白血病が教えてくれた夢の叶え方_vol.6
2015年が始まり、退職前の有給消化に入るまでの7ヶ月間。

相変わらず倦怠感や眠気との戦いだったけれど、私にはいつも一筋の光が見えていました。
本に書いてあった通り、住む場所を変えて出会う人が変わったら、本当に人生が変り始めたのです。
そこからはもうあっと言う間。
2015年9月17日に入籍し、その月から12月まで宣言通り『空音遊』で住み込み丁稚を始めました。
私が、のりさんに言われた忘れもしない言葉があります。

”色々アイデアが浮かぶのはなっちゃんの凄いところだよ。
でも、全てを完璧に考えてから行動しようとすると、出来ない理由もたくさん頭の中で浮かんでしまうよね。
ずっと悩んでいるよりも、今一番ワクワクすることを、まずはやってみたらいいんだよ。”

こうして私は、恐る恐るながらも、初めてのワークショップを2015年11月に開きました。
旦那さんと義理の両親以外、殆ど知り合いがいないこの地で、まだ自分の家も無いし、どうやって?と思いましたが、様々なご縁と巡り合わせで、なんとか無事に4名集めて開催することが出来たのです。
その時の喜びは、何にも変えがたかった。

そして12月に開催した時は7名も集まって驚きでした!
ずっと悩んでいるよりも、今一番ワクワクすることをしたら、やっと『私のキラキラはこれだ』と実感することが出来たのです。

2016年3月
いよいよ仮住まいで、レッスンを始めました。
1レッスン2名の小さな教室で『発酵食料理教室 ふんわり糀家』という屋号もこの時決めました。
口コミが口コミを呼んだのか、半年後には教室に通ってくださる方が50名以上になり、月8〜10日程度レッスンをこなしていました。
単発では伝えられることの限界を感じ、連続講座(Basic講座)を構想し始めました。

2016年12月
約半年かけて構築したBasic講座1期がスタート。
18名の生徒さまと約3ヶ月の学び。
今ではふんわり糀家を語るに欠かせない講座で、全国各地から350名超が受講をしてくれました。(2022年4月現在)
2・3期は、18名定員のところ予約開始1分で満席になり、『時報を聞いて募集開始時刻と同時に申し込みをしないと予約がとれない』と言われるほど人気の料理教室になりました。

2017年5月
婦人画報が選ぶ「夢の料理教室Best18」に選ばれました。
まさか私の教室が、あの婦人画報に載るなんて!!本当に信じられない出来事でした。
2017年6月
インストラクター養成講座1期がスタート。
これまでに35名の認定講師を輩出し、2022年4月からは8期生が講座受講中。今では全国各地に認定講師がおり、リアルとオンラインでふんわり糀家のレッスンを受講することができます。
2018年には初めて東京・表参道でレッスンを行い、2019年にはロンドンでの味噌作りレッスンも行いました。
2020年には台湾とパリでレッスンの計画が進んでいたのですが、新型コロナウイルスの感染拡大により、大きく働き方も生き方も変化せざるを得なくなりました。
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病気をキッカケに人生をガラリと変えた時のように、自分にとっての不都合・苦痛・不幸に思える出来事は「このままじゃダメ」というサインであり、大きく変化をすることができるチャンスなのだと思うのです。
病気になって料理教室をはじめてから、それまでのOL生活では絶対に出会うことのなかった沢山の人たちとのご縁をいただきました。
元々の私は特定の趣味も特技もなく、何かに夢中になっている人や職場以外に自分の居場所をもつ人たちを羨ましく眺めていました。
今となっては、発酵調味料や身体に優しい料理が好きな人や地元の良いものを広めたい人、自分の好きを仕事にして生きている人などを訪ねて旅をしたり、そこで食べたものや感じたことをブログやSNSで発信したりレシピのアイデアにしたりと、旅をすることでインプットとアウトプットの好循環が生まれるようになりました。
コロナの影響だって同じことが言えます。
オンライン化やリモート化のおかげで地方での暮らしはますます便利になり、香川県に住みながら全国・そして海外からも「ふんわり糀家の認定講師になりたい」と講座を受講してくれる方とのご縁が広がりました。
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「白血病が教えてくれた夢の叶え方」、いかがでしたしょうか。
病気との共存、お金の不安、人間関係の悩み、まったく経験のない仕事へのチャレンジ、その時の心境や金銭的なことも赤裸々につづりました。
誰しもに訪れる人生の転換期に、「えぃ!」と勇気をだして夢に向かって一歩を踏み出し、あなたが今よりもっと輝ける生き方のきっかけになれたら嬉しいです。

