出版への道。脱・固定概念...!ゴール不在で走ったって何の意味もない
「いつか」で終わらせたくなくて「ブックオリティ出版ゼミ」に入り、出版社が決まったのが2021年の1月。
打ち合わせを重ねて、原稿も書いてはいたけど、イマイチ本の軸が定まり切っていないのです。
そもそも、この本が売れるのかな?(売れないよね)ってじぶんが思ってしまっている…。
SNSのフォロワーが何万人、著名人じゃないからもっと数字が必要だと言われて、その度に落ち込みました。
「そんなのわたしが一番わかってる…..!」って泣きたくなるのを堪えるじぶんがいました。
もっと数字が必要だって、じぶんが思っているから、他人の口からそういう言葉が出てくるわけで。
いつも心の奥底でじぶんが呟いていたじゃない?
「このままじゃ売れないよね」って。
わたし、何のために本を出したかったの?
フォロワーを増やすことが目的じゃない。でも、売れない本は作ってもらえないし、じゃあ増やさなきゃいけないの?って葛藤でした。
noteをはじめたのも、もっとたくさんの人に知ってもらうためです。
正直、noteをはじめて本当によかったな、と心の底から思っています。
アドバイスをくださる方だって、悪気があって言ってるわけでないことは100も承知。むしろ、言いにくいことを(わたしの心の声を代弁して)言ってくださってることにとても感謝をしているし、信頼しています。
「笠原さんはとてもいい活動をされているし、発酵・健康・ていねいな暮らしなどキーワードを沢山もっているのだけど、なにかもう少しフックになる切り口が必要ですよね…」
と言われ、それはわたしが一番悩み続けてきたことでした。ごもっとも!!!笑
数字に振り回されてるじぶんがいるのです。
でも、ラブコール理論って言ってるとおり、数字がなくてもびっくりするようなご縁を数えきれないほど得てきました。
フォロワーの数ではわたしより圧倒的に多い人だって、「本当にアクションを起こしてくれるファンは少ないから、なつみさんが羨ましい」と言われたこともあります。
だから、数字じゃないと思いたい自分と、やっぱり数字なのかなという間で右往左往しているじぶんがいました。
やっぱり数字ってわかりやすいじゃないですか。
というか、もう無意識的に判断してしまいますよね。じぶんは数字で判断されたくない、と思っているのに、他者を見たときに瞬間的に数字を見てしまうのです。
わたしって何のために出版したかったんだろう?
わたし、ただの料理教室ではないですよね、ってよく言われるんです。
そもそも、肩書きやカテゴリーで括られることにずっと違和感がありました。
あくまで発酵食や料理は、今のわたしにとってのツール。
自分らしい時間、目指したい暮らし、今が幸せだと思う生き方に共感・共鳴してくれる人と繋がり、みんなで幸せの循環をつくっていきたい。
まだ体験したことがないことを経験するための、道を指し示してくれるコンパスのような存在が料理です。
先日、東京にリュウジさんの話を聞きに行って、「youtuberだから俺は稼げてるんです」という言葉を聴いて、料理家とはこうであるべきって概念なんて要らないなって感じました。
ひとり一人の人間が細胞レベルで違うように、表現方法や、何が目的・喜びで、どんなことに夢中になれるのかどんなことでうまくいくのかは、違って当たり前だよねって。
料理家というジャンルに属していても細部を見れば同じ人なんて誰もいないし、正解なんてどこにもない。
「こうあるべき」なんて勝手に枠にはめてじぶんを苦しめていただけだって。
そして、わたしにとって出版は「出版という体験をしてみたい」のだと気づきました。
出版ゼミでたくさんの人と出会って、
「あなたみたいな人を探してた」って言ってくださる編集者に出会い、
学生時代にお世話になったライターさんとも再会できて、
noteも始められたし、
noteスタッフさん、リュウジさん、有賀さんにも会えて、
もうすでに楽しい体験と出会いをいっぱいもらえたなって思ったんです。
もちろん、もっとこの先の世界も見たいし、体験もしたい。
料理が連れて行ってくれるニューワールドを味わい楽しみたい…!
でも、その前に。
数字とか、著名かってことや「こうあるべき」みたいな固定概念と取っ払う必要がありました。
この概念がある限り、たとえ数字があって著名になったとしても上を見ればキリがない。
欲しかったのは『じぶんを信じること』でした。
わたし自身の過去と未来と今を、誰よりもわたしが信じ抜かなきゃダメだって…!
いつのまにか目的やじぶんの喜びが何かわからなくなって、ゴール不在で走ったって何の意味もない…!って気づけたんです。
やっと、じぶんの正位置に戻ってこれました。
自分らしい時間
目指したい暮らし
今が幸せだと思う生き方に
共感・共鳴してくれる人と繋がり、
みんなで幸せの循環をつくっていく。
これがわたしの望むことなんですから…!
