交通誘導警備員は目立たない。でも絶対に必要な仕事だと思う


交通誘導警備員は目立つ仕事ではない。

むしろ、何も起きずに終わるほど目立たない。
事故もない。クレームもない。現場も止まらない。
そういう一日ほど外から見れば
「ただ立ってるだけ」
に見えやすい。

でも実際は逆だと思ってる。

何も起きなかった一日は何もしていなかった一日じゃない。
何も起きないように誰かが全体を見ていた一日だ。



現場ではみんな自分の目的で動いている

交通誘導の現場にはいろんな人がいる。
• 歩行者は自分の目的地に早く行きたい
• 車は早く通りたい
• 自転車は自分のタイミングで抜けたい
• 職人は作業を進めたい
• 監督は現場全体を見たい
• 近隣の方は普段通り生活したい

みんなそれぞれの事情と目的で動いている。
それ自体は悪いことじゃない。
人は普通自分のことを優先して動く。

だからこそ危ない。

全員が自分の目的だけを見て動いたら現場は簡単に崩れる。
• 歩行者が穴に近づく
• 自転車が規制帯の隙間を抜ける
• 一般車が強引に入る
• 職人が作業に集中しすぎて第三者を見落とす
• 監督が通行止め対応までやって現場の中を見れなくなる

こういうズレが重なった時に事故は起きる。



だから誰かが全体の安全を見ている必要がある

交通誘導警備員の役割はここにあると思ってる。

歩行者を止めることでも車を流すことでもない。
もちろんそれはやる。
でも本質はそこじゃない。

全体の安全を見ること。
• 今どこが危ないか
• 誰が何を見落としてるか
• どこで事故の芽が出そうか
• 何を先に潰せばいいか

それをいち早く察知して事故になる前に潰す。
これが警備員の仕事だと思う。

交通誘導警備員って
目の前の人を動かす仕事に見えるけど、実際は
“事故の芽”を先回りして消す仕事だ。



警備員がいなかったら現場はもっと危ない

結論を言うと
交通誘導警備員って仕事は絶対に必要だと思ってる。

誰かがやらなければ世の中には毎日のように怪我や死亡事故のニュースがもっと増える。

それくらいこの仕事は“間に入ってる”。
• 歩行者と工事の間
• 一般車と現場の間
• 近隣と工事の間
• 職人と第三者の間
• 監督の視界の外側

その“間”を埋める人がいなくなったら、みんな自分勝手に動く。
悪意があるとかじゃなく、単純に自分の目的を優先する。
だから危ない。

警備員って何かを生み出す仕事ではない。
建物を建てるわけでも道路を直すわけでもない。
でも、それらを安全に進めるために必要な仕事だ。



目立たないからこそ価値が見えにくい

この仕事のやっかいなところは
ちゃんとやってるほど目立たないことだ。

事故が起きたら目立つ。
ミスしたら目立つ。
クレームが出たら目立つ。

でも、何も起きなかった日は目立たない。

だからこそ外からは
「なんでいるの?」
「ただ立ってるだけでしょ」
って思われやすい。

でも俺はその“目立たなさ”こそが価値だと思ってる。

警備員が目立たない日って
現場がうまく回ってる日だから。



誇りを持つべき仕事だと思う

交通誘導警備員って下に見られやすい仕事だと思う。
それは現実としてある。

でも、だからといって自分たちまでこの仕事を軽く見たら終わりだ。

この仕事は必要だし、意味がある。
しかもただ必要なだけじゃない。
誰かが本気でやらないと危ない仕事だ。

だから俺は交通誘導警備員という仕事に誇りを持ってほしいと思う。

派手じゃなくていい。
偉そうじゃなくていい。
でも
• 何を守っているのか
• 何のために立っているのか
• 自分の仕事が現場にどう繋がっているのか

そこは分かった上で立ってほしい。

その意識があるだけで見え方も動き方も変わると思う。



最後に

交通誘導警備員は目立つ仕事ではない。
でも、絶対に必要な仕事だ。

歩行者、車、自転車、職人、監督、近隣の方。
それぞれが自分の目的で動く現場で、
誰かが全体の安全を見ている必要がある。

危険をいち早く察知して事故になる前に潰す。
それが交通誘導警備員の役割だと思ってる。

だから、何も起きなかった一日は
何もしていなかった一日じゃない。

ちゃんと守れた一日だ。

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