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本屋さんでもSNSでもよく見かけていて気になっていた本を読みました。

有名な方なのに、全然知らなかったのですが、著者・佐久間宣行さんは「ゴッドタン」「あちこちオードリー」などの他、ドラマのプロデュースも手掛け、2021年4月にテレビ東京を退社。
独立後もまれに見る円満退社で、引き続きテレビ東京の番組プロデュースを続けているそうです。

「テレビ局のお仕事って、なんかハードそう。」

「私のような企業勤めの人間とは、縁遠い世界なんじゃないか。」

と勝手に思い込んでいたのですが、全然違ってました。

普通に企業勤めしている人にこそ読んでもらいたいと書かれていたのですが、まさにその通りの内容。

おもしろかったのは、何かと「コスパ主義」で考えられているところ。

きれいごとや、美学など抽象的になりそうなことも、「コスパで考えたら、こっちのほうが良くない?」と合理的に言い切る。だから分かりやすいし、すがすがしい。

ずるくていい

「ずるい」って、ネガティブな表現ですが、これをタイトルにしているのがいいなと思いました。

「ずるい」を辞書で調べてみると、

自分の利益になるようにうまく立ち回る性質である。

と出てきます。

サラリーマンをうまく活用する。

でも、会社にとって都合のいい人になる必要はない。

自分にとって利益があるかどうか?

コスパがいいところに、正しい努力をする。

一見すると、ずるく見えるかもしれませんが、佐久間さんのすごいところは、自分の利益を考えながら、周りがめっちゃハッピーになっているところ。

色々と真面目に考えすぎて、自己犠牲してしまうのではなく、まずは自分の利益を第一に考える。

ただ利益が、「お金」という意味ではなく、自分がハッピーであるかどうか、自分のやりたいことができるかどうか、自分が楽しいかどうか、と理解しました。

ご機嫌にみせる

最近の私は「ご機嫌」でいることに興味があるのですが、「ご機嫌にみせる」って発想がなかったので、おもしろかったです。

「ご機嫌にみせる」のは、コスパがめっちゃ良い。

笑顔でも、大きな声でも、でっかいリアクションでもなんでもいい。 とにかく楽しそうに働く。その姿を、まわりや上司にアピールする。 「やりたい仕事をやると、こんなにご機嫌に働くのか!」そう思ってもらえると、楽しい仕事を振られたり、任せてもらえるようになる。

人生で関われる人の数なんて知れている。 だったら自分の輝く姿を見せて、楽しく仕事をするほうが、断然トクだと思うのだ。

これって、めちゃくちゃ大事なんだけど、すっかり抜け落ちゃってたなと最近気づきました。

単純に、不機嫌な人と仕事をするより、ご機嫌な人と仕事をしたいと思います。

となると、相手と気持ちよく仕事ができて、パフォーマンスが上がる。いい仕事が回ってくる。お互いがハッピーになる。

ほんとにご機嫌じゃなくたっていい。

「ご機嫌にみせる」だけでいい。

チャンスのためにはイヤでも謝る

私は、謝るのが、苦手です。

なんでだろう?と思うと、単純に変なプライドが邪魔するんだと思います。

「だって、○○だから」と言い訳して、自分の悪いところを最小化してみようとしたり、誰かのせいにしてみたり。

これも、「会社のために謝るのは必要だ」という精神論じゃなくて、自分の利益のために、スパッと謝るのがコスパがいい。

だれだってミスをする。 だからうっかりミスをしたときは、素直に、誠意を尽くして、ただ謝る。 これに勝る「謝罪法」 はない。 謝るときは間違っても 保身の言い訳 を口走ってはいけない。

いっときの感情に流されず、どうすれば仕事がやりやすくなるか、チャンスを掴めるかをトータルで考える ということだ。

人とのご縁は、長期的なコスパで考える

いくつか、この本で繰り返しでてくる表現がありました。

その一つが、人とのご縁について。

ご縁は、短期的ではなく、長期的に何かにつながったらいい。ご縁がつながった成功体験がいくつもある佐久間さんだからこその考え方だなと思いました。

小さな仕事でも、だれかが必ず見ていてくれる。 だれかが評価してくれる。 だれにでもできる仕事を、いかに「自分にしかできない仕事」にして、信用を貯めてチャンスに変えるか。どうすれば「よくある雑務」を「自分の仕事」にできるのか。 その問いが、仕事をおもしろくする。

「サッカー部の女子マネージャーの手作り弁当を用意してこい」という雑用から、サッカーボールに見立てたおにぎりを作っていったら、このお弁当がメインとなったストーリーに変更されたエピソード。

ほかにも、仕事の依頼を断るときは、「すぐやる」。誠意を持って断る。これは縁を切らないことが、自分のトクになるから。

仕事は全部、縁からはじまる。 たとえそのときはご一緒できなくても、この先なにがあるかはわからない。 だから、 自ら縁を切らないコミュニケーションを心がけるべきだと思っている。

スピード感を大切に、断る場合も無視したことは一度もない。 「今回は残念だったけれど、また次も声をかけたい」。 そう思ってもらえる人が、結局、すべてを手に入れる。

立場に関わらず、誰にでも「フラット」な態度を心がけているのも、そっちのほうがコスパがいいから。

横柄な態度を取っていると、人に恨みを買ったり、協力してくれる人がいなくなったり、コストが大きくなってしまう。

だいたい、偉そうにするのとていねいに接するのでは、労力はまったく変わらない。 「おい、これやっとけよ!」 と、「悪いけど、これお願いできる?」 には、エネルギーの差なんてまったくないのだ。

仕事は、縁でできている。
いつ、だれと、どんな立場で再会を果たすなんてわからない。自分の人生を考えたら、どちらが「トク」かわかるだろう。

要領よく、自分もトクをして、周りもトクをする。結果的に自分も周りもハッピーになる。

ずるい!


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なつみっくす|著書『I型(内向型)さんのための100のスキル』 お読みいただき、ありがとうございます!もしよろしければ、「スキ」やシェア、フォローいただけると泣いて喜びます!ありがとうございます!