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人生を狂わせてくれてありがとう😊 アーケードゲーム 三国志大戦

人生を狂わされるような経験。感情。偏愛。
東京にきてから、結婚してから、子供ができてから。
日々に追われてしまい、忘れてましたが、問われて考えて、すぐにその存在を思い出しました。

わたしにとってそれはアーケードの「三国志大戦」
今は稼働終了していますが、「英傑大戦」って形で残っています。

プレイするたびにカードが出てきて。
そのカードが強ければ、それを使っていって全国のプレイヤーと戦う!って感じのゲームです。

今でこそ、スマホゲーム等でのオンライン対戦が当たり前になってますが、稼働当時は画期的でした。
だって、ようやくスマホがでだしたか?って時期。
まだまだガラケー全盛時代でしたから。
いままで、同じゲーセン内なら対戦可能なゲームはありましたが、他のゲーセンのプレイヤーと対戦なんて…。
「そんなことができるのか?」
って思ったもんです。

おそらくそーゆーの、初だったと思います。
なので当初は人気で、プレイするまで2時間待ち!みたいな、「ディズ◯ーかよ!」っていう現象もありました。
わたしは、友人たち誘われて始めたんですが。
そのうち、どの友人よりもハマっていってしまいました。

平日休みのお仕事をしてたからかもしれません。
人が少ない時間帯で、コツコツプレイし、カードを集め、腕を磨いていきました。

この時に、プレイヤー同士の交流というのもできたのは嬉しかったです。

何かにどっぷりハマった人にありがちですが。
『〇〇を学校の必須科目にすべきだ!』
『人生で大切なことは全て〇〇で学んだ!』
っていいますよね。
ドラクエしかり、ワンピースしかり、ポーカーしかり…。

かくいう、わたしも一時は真剣にそんな本を書こう!
と思ったもんです。

ただ、そんな時間があれば三国志大戦をプレイするって感覚だったので…。

カードを使って戦うわけですが、
カードにも兵種ってのがあるわけです。
代表的なのだと、
騎馬、槍、弓。
騎馬は槍に弱く、弓に強い。速い。
槍は弓に弱く、騎馬に強い。遅い。
弓は騎馬に弱く、槍に強い。普通。
など、ほかにもいくつかあるんですが。

あと、それぞれのカードのキャラが持つ計略があります。
強くなったり、相手を弱くしたり、雷を落としたり。

それらを考慮しながら、
カードごとのコストを計算して、自分のデッキを作るわけです。

このあたりは、今は他のゲームとかでもお馴染みにはなってると思いますが…。

デッキに、その人の個性がでます。
騎馬でガンガン行きたいのか、
槍でじっくり攻めたいのか、
弓で守りを固めたいのか。

計略にも今、明らかに強い計略があったりします。
そんな流行りに乗って、とにかく勝ちにこだわるのか。
好きなカード、キャラににこだわるのか。
気に入った計略にこだわるのか。

なので、三国志大戦の戦い方やデッキを見ていると、その人の傾向がわかったりもします。
ヒソカの「オーラ別性格分析」
みたいなもんですね。

これも「デッキ占い」みたいな感じで、本を書こうと思ったりもしました。動物占いってのが流行った時期だったからかもしれません。
もちろん、そんな時間があるのなら、一つでもプレイ精度を上げたかったので。
こっちは作ればなんか、面白いの作れたかも…。

とにかく延々とプレイし続けました。
ようやく普及しだしたスマホを駆使して情報を集め、現地のプレイヤーと、流行りの傾向や対策について語ったり、デッキ相談、カード交換なんかも積極的に行ったりしてました。

で?あなたの腕前は?
ってとこなんですが。
わたしがこのゲーム始めたのは、稼働してしばらくしてからだったのもありまして。
対人戦をしても、最初の方は負けまくりました。
たぶん、30連敗くらいは平気でしてたんだと思います。

わけもわからないまま、とりあえずプレイするスタイルに、周りの友人は若干ひいてたりしました。
普通はCOM戦やらで、カードが揃うのを待ったり、操作に慣れるってことをするようですが。
そんなの関係なしに、今思えばコスト計算もしっかりとせず、足りないまま対人戦してたりもしてました。

初勝利後も、さらに20連敗はしたかな?
それでもね。こんなに負けまくってもね。
このゲーム、楽しかったんですよ。

そんななか、ある日ようやく強いカードを引きました。
人生を狂わせたカードになります。
SR。曹操。3コスト。
その時は周りに友人たちもいて、どよめいていました。
そこで、ようやく先ほどのデッキの作り方の基本を学んだんです。
SR3コスト曹操ってのが、その時の全国一位の人が使ってたカードなんですね。
「覇王デッキ」って呼ばれてたんですが。
そのデッキを真似できるだけ真似して、
持ってないカードは友人たちに貰ったり、似たコンセプトのカードで対応。
立ち回りも、全体モニターで流れてる頂上対決で、全国一位の方のプレイが流れてる時に、必死でみて学びました。

