終わらない吸光度測定| なつめの泥臭ハッピー薬学部ライフ |note
(1131字)
数ある薬学部の実習の中でも、私が一番憂鬱になるものがあります。
それは、吸光度測定。
今回は、そんな終わらない、吸光度測定地獄のお話。
吸光度とは
吸光度とは、ある物質が光をどの程度吸収するかを表す値です。
例えば、虹は色によってどの波長の光を吸収するか、つまり吸光度が異なります。
How to 吸光度測定
試料溶液を準備
測定したい物質を溶媒に溶かして、適切な濃度の溶液を作る
ブランク(Blank)を用意、測定
ブランク(何も溶かしていない溶液)の吸光度を測る
機器のゼロ点(基準)を合わせる
試料溶液の吸光度を測定
データ解析
検量線というグラフを書いて色々考察する
吸光度測定は面倒臭い
これだけ聞くと、簡単そうに見えるかもしれません。確かに、難しくはないです。ただ、吸光度測定の恐ろしさは別のところにあります。
圧倒的数です。
吸光度は基本、一つだけ測るということがありません。濃度違いの溶液をいくつも作って、それぞれ吸光度を測る。
つまり、同じ作業を何度も何度もやらなけれなばらないということ。
パンパンパンパンパンッ!
吸光度を測るためにかなり面倒臭い作業が必要です。
セルという小さな入れ物に試料を入れて機械にセット
→溶液を捨てて、水で洗浄
→セルを逆さにして叩き、水分を出しきる
→次の試料を入れる
この、水分を出し切るパートが大変なんです。計測中はどこもかしこもパンパンパンパンパンッ!っと、セルを叩く音がしています。
多少なら残っていてもいいじゃないかとも思うのですが、そうすると結果に影響してしまいます。
ただでさえ、吸光度測定では濃度が重要。その上、小さな単位で測っているので、一滴の水が与える影響は小さくありません。
結果、パンパンパンパンパンッ!となります……。
「美しくないですね」
そうやって、苦労した測定が実を結ぶかが分かるのが、検量線作成。
上手くいけば、結果をプロットした点を結ぶと、一直線になります。上手くいけばね。
様々な要因で、この検量線はいとも簡単にガタガタになります。
先生に、「美しくないですね」と言われます。
考察は書きやすいですが、虚しくはなりますね。
さいごに
泣き言を言いましたが、別に吸光度測定が悪いわけではありません。私は細かいことが面倒なB型ですから、吸光度測定とは相性が悪いというだけ。それが好きな人もいますしね。
研究室に入って、吸光度測定から解放された今は、伸び伸びとしています。
やっぱり相性って大事ですね。
〜最後まで読んでくださりありがとうございます
よかったら「スキ」「フォロー」も押してもらえると嬉しいです🐾〜
