ゆるめる5月にしたい。あえて計画をたてない休日の過ごし方
なんだかバタバタしているうちに、3月、4月が足早に過ぎてしまった。
仕事やプライベートで大きな変化はなかったものの、周りの人が異動したり、仕事が繁忙期に入ったり。
何もなくても春という季節は「何か動かなきゃいけない」という正体不明の焦燥感を運んでくる。
気付いたら2026年の3分の1が終了していた。
季節の移ろいや、自分や家族の体調の変化、目の前の景色。そういったささやかだけど大切なものに、あまり気持ちを向けられていなかった気がする。
5月は、もう少しゆるめたい。
余白というと大げさだし、元々マイペースではあるのだけど。
とりあえず、一日何も予定のない週末をつくって、とにかくのーんびりすることに決めた。
いつもなら早起きするけれど、今日は10時頃までベッドでごろごろして、ひたすらにSNSを眺める。普段なら罪悪感を覚えるような時間も、「好きなだけいいよ」と自分に許してみる。
ふと窓の外を見ると、明らかにぽかぽか気持ち良さそうな天気。
近所の海へ歩いて行って、ひとりピクニックをすることにした。
海の近くに住みたくてわざわざ今の家に引っ越したのに、最近行けてなかったな。
道すがら、目に飛び込んでくるのは木々の鮮やかな緑の葉っぱ。瑞々しさが伝わってくる。これまで「好きな季節は?」と聞かれたら、過ごしやすいし自分の誕生日もあるから秋と答えていた。でも、今日から新緑の5月がいちばん好きって答えようかな。そう思うくらい気持ち良い日。


5月の明るい光を体いっぱいに受けながら、本を読む。
地べたに座るっていいなぁ。砂の柔らかさを感じる。いつもより目線が下がって海がぐっと近くに感じられる。

最初は日陰にいたけど少し肌寒くなって、日向にマットをずずっと移動させる。太陽の光を全身に受けて、すぐに体がぽかぽかあったかくなる。
マットに寝転がって、本のつづきをめくる。
時折、貝殻を探して歩く親子や、ゆっくり散歩するおじいちゃんが通りすぎていく。同じように浜辺で日向ぼっこをする人もいる。
誰もがただ、そこに流れる穏やかな時間を分かち合っている。
自分の人生のなかの幸せのシーンを絵に描くとしたら、今日がそのひとつなのかもなぁと思った。
幸せは、どこか遠い場所にあるのではなく、日常の中にあるもの。
ただ、その時間を自分に許せるかどうか。 それだけのことなのかもしれない。
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