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非日常と日常がまじりあう旅

わたしにとって、旅は“非日常”です。

仕事や日常から離れて、パスポートを片手に飛行機に乗り、知らない街を歩く。特に大学生の頃、旅に夢中になり始めたわたしは、観光地をめぐることが旅の醍醐味だと思っていました。

でも、35か国ほど旅をする中で、少しずつ感じ方が変わってきました。

観光地を訪れるのももちろん楽しいけれど、ふと立ち寄った市場やカフェで、現地の人の暮らしをぼんやり眺めているとき。そんな何気ない時間の中で、心がじんわり満たされている自分に気づいたのです。

非日常の中にある“日常”こそ、いちばん心を動かされます。

たとえば、今年のゴールデンウィークに訪れたウズベキスタン。

「青の都」と呼ばれるサマルカンドでは、モスクの美しさに息をのみました。けれど、いちばん最初に思い出すのは、朝のバザールの光景です。

フルーツや野菜、ナッツ、はちみつがカラフルに並び、地元のお客さんが店の人とにぎやかに話している様子。

にぎやかな朝のバザール(ウズベキスタン・サマルカンド)


そんな喧噪の中に身を置いていると、肩の力がすっと抜けて、「ああ、今日も世界はちゃんと動いている」と、ほっと安心する気持ちになりました。

結局、私は日常や暮らしが好きなんだと思います。
YouTubeでライフスタイルやインテリアを発信している方のチャンネルを見たり、ライフハックを試して日常をアップデートすることが好きです。

だから旅先でも、誰かの日常にふっと触れられる瞬間に、いちばん惹かれます。

非日常の旅を楽しみながら、わたしが本当に大切にしたいのは、やっぱり毎日の積み重ね――そんな風に、旅に出るたび感じます。

わざわざ時間とお金をかけて旅をして、最後に「日常って、やっぱりいいな」と思って帰ってくる(笑)。

でも、それは非日常の場所に身を置いたからこそ、より実感できることなのかもしれません。

誰かの暮らしにふれて、自分の暮らしを見つめ直す。それは、旅の中で出会う、とても大切な時間です。

朝散歩して偶然立ち寄ったカフェ(ウズベキスタン・タシュケント)



今回初めて訪れたウズベキスタン。地図上でどこかも最初は分かっていませんでしたが、人は優しく、物価も安く、ご飯も美味しくて…とてもおすすめです!

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