コーラのおまけに夢中になった昭和の記憶
子どもの頃、コカ・コーラのおまけには特別な魅力があった。
今のように、欲しいものをネットですぐ探せる時代ではない。
小さなおまけ一つが、子どもにとっては宝物だった。
覚えているのは、ストローを使った不思議なおもちゃ。
ストローに息を吹き込むと、その先に付いたコカ・コーラの形をした小さな模型の中を通ったひもが回り出す。
ただそれだけの仕掛けなのに、何度も試した。
「なぜ動くんだろう」
そんな疑問を持ちながら遊んでいた。
そして、もう一つ忘れられないものがある。
コカ・コーラのヨーヨー。
赤いボディにコカ・コーラのロゴ。
手に持つだけで、少し大人になったような気がした。
上手に戻ってくるようになると嬉しくて、学校帰りや友達との遊びで夢中になった。
今考えると、ただの小さなおもちゃだったのかもしれない。
でも昭和の子どもたちは、そんな小さなものから楽しみを見つけていた。
飲み終わった瓶のコーラ。
その後に残るおまけ。
そこには、今ではなかなか味わえない「ワクワク」があった。
コカ・コーラのおまけは、飲み物のおまけではなく、子どもの頃の思い出そのものだった。
