DXP4800 PlusにSSDを入れるとき、使い方は「キャッシュ」か「ストレージ」のどちらかを選びます。
1. SSDキャッシュ(HDDをスピードアップさせる)
HDD(ハードディスク)の「動きが少し遅い」という弱点を、SSDが助けてくれる設定です。
いいところ:保存した写真を見るときや、パソコンからファイルを送るときの待ち時間が短くなります。
注意点:データの書き換えがたくさん行われるので、耐久性が高い(たくさん書き込める)SSDが必要です。また、データが消えるのを防ぐために、2枚のSSDをセットで使うのが基本です。
2. SSDストレージ(高速な保存スペースを作る)
SSDを1つの「とても速い保存場所」として使う方法です。DXP4800 Plusの強みである「10GbE(とても速い通信)」を一番活かせる使い方です。
いいところ:パソコンの中にあるSSDを使っているのと同じくらい、サクサク動きます。
10GbEとの相性:通信がとても速いので、NASにある動画をそのまま編集してもカクカクしません。
どっちのプランにする?
【プランA】全体の動きを速くしたいなら「キャッシュ」 写真や書類の保存がメインなら、こちらが一番安心です。WD Red SN700のような、24時間動かし続けても壊れにくい「NAS専用」のSSDがおすすめです。
【プランB】特定の作業をめちゃくちゃ速くしたいなら「ストレージ」 動画編集をしたり、アプリを動かしたりしたいならこちらです。とにかく速いSamsung 990 PROや、相性が良くて安心なSamsung 990 EVO Plus、安くて熱くなりにくいWD Blue SN580などが人気です。
SSDの容量(サイズ)はどう選ぶ?
500GB:キャッシュで使いたい人向け
キャッシュ用なら500GBでも十分な効果があります。
こんな人に:費用を抑えたい人。家族で写真を見るのがメインの人。
おすすめ:壊れにくくて安心なWD Red SN700。
1TB:迷ったらこれが一番!
キャッシュとしても、ストレージとしても使いやすい、一番バランスが良いサイズです。DXP4800 PlusはM.2スロットが2つあるので、1TB×2枚でキャッシュとストレージを使い分けることもできます。
こんな人に:迷っている人。長く使いたい人。
おすすめ:キャッシュならWD Red SN700。ストレージならSamsung 990 EVO PlusやWD Blue SN580。
2TB以上:動画編集やアプリを動かしたい人向け
SSDの中に直接データを保存して、バリバリ作業したい人向けのサイズです。
こんな人に:4K動画を編集する人。たくさんのアプリを動かす人。
おすすめ:とにかく速いSamsung 990 PRO。10GbEの速さを一番活かせます。
おすすめのセット:
【プランA】NAS全体をキビキビさせたいなら
使い方:キャッシュとして使う
セット:WD Red SN700を2枚
理由:24時間ずっと動かしても壊れにくく、データの書き換えにとても強いからです。
【プランB】特定の作業をめちゃくちゃ速くしたいなら
使い方:ストレージとして使う
セット:Samsung 990 PROなどを2枚
理由:読み書きが圧倒的に速く、重い動画の編集もストレスなくできるようになるからです。
DXP4800 PlusにおすすめのSSD(性能別)
NAS用途におすすめ(安定・高耐久)
WD Red SN700
ヒートシンク:なし/PCIe:3.0/TBW:2000TB(1TB)/DRAM:あり
特徴:一般的なSSDよりも寿命が数倍長く、キャッシュ用途で使うならこれ一択と言えるほど安心感があります。
Samsung 990 PRO
ヒートシンク:なしモデルあり/PCIe:4.0/TBW:1200TB(2TB)/DRAM:あり
特徴:世界中で一番人気があるモデルの一つで、品質がとても安定しています。
Kingston KC3000
ヒートシンク:なし/PCIe:4.0/TBW:1600TB(2TB)/DRAM:あり
特徴:高性能でありながら、データの書き込み寿命がとても長いのが特徴です。
コスパ・バランス重視
Samsung 990 EVO Plus
ヒートシンク:なし/PCIe:4.0/TBW:600TB(1TB)/DRAM:なし
特徴:長年愛された970 EVO Plusの良さを引き継いだ最新モデル。今から選ぶならこちらがおすすめです。
WD Blue SN580
ヒートシンク:なし/PCIe:4.0/TBW:600TB(1TB)/DRAM:なし
特徴:消費電力が少なく、あまり熱くなりません。「迷ったらこれ」と言える定番です。
Lexar NM790
ヒートシンク:なし/PCIe:4.0/TBW:1000TB(1TB)/DRAM:なし
特徴:安いのに性能が高く、寿命も長い。コスパ重視だけど壊れにくいものを探している方におすすめです。
NAS専用SSDは必要?