するとね。
勝てる勝てる。今まで何をしてた?ってくらい勝てる。
勝てればこのゲーム、もっと楽しくなります。
で、ようやくこのゲームを深く理解するようになったんです。

8年?10年?
それくらいプレイし続けたなと。
おそらく、本気で取り組んだのは5、6年目まで。
最高位が206位だったかな?
ちなみに、100位以内だと、ランカーと呼ばれます。
この域になると、ランカーへの道も見えてきたんです。
その頃はほんと、病的で。
ほとんどの時間を、このゲームの戦略、デッキ等を考えて過ごしてました。
仕事と飯以外はこのゲームのことだけ考えてました。
いや、ほんと、大袈裟でもなんでもなく。
ランカーを目標にしようと思ったので。
その頃には友人たちはほぼ現役(?)を退いてました。
それでもプレイし続けてたんです。

そしてある日、そこに到達するにはこれだけお金とプレイ時間を捻出して3ヶ月。バージョンと環境が味方につけばなれる!
という、確信に近い手応えを持つまでに至りました。
ところがです。
生活環境がそれを許してくれませんでした。
ただでさえ、人生が狂ってた状況で、当時の彼女や仕事に致命的な影響を与えていたので…。
このままいけば、廃人だ!ってレベルも理解できたんですよ。言葉にするの、難しいですけれど。
普通の人から見たら、とっくに廃人だった可能性もありますが、ここで引き返さないといけないって。
これも確信に近かったです。
はじめの一歩や、修羅の門でいうところの「人と修羅をわかつ境界線」にたったんでしょうね。
そこで、わたしは人の道に戻りました。
ゆるりと楽しむ方向にチェンジしたんです。

その5、6年で使ったお金。
おそらくちょい高い国産車は平気で買えます。
特に最後の1年、ランカーを目指そうと思った年は酷かった…。

で、思ったわけですよ。
やっぱりランカーは廃人だと。
このゲーム。ランカーさんたちは、やっぱりみなさん、頭がいいです。
ゲーム脳っていうんですかね??
感覚でプレイするにせよ、理詰めでプレイするにせよ。
そういった頭脳ってのは必要ですから。

ただ、だからといって、必ず性格がいいとも限らないわけで(笑)
相手の嫌がることをするのが勝負に勝つ条件の一つでもあるわけですから。
そして、必ず社会的に成功してるわけでもないわけです(笑)
成功してたら、きっとゲーム、やってないですからね。
そのへんのプレイヤーさんたちの個性も面白かったりします。
とにかくも、本質的にはやっぱり廃人。

廃人って、やっぱり面白い人多いです。

今は、廃人たちも、YouTubeとかで配信してて。
それが面白かったりします。
いい世の中になってるなぁって、羨ましいです。
私たちの頃は、そこまで配信が一般的ではなかったですからね。
今、ハマってたなら、見られるかどうかは別にして、きっと配信してたでしょう。

さて、(ここでようやく)このゲームの面白さについて…。
基本的に対人戦ものなんで、ストⅡやら、スマブラやらが好きな人は好きなんじゃないかな?
ストⅡやら、スマブラが、相手をなぐるけるだけど、こちらは相手の城をなぐるってだけ。

カードのキャラが、三国志大戦なら三国志の登場人物が知られてるのはもちろん、マイナーな武将まで登場します。
イケメンから美少女まで多彩です。
三国志好きは絶対にハマります。
ただ、今はもう三国志大戦は稼働してないんですよね。

今は英傑大戦になってるんですが、
こちらも三国志に限らず、春秋戦国時代や、日本の戦国時代、幕末、平安、ヨーロッパの中世(アーサー王とか?)まで揃ってるので、歴史好きはやってみて損はないかもです。

今はそんなにお金もかかりません。
月に1万円あれば、充分遊べるかな?
溶けるのは時間だけ。
下手しても人生を狂わされるだけ。
わたしは狂わされましたが、後悔はしてません。
なにかに廃人になりかけるって経験は、糧になる…はず!

※もし将来、宝くじで何億円か当たったら。
たぶん、この系統のゲームを再開して最高齢ランカーを目指すことでしょう。

結婚してからは一切やらなくなりましたが、今も英傑大戦の頂上対決は毎日欠かさず見ています。
いつかくるはずの、その日のために。


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浩哉(hiroya) 主に進化心理学や、本の魅力を届けるためにnoteを書いています!面白い作品をさらに読んでシェアし続けるため、チップで応援していただけたら励みになります。