結論としては、必須ではありません。
Samsung 990 PRO や WD Blue SN580 などの一般向けSSDでも、DXP4800 Plusで問題なく使用できます。
ただし、次のような場合はNAS専用SSDを選ぶメリットがあります。
SSDキャッシュを長期間使う
書き込み頻度が多い
24時間稼働のNAS
このような用途では、WD Red SN700 のようなNAS向けSSDが安心です。
DXP2800 SSD互換性リスト
DXP4800 Plusでは、一般的なM.2 NVMe 2280 SSDを使用できます。以下は実際に動作確認されているモデルです。互換性リストの最新情報は、UGREEN公式サイトをチェックしてください。
Samsung
Samsung 970 EVO Plus(500GB / 1TB) PCIe:3.0/TBW:300TB(500GB)/ 600TB(1TB)/DRAM:あり
Samsung 990 EVO Plus(1TB / 2TB / 4TB) PCIe:4.0 / 5.0/TBW:600TB(1TB)/ 1200TB(2TB)/DRAM:なし
Samsung 990 PRO(2TB / 4TB) PCIe:4.0/TBW:1200TB(2TB)/DRAM:あり
Samsung 9100 PRO(1TB / 2TB / 4TB) PCIe:4.0/DRAM:あり
Western Digital / SanDisk
WD Blue SN580(1TB) PCIe:4.0/TBW:600TB/DRAM:なし
WD Blue SN5000(500GB) PCIe:4.0/TBW:300TB/DRAM:なし
SanDisk SN850X(1TB) PCIe:4.0/TBW:600TB/DRAM:あり
SanDisk SN8100(1TB / 2TB / 4TB / 8TB) PCIe:4.0/DRAM:あり
Kingston
Kingston NV3(1TB / 2TB / 4TB) PCIe:4.0/TBW:320TB(1TB)/DRAM:なし
Kingston KC3000(2TB / 4TB) PCIe:4.0/TBW:1600TB(2TB)/DRAM:あり
KIOXIA
KIOXIA EXCERIA G3(1TB) PCIe:4.0/TBW:600TB/DRAM:なし
KIOXIA EXCERIA PLUS G3(2TB) PCIe:4.0/TBW:1200TB/DRAM:なし
Crucial / Lexar / ADATA
Crucial P3 Plus(500GB / 1TB) PCIe:4.0/TBW:150TB(500GB)/ 300TB(1TB)/DRAM:なし
Lexar NM790(8TB) PCIe:4.0/TBW:6000TB(8TB)/DRAM:なし
XPG GAMMIX S70 Blade(1TB) PCIe:4.0/TBW:740TB/DRAM:あり
SK hynix / Solidigm
SK hynix Platinum P41(1TB) PCIe:4.0/TBW:750TB/DRAM:あり
Solidigm P44 Pro(2TB) PCIe:4.0/TBW:1500TB/DRAM:あり
その他の動作確認モデル
TeamGroup G50(1TB):PCIe 4.0 / DRAMなし / TBW 600TB
HP FX700(2TB):PCIe 4.0 / DRAMなし / TBW 800TB
BIWIN NV7200(1TB / 2TB):PCIe 4.0 / DRAMなし
ORICO Y7000 PRO(1TB):PCIe 4.0 / DRAMあり / TBW 600TB
SAN ZANG S7000(2TB):PCIe 4.0 / DRAMなし / TBW 1200TB
Netac NV3000(250GB):PCIe 3.0
Fanxiang S500PRO(256GB):PCIe 3.0
まとめ:DXP4800 Plusを120%活かすSSD選び
UGREEN NASync DXP4800 Plusでは、M.2 NVMe SSDを追加することでパフォーマンスを大きく向上させることができます。
SSDの主な使い道は2つです。
SSDキャッシュ:HDDの読み書きを助けて、NAS全体の動きをキビキビさせる
SSDストレージ:10GbEの速さを活かして、動画編集などの重い作業を爆速にする
失敗しないSSD選びのポイントはこの4つです。
M.2 NVMe 2280
ヒートシンクなしモデル
PCIe 3.0 または低消費電力のPCIe 4.0
TBWが高く、DRAMキャッシュ搭載モデルが理想
迷ったら:
NAS用途:WD Red SN700
高性能:Samsung 990 PRO
最新バランス:Samsung 990 EVO Plus
コスパ:WD Blue SN580
HDD・RAID・UPSも含めた全体的な選び方はこちらの記事もあわせてどうぞ。